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2020年4月7日火曜日

生きものに色をつけて、森をつくろう。おうちでね。

エトブン社タヌキツぬりえ シマリスカラス付き

新型コロナウイルスの影響で非日常のような日々、いかがお過ごしでしょうか。
こちら北海道では学校が始まったようですが、まだまだ心配。
テレビやスマホを見れば滅入る言葉も目にとまって、ああやだな。
そんな時はちょっと深呼吸して、
気分転換に絵を描いてみてはいかがでしょう。
描くのが苦手ならぬりえでも。
というわけで、
今まで描いた生き物たちの絵から線画をいくつか組み合わせました。
(知床財団記念誌、北海道博物館エゾシカ展、ほっかいどうイキモノートなど より
 お世話になったみなさん、一部使用いたします)
エトブン社熊ぬりえ
ダウンロードできる方はプリントして、どうぞオウチでお楽しみください。
よく見ると季節もいろいろ。線画に草花、虫や山や川を付け足して
みても楽しいでしょう。空に鳥を飛ばしてもいいかもしれません。
お好きな森に仕上げてください。
見ることしかできない方はこんな感じで好きな森を
描いてみてはいかがでしょう。

エトブン社鹿ぬりえ フクロウは見た


エトブン社森ぬりえ 木には葉っぱを

なかなか外出できない家族への郵便に同封してみようかな。
会わないことが正義な日々が無事に終わって
またみんなでワイワイ飲んで食べて大いにしゃべって
好きに旅に出かけられる日が早く戻ってきますよーに。

2020年1月30日木曜日

野付で三役揃い踏み。


ハクトウワシ(白頭鷲、Bald eagle、Haliaeetus leucocephalus
オジロワシ(尾白鷲、White-tailed eagle、Haliaeetus albicilla
オオワシ(大鷲、Steller's sea eagle、Haliaeetus pelagicus
毎日新聞(1月28日)の記事に掲載された、野付半島ネイチャーセンター長の藤井薫さんの写真が
衝撃的ですばらしく、参考にさせていただきました。

サム「ハロー」オジロ「(誰だか知らんが)かっこいい」オオワシ「(私のこと?)スパシーバ」

冬の道東で「ワシのなる木」は何度か目撃したことはあったけれど、
まさかハクトウワシまで仲間入りするとは。びっっくり。
撮影された藤井さんたちはさぞや驚いたことでしょう。
アラスカから飛んできたのかな。
オオワシやオジロ、カラスといっしょの
写真があったけど、なんとなくワシワシいっしょにいると安心するのか?

目撃された野付(のつけ)湾をのぞむ野付半島は
ほっそいエビが腰を曲げたような形の砂州。
浸食により年々景色が変わっているので、機会あるたびに見ておきたい場所。
年に2回の漁期だけ白い帆が並ぶ、
打瀬舟漁で捕れたホッカイシマエビはゆでが好み。

ああ、見に行きたい、イーグルサム。
北海道でワシワシワシ、三役揃い踏みのニュースでした。

2018年12月9日日曜日

ミミズクとフクロウ。


フクロウ科らしきものを散らばせたくなりました。
フクロウとミミズクの違いはなんだろうと
調べると、まあだいたい羽角があれば
ミミズク、ズクらしい。耳みたいなアレです
(彼らの耳は羽の中にあって、哺乳類のような
耳介は無く、穴だけ空いているように見える。
初めて見たときドキッとした)。
とはいえ、シマフクロウには羽角があるし、
アオバズクには無さそうだから
明確な違いはないのかも。
まあ今も昔もネーミングが世間を騒がすのだから
あまり気にしない方が平和なのか?


「フクロウとミミズク。」(部分)©︎エトブン社
十代の頃から樹々を見るとときどき、ものすごく細かい霧雨のような
何かが降り注ぐのが見えます。フィトンチッドか疲れ目か。
アレはフクロウたちにも見えているのか。


とはいえ、トウキョウトガリネズミのネーミングの由来は
気になって気になって。どうやら、エゾとエドを間違えただけ
というわかりやすい物語ではなさそうなんです。
この話はまた今度。

北海道だけでも10種くらいのフクロウが棲んでいます。
生息地で探すのは大変なので、図鑑と動物園で
違いを見てくださいな。
旭山動物園や釧路市動物園でコミミズクを見ると
個体差いろいろで同じ種類には見えないかも。顔が違う。
釧路のコミタンどうしてるかな。
フリーフライトは引退したそうだけど、
今度行った時、
どれがコミタンかわかるといいなあ。

2015年6月19日金曜日

ひっかかる植物。タヌキツネコ2号

ホップ(勿布、Humulus lupulus、和名セイヨウカラハナソウ西洋唐花草)


このホップは北海道からの贈りもの。
そもそも日本では北海道でしか自生していないようで、
関東の西日がモロに当たるベランダでは
伸びないかもと思っていたら、梅雨入りの現在
厳しい環境を勝ち抜いた苗が上の階に届かんばかりに育っている。

いつのまにかこのホップに尺取り虫がいっぴき。おや、かわいいの。
シャク・ユミコと名付け愛でている。いや、いた。
2〜3cmだったユミコはまるまると大きく育ち、
ケバだって食感が悪そうな葉をもりもり食べ、
5.5cmまで成長。尺取り虫のウンコがかなり存在感のある
黒いツブだということも初めて知った。
その後、ユミコは行方不明。
ウンコと食べかけの葉だけ残していなくなった。

考えられる可能性は
◎サナギになるため土にもぐった。
土にもぐることを初めて知る(ファーブルの森さんありがとう)
◎土にもぐったけど羽化できず…
◎鳥にやられた
など。
できれば目の前で羽化のシーンを見られるのが
ベストだけど、難しい気もする。
ちなみにいろいろ調べたところ、ユミコはヨモギエダシャクらしい。
アップで見るとオオムラサキみたいにキュートな顔ではなく
はやく人間になりたい妖怪人間ベロの頭部に似ている。
イモムシとしては立派な体躯だったけど、
蛾になったら割と地味で小さい姿のよう。
それでも晴れ着姿を見たいのが育ての親ごころ。

懸念すべきはこないだの出来事。
スズメが一匹チュンチュンチチチチと警戒声を
鳴らしながらベランダの手すりにとまった。
むむ。
すると手慣れた感じでベランダに降り、
ユミコがいたと思われる方のプランターの
土の上にチョン。
んん、なんだか前においしい思いでもしたかのような
行動じゃないか。

小鳥の中で一番好きかもしれないスズメ。
でもこのときばかりは無法者に見えました。

ホップは花芽をつけました。
うれしいな。

2015年5月18日月曜日

シッポ考。

このクマゲラの絵からはイマイチ伝わらなかったのだけれど
キツツキを見ると足だけではなく(指の向きもなかなか面白い)
しっぽの三点で体を支え、ガンガン土木工事をしているようだ
(脳震とうしないキツツキの頭の構造がヘルメットに応用された
らしいけれど本当かしら)。

しっぽで支えるといえばカンガルー。
彼らのボクシングは実を言うとキックボクシングでして、
というよりキックだけなことが多いように見えて、
その闘いを支えるのがしっぽ。
全体重がかかってるように見える野太い付け根。ちょっと
ゴジラを…というより、ゴモラに似ている気がした。

ヒトにもしっぽがあれば…と妄想するけれど、
もう「パコダテ人」という映画で描かれていたっけ。
あおいちゃんがカワイイ作品でしたな。

動物行動学の日高先生の本で、人間ほどおかしな哺乳類はないといった
話が書いてありました。なぜに毛がない?そして、なぜ猿では毛がないところに
毛があるのか?なんて。しっぽもない。いつごろ、どんな理由で退化したのか。
たまに先祖返りはあるらしいけれど。尾てい骨出ているヒトも
いますよね。

猫のようなしっぽが生えていたとすると、もうタテマエは
通じなくなりそう。あの方達は表情筋がない代わりに
しっぽで「イライラしているわよっ」とうったえますからね。
そうか。
ヒトは顔の表情で正面の相手に何かを伝える道を選んで進化したから
本心が出ちゃうしっぽは退化させ……んなわけないか。



2015年2月4日水曜日

冬の街路樹。

ナナカマド(七竈、Sorbus commixta

東京の東側で暮らすようになって「ちがうな」と
思ったのが街路樹でした。
冬になっても緑色。葉も落ちない常緑樹。
寒椿も咲くので冬でもカラフルなんですね。

かたや札幌。
住宅街の街路樹といえばナナカマド。紅葉し、落葉し、
赤やオレンジの実をつけます。
色と言えばこれくらい。雪が積もれば山はモノクローム。
ついでに人々の冬服冬靴もダークな色合いになりますので
こちらも東京に比べたら地味です。

コートの色合いはともかく、
ナナカマドのある風景は好きですね。
野鳥もやってきて実をついばみます。
常連はヒヨドリ。
こないだツガイかと思ったら相棒は冬鳥のツグミでした。
たまたまかな?ケンカもしないで一本の木で食事して
いましたよ。
ムクドリたちも見かけます。

札幌市内、12月。

この写真はそっぽ向いたカワラヒワですが(…あれ?冬もいるんでしたっけ?)、
雪と鳥と赤い実のある景色はいいものです。
カラスも絵になります。

七回かまどに入れても燃えないからナナカマド。
と言われていますが、樹木医さんとお話したときに
聞いてみたら
「いや、燃えますよ」
とのこと。そりゃそうだ。
とはいえ、他の木と比べると燃えにくいらしい。
たきぎの下に敷いて使われたのも確かナナカマドでしたっけ?
あれね、ちょっと大げさですよね、ネーミングって。
まあ、七とか八にしたい気持ちはわかります。
燃えにくいけれど強く太く数百年と成長する木ではないので
これらの街路樹も十数年で更新が必要になるのでしょう。
街の景色も少しずつ手入れされていくのかもしれません。


前に描いたイラストだけど、
ナナカマドは冬のモチーフとしてつい描いてしまいます。
アイヌ語でキキンニって呼ぶ地域が多いのでしょうか。
フランス語ではソルビエ。
今の北海道ならソコビエって聞こえちゃう(ただし室内は常春)。

JR Hokkaidoも2月号ですね。
先月はトマムのペンションに現れるキタイイズナのイーちゃんを紹介。
今年はまだ出没していないようで、オーナーさんたち
イーちゃんファンは待ち望んでいるようです。
今月号は、この連載にしてはめずらしく(とほほ)
主役の野生動物に会えました。折しも爆弾低気圧の余波が
ざっばーーん!と残っていた強風の日に
野鳥を探すっつーんですから。
何に会えたのか、ぜひ誌面でご確認ください。勇払原野周辺です。

さて、立春。でもまだ北海道は冬本番ですな。
しばれるわ。

2015年1月5日月曜日

実家の庭。

シジュウカラ(四十雀、Parus minor、pake-kunne 頭・黒い)

シジュウカラはオナカのネクタイ模様が目印。オスはネクタイが太い。
冬、札幌の実家は小鳥たちの通り道(というかチェックポイント)に
なっているようです。
それほど緑豊かな場所ではないけれど、公園、集合住宅の植木、
街路樹のナナカマドを経由してやって来ています。
ツツピー。
斥候のシジュウカラが1羽。
特にエサやりはしていないので各植木の枝や幹をチェック。
冬囲いの縄をチェック。
すると今度はヤマガラご一行が。針葉樹の枝の中、
となりのアパートの軒や換気口をチェック。
今朝はこんなもんでしたが
(ワタシがレンズを向けたら逃げられた模様)
これにゴジュウカラが続くことも。

鳥に詳しい方と森歩きしていたら(晩秋)やはり小鳥各種の
団体が横切っていきました。
アカゲラも混じって。
これは身を守るひとつの作戦とのこと。
ひとつの群れで行動することで
監視の目を増やすことができます。
種によってエサを探す場所(木の高さ)も変わるので
さまざまな場所を警戒できるという
良さもあるようですよ。

アカゲラ(左)は札幌駅北側の街路樹で見かけたことがあります。北大近いからかな。
エサ探しにいっしょうけんめいになる冬は
小鳥の来訪が楽しみ。
ムクドリもヒヨドリもカラスも上空にはトビも。意外に野鳥は
身近です。
スズメはなかなか庭まで入って来ないのだけど。

2014年6月13日金曜日

だんみつばめ。

ツバメ(燕、Hirundo rustica
ツバメを描こうとしていたら
なにやら色っぽいのが登場した。

この下描きちゃん、
「だんみつばめ」と呼ぶことにしよう。




ツバメは夏鳥。九州から北海道まで見られるようです。
軒先に巣が作られたら縁起良し。おめでとうございます。

2014年1月24日金曜日

見上げてごらんホシガラス。

ホシガラス(星鴉、Nucifraga caryocatactes)

せんじつ、我が家にホシガラスがやってきました。
飛騨高山のすてきな民芸品です。
いい色合いと星です。

ホシガラスを初めて見たのは(ていうかそれ以来見ていないと
思いますが)黒岳。
このインドアなワタクシが旭岳黒岳縦走にチャレンジしまして(無謀)
もうヘトヘトのフラフラになったときに
ハイマツの上を飛び回っていたホシガラスに元気づけられた
のでした(イイ話にしているのではなく本当に元気出た。
疲れた時は何かで気をそらすといいみたい。ドリフ的な
話ならなお良いそうですよ)。

こげ茶の体に白い星。
リアルに描いちゃうとツブツブフォビアにはたまらないので
加減が大切。飛騨高山さんはズバリ「星」を描いちゃってる。
これくらい思い切ったデフォルメを
してみたかったけれど、ワタシが描いたときはほどほど
リアルさも入れたかったのでこんな感じになりました。

2012年制作のカット
そんなきっかけで、
もういちど旭岳に取材に行って(ざんねんながら会えなかったけど)
「生き物の貯食を利用するハイマツ」の話を聞いたのでした。
ホシガラスのするどいクチバシで
カタイ種子をつついて割って埋めてもらう作戦。
植物はホント、戦略家です。軍師官兵衛です(見てないが)。
鳥にくわしく、生物の先生でもある磯さん、
その説はありがとうございました。

というわけで、ホシガラスにはちょっとした思い入れが
あり、この飛騨高山ガラスを見たら
思わず連れ帰ってしまったわけなのでした。

今頃、極寒の山で生き物たちはどうしているのでしょうね。

あ!

こんな感じですが本年もよろしくお願いいたします。

2013年7月9日火曜日

JR Hokkaido 7月号出てました。天売島でイキモノート。

おあつうございます。

江戸は梅雨、やうやう蒸されつつ、
また引きこもりがちかな。
(室内が水槽と化していたので、
エアコンを使用。ああ外に出る気がしない)

風流ですな。
あ、なんて言っている間に梅雨明けしたんですね。
猛暑に夕立、雷ゴロゴロ、情熱熱風がセレナーデでございます。

こんな季節は先日取材してきた羽幌町〜天売島が
思い出されます。春なのに船上ではダウン着てました。

貴重な連載なのにあまりこちらで
紹介していませんでしたが、
JR Hokkaido7月号ぜっさん乗車中です。
一部書店での取り扱いもありますが
ぜひ北海道の汽車(特急)の旅に出かけて
ゲットナウしてきてください。

今回の取材は天売島。
前にサロベツ湿原の取材に行く途中で羽幌の
「北海道海鳥センター」に立ち寄り、
その施設の素晴らしさとケイマフリの形状に魅了され、
いつかココと天売島を取り上げたい、ケイマフリ描きたい…と
ふつふつ思っておりましたら実現しました。わーい。
以下、誌面とあわせて見てもらえると
いいのですが…。
眺めのいい島。両側のボコボコは繁殖のためのウトウの巣。

ほぼペンギン的様相の海鳥たち。
北海道の西海岸、オロロンラインからも
オロロン鳥ことウミガラスが有名ですが、
ここを訪れる8種の海鳥がそれぞれに魅力的でした。
(この8種の種名を連ねるだけで本文の文字数
足りなくなりそうになったけど、ぜったいに全部
載せたかった…)

ボートからやっと見られたケイマフリ。

とくに、ケイマフリとウトウの体つきといったら!
海で暮らすために進化した形状なんだろうけど、
なんてキュートなオシリなの。
海にいれば安全。でも繁殖のために慣れない陸地に
上がらねばならない。
どてっ、ボテボテ、ボテ。
夜間のウトウウォッチングツアーに参加すると
巣穴に戻るウトウの不器用な着地に
どうも失笑してしまう。
でも、これが彼らの命がけの子育て。
見た目はかわいらしく、その生き様は必死。
ウトウからエサを奪うウミネコだって、それが彼らの
子育て術なのだ。悪者扱いはできない。

そんな島の生態系に新たに侵入してきたのが
誌面でも紹介した、猫たち。
くわしくはぜひこちらの
今回お世話になった海鳥センターの石郷岡さんの記事を…
「天売島の海鳥とネコ」
http://sapporo-wbsj.org/archives/3977

ここで、
今回の旅で出合ったネコレクション
(アド街の曲を思い出しながら…)。

まあまあ荒ぶる目つきで、
完全に猫ギャングな風貌なんだけど、
たくましく、海鳥を圧倒しつつ生きてます。
島では、鳥も猫も人も生きていく方法を検討しています。

今回の旅ではウミスズメ以外の7種を
見ることができました。
島内に35羽しかいない(それでも少しだけ増えてきた)
ウミガラスもなんとか1羽だけ発見。
ボートからは何羽も見られたケイマフリも、
世界的に見ればウミガラスより危機的な生息数。
地元では当たり前の光景が、
実は稀少なものだったりするのですね。
調査研究の人、地元の人、
地元を盛りたてる観光客。ぜんぶの連携が
必要だなあと感じた旅でした。

今度どこかで8種全部描きたいな。

今月の便乗。
なんと愛読している北海道の自然グラフィック誌ファウラの
特集も天売島でした!表紙の赤い足ちゃん、かわいいのう。
これ見た人がJR誌にも出合ってくれるといいなあ。

毎月そうなんですけどね、
今回もアポ取りから旅に出て帰ってくるまで
うれしい出会いがありましたよ。
とても誌面には書ききれなかったけど
滞在先の萬谷旅館のご主人のお話も面白かった。
以前から作品は見ていた天売在住写真家の
寺沢さんのガイドを聞けたのもうれしかったなあ。

あ、ちなみに、ウミガラスやケイマフリなどの
今の姿は夏羽。冬になると別人のようになります。
そんな変化も楽しいのです。


2013年3月26日火曜日

訂正。まぎらわしい問題

二つ前の「マニアな晩餐会」イラストの記事。
http://etobunshainyezo.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5.html

北欧神話に出てきます「世界樹」のことを
ユグドシラルと書いてますが、なんか違和感があって
しらべたら、ユグドラシルが正解でしたね。
失礼いたしました。

いまだにコミュニケーションとコミニュケーション(前が正解)も
うーん?って考えてから書いているし、
なおざりとおざなりの使い分けも微妙です。

「ラテのホットをトールでヘーゼルナッツシロップ追加で」
みたいなことは間違えないんですけどねえ。
まぎらわしいと言えばオオハクチョウとコハクチョウの
見分けもつきません。くちばしの黄色い部分の大きさが違う…
と聞いてもよくわからない…

って、あれ?

望遠だったのに見つかった。見られてました。
ってか、カモもいたのか。

2013年3月長都沼にて。


2013年3月19日火曜日

猛禽類のフライト。

タカ目 Accipitriformes フクロウ目 Strigiformes


桃の節句の日、千葉の関宿城近くで行われた
フライトフェスタ2013に行ってきました。http://bikervet.exblog.jp/19251369/

友人のファルコナー(鷹匠)マリコさんの日記で毎年見ていて
いつか行ってみたい!と思っていたイベント。
場の雰囲気だけで感激でしたよ。

競技にエントリーしてるハヤブサやオオタカたち。
エキシビションに参加するのか?場を彩っていた
フクロウやヒメコンドルなどさまざまな猛禽類と飼い主のみなさん。
飼育用の販売で展示されている猛禽たちもいて
眺めているだけで飽きません。
天守閣をぐるりとまわる鳥の美しいこと。
野生のトビやハイタカも様子を見に来ていました。

自分の中で一番盛りあがったのがハヤブサのスカイトライアル。

鷹匠の手から飛んだハヤブサがぐんぐん高く舞い上がり、
いい高さまで上がったら鷹匠がハトやキジを放ちます。
Stooooooooop!!!!
途端に空の点だったハヤブサが急降下。
獲物めがけてアタックします。

とはいえ、なかなか決まるもんじゃありません。
なかなか戻ってこなかったり、
高く飛ばなかったり。
そんな中で上手く決まると拍手喝采。
F1なみの速度なんだろなあ。

前に円山動物園でお勉強した知識だと、タカと鷹匠は
犬と飼い主のような関係にはなりません。
タカはなついているワケではなく
鷹匠を自分の猟場と思っているだけ。
おなかがいっぱいなら、言うことはききません。
ってことを知っていても、長年飼っているタカと鷹匠を
見ていると何かのつながりを感じてしまいました。
まあ、そういう見方をついしてしまうのが
人間なんでしょうけど。

風が強かったので残念ながら風切羽が風を切る音は
聞こえなかったけど、いやあ楽しかった。

マリコさんのご主人が手がけるstooperのブースで
すこし遊んで、
うっかりフクロウ飼育の夢まで見ましたよ。
まるでハリーポッターのロンが飼っている
ピッグウィジョンみたいな小さいフクロウが
いまして。小説では豆ふくろうと呼ばれていたけど
そいつはコキンメフクロウかと。
いやあ、ふてぶてしい感じが好みでしたね。


今は飼えないのでとりあえず描きました。


2013年1月26日土曜日

エナガとシマエナガ。

エナガ(柄長、Aegithalos caudatus
シマエナガ(島柄長、Aegithalos caudatus japonicus

エナガ、見かけた人はほぼ口角を上げ、
きっとタンコボキバジさんとて優しい目になると
思われるスズメ科の小鳥。
ワタシもお正月の円山で見かけて釘付けになりました。

細かいことを言えば、
本州で見かけるのがエナガ。
北海道にいるのは亜種であるシマエナガ。

両者とも「Sooooo Cuuuute!!!」といったメロメロ系の
かわいさなのだけれど、鳥好きの友人に言わせると
逆モヒカン模様のエナガと比べ、
真っ白しろすけのシマエナガの方がかわいいという。
(ピンと来ない方はぜひ画像検索を。無条件でかわいいです)

そんなエナガを愛でておりましたら
ふとエナガの頭の白部分が月代(さかやき)に見えてきました。

ちょんまげ頭にも見えなくもなくなくない。
すると、頭真っ白、後頭部から流れるような模様が入る
シマエナガが……

落武者っぽい……。

島えなが。
島ながし。

雪に耐える姿が無実の罪で落ちた侍に、
見えてきた。かも。
長いシッポは竹光(タケミツ)か。
がんばれ、シマエナガ。

いや、浪人と落武者がゴッチャになった妄想はともかく
冬の着ぶくれた鳥たちはかわいいもんですね。

そだ!
先日アップした「エゾシカ絵かきうた
http://etobunshainyezo.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html
一部に好評でございまして、
年賀状の余白に、メールのおまけ添付に、
力作が添えられておりましたよ。

近々、作品が集まりましたら
こちらで絵かきうた展覧会を開催したいと思って
おりますので
よかったらケータイでパシャッと撮って
送ってくださいまし。
自分を棚に上げた講評(たまに辛口あり)とともに
お届けします。

ま、数が集まらなかったらできないんだけどね。

2012年6月28日木曜日

ウヨロ、猫と牛と馬と森。

白老にあるウヨロフットパス。
環境トラストの方に案内してもらいましたよ。
イギリスの郊外のような牧草と牛と川のある風景。
手つかずの自然ではなく、ヒトの手が入った
里山風景。ヒトの暮らしが自然の営みに組み込まれている感じがして
好きですね。ヒバリが牧草地を激しく飛び交っていました。

その模様はいつかちゃんと紹介するとして…
フットパスといっしょに楽しみたい白老の魅力を教えてもらったのです。

そのほんの一部を写真メモ。

 白老といえば、白老牛。鹿もそうだけど、牛って…見るよね。
親御さんらしき方がニラんでらっしゃるようにも見えるけど。
フットパスでは牧草地の一角を含む場所を許可を得て
歩かせてもらいます。


同じ角度でボス猫。ウヨロのトラストの森近くがシマらしい。


この日は久しぶりのお天気。やはり木陰が良い模様。
さいきんこういう柄の猫見ないなあ。

子牛。ひそひそ。二本足たちがなんか見てるね。ひそひそ。


 フットパスでは老馬が余生を過ごす牧場も通りました。
お墓には馬頭観音。
中央で活躍した馬、私とそれほど変わらない歳の馬もいたよ。
おだやかな老後のようです。
あたりまえのように猫二匹。半分飼い猫らしい。半分少女、みたいな感じかしら。

 美馬ちゃんだなあ。と、思ったらブルルルルってヨダレ飛ばす勢い。



 ちょっと警戒。でも逃げたくはない。

ロン毛ちゃん。なんか70年代のしゃがれたボーカルが聞こえてきそう。

ここでは家畜中心の哺乳類に合いました。
取材をしたトラストの森では鳥の声が気持ちよく、
資料収集もかねてコンデジ動画をまわしました。
すると、
哺乳類
鳥類につづく生き物がおりましたよ。
動画の最後でアワアワしていますのでご注目を。

カメラ回しすぎで、ぜんぜん良い映像ではないので
途中までは音声をお楽しみください(1分40秒くらいに何か出ます)

北海道胆振地方の初夏の音。

最後にちいさく、カラスヘビ…とつぶやいていますが
確証はありません。
写ってないけどくさむらに入った蛇をのぞいてみたら
白いラインがキレイに入った黒っぽいシマヘビのように
見えました(一眼持ってたんだけどレンズ付け替えると見逃しそうで撮影できず)。
向こうもしばらくこちらの様子をうかがっていたよう?

カラスヘビ、と言われるのはシマヘビの黒化型が多いようです。
マムシじゃないので毒も(今、読モって変換された…)ないんだけど
毒蛇と誤解されやすいみたい。
調査の人たち、あんな素早いのどうやってつかまえるのか?
機会があればそれを調査してみたいです。

ちなみにこの日のランチは白老牛でした。
ひっさびさに牛の肉食べた。
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。

2012年5月4日金曜日

早春の音。

さきほどのエゾアカガエル(Rana pirica)の投稿、
ケロケロとタピオカが苦手な方には申し訳なかったので
こちらはいかがでしょう。

うつくしい(ピリカ)カエルの鳴き声と小鳥の囀り(さえずり)をどうぞ。
生き物は映っていませんのよ。
部屋で引きこもり仕事のときなんか、
聞いちゃうんですよねぇ。

一斉に恋の季節です。地面も水中も空中も恋に夢中。つがいです。
それを見て、なんとなくさみしくなる年もあったっけ。


2012年4月7日土曜日

めじろ、むくどり。

ただいま都内におります。
しばらく東京<>北海道行き来生活となります。
ちょっと今まだ落ち着かない状態が続いてますので
こちらの更新が滞ってますが、
元気なんだろうか?と思ってくれた方はコチラのエトブン社絵草紙ブログ
をみてみてくださいませ。

札幌は4月なのに雪なのだとか。
エゾアカガエルの産卵はいつごろになるのでしょう。
こちらはもう桜が咲いています(見てないが)。
近くの街路樹にはメジロが来ていましたよ。
ウグイスよりもウグイス色でした。


地面ではムクドリらしき鳥がのしのし歩いておりました。写真がひどいけど。

宣伝:
JR誌の「列車にゆられて会いに行こう ほっかいどうイキモノート」の
連載が、おかげさまで継続となりました。
読んでくれたみなさん、取材でお世話になったみなさん、
ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
ちなみに4月号は北大総合博物館をたずねていますよ。



2011年9月22日木曜日

観光の心情。

前の記事で紹介したどーぶつえんのイベント、
北海道の生物多様性を地域活性化に活かす ~円山動物園プロジェクト
連続講演会 第3回
「知床の野生生物 ~観光資源化の現状と課題~」

に行ってきました。

タイトルはオカタイんだけど、
進行役の酪農大吉田センセも、講師の知床財団石名坂さんも
お話のオモシロイ方たちなので引き込まれましたよ。
シレトコは、特急車内誌 JR Hokkaido の連載イキモノートの8月号で
羅臼(半島の右側)を取材したばかりだったので
自分の中でも旬だったのです。


ぜひ聞きたかったのがヒトと野生生物との距離感のハナシ。
なんせ、ヒトとヒグマとエゾシカの行動範囲が重なっている
地域の代表みたいな場所ですから。

じっさい、ワタシも羅臼で市街地にいるのに
クマの生息地にいるような気分を味わいました。やんわりと、だけど。

知床が世界自然遺産に選ばれたのは
手つかずとも言える生物多様性と生態系が残されているから。
が、
エゾシカの増加でその多様性が危うくなったり、
ヒトのマナーの悪さで野生動物とヒトとのバランスが
くずれかけたり。問題も見過ごせなくなっている。

知床財団はそんな知床の自然を知って、守って、伝えるための団体。
自然遺産の価値を維持するために、調査して伝え(大学との連携も)、
クマが出た!となれば出動して追い払い、
出た!ってならないような日々のパトロールもする
国立公園のレンジャー的存在。
骨格標本それぞれのエピソードも見応えがある
羅臼のビジターセンター。
シアターで見られる特別映像は必見ですぞ。 
イキモノの重さを体感できる超リアルぬいぐるみ。ほ、ほしい。
レンジャーたちは出動だけじゃなく、伝える仕事もたくさんしています。
ヒグマの着ぐるみだって着るのだ!
そんな仕事を通じて直面しているヒト(特に観光客)と野生動物との
距離感から生じる問題、なんとなくは想像がつきました。

訪れたヒトが残すゴミ、釣り人が残すゴミ、BBQが残すもの、
キタキツネへの餌付け、ヒグマへの餌付け(!!)、
見たい欲、撮りたい欲からの接近…

これぜーんぶ、
たとえ自分がセーフでも、それに続いたヒト、その次に出遭ったヒトが
大事故になる可能性があることを想像できていない行為なんですね。
いったんヒトへの距離感を縮めた野生動物には
不幸な結末が待っているし。

気持ちはわかります。
だって車でヒグマを見かけたら立ち止まりたくなるもん。
できれば写真も撮りたい。
できればアップで撮りたい。
数秒ならまだいいのかもしれない。
でも、それにつられた後続車も止まって、
中には降りるヒトも出てきたりして。
(だいたい、国道や道道でそんな行為はダメですね)

ここ20年くらい、ヒグマとの人身事故は起きてないそうです。知床で。
でも、釣り人をおどせばカラフトマスが手に入ることを
ヒグマは学習しているんだって、もう。
ええと、つまり、
こっちが欲につられていると、やばいことになるってこと。

だから、野生を垣間見るためには「知る」ことが大事。

知床五湖ではそのためにレクチャーを受けないと見学できない
場所もできました。めんどくさい?
でもこれって、ただ観光するだけより
ずっと知床に近づけるいい機会なんだと思う。

んで、
今回、想像もつかなかったハナシに衝撃を受けましたよ。
こんな写真でした。
ええと、
写真撮るタイミング逃したので記憶スケッチなんだけど。

知床観光の目玉に観光船があります。
ウトロ側からの船では海からヒグマを眺めることができたり、
羅臼側からの船では夏のマッコウクジラウォッチングができたり。
海の哺乳類たちの多様性も魅力ですからね。

んで、
ワタシがびっくりした写真に写っていたのは、
観光船を取り囲む
カラス…カモメ…じゃなく
オオワシ!
え〜〜?
ワシワシいます。
希少種なのに。

実は船から餌付けしているそう。

餌付けする、
寄ってくる、
間近でオオワシを撮れる。
てなこと。
これはオジロワシ。ワタシ以外は違いがわからんと思う絵。
これの何がいけないかというと…まあ自然のシチュエーションじゃない
こともガッカリなんだけど、その密度。
通常こんな密度で生息してないわけだから
ここに鳥インフルなどのイケナイものが紛れ込んだら…
恐怖です。
希少種の激減も心配だけど、
オオワシのような生態系ピラミッドの頂点にたつ
モーキンに何かあったら、くずれますよね。
バランスが。

てなわけで、財団からも「やめてー」とその会社に言ったそうですが
お客さんからのリクエストがあり、やめられないとのこと。
もうね、
ひゃ〜〜
です。

知床の魅力とほどよい距離で
観光する、地元もうるおう、の図。
の、ためには、
訪れるヒトのモラルがカギ。
そのためには、
「知る」ことがやっぱり大切なんでしょな。


講演会では観光客のみなさんへとして
こんなまとめがありました。
観光するなら地元でお金を使って欲しい、知ってほしいという
思いを感じ、共感しました。

◎なるべく連泊で
◎ガイド付きの少人数ツアーに参加して
◎小型観光船にも乗ってみて
◎「お客様の声」を届ける
おかしいな?と思ったら地元の観光業者や財団に届けて。

ワタシも今度はゆっくり斜里側羅臼側を楽しみに行きたい。
知床自然センターのサイトではいろんな情報を
知ることができますよ。
ヒグマに出遭わないためには?

で、彼らの活動を応援することもできます。

おまけ写真。