2014年1月24日金曜日

見上げてごらんホシガラス。

ホシガラス(星鴉、Nucifraga caryocatactes)

せんじつ、我が家にホシガラスがやってきました。
飛騨高山のすてきな民芸品です。
いい色合いと星です。

ホシガラスを初めて見たのは(ていうかそれ以来見ていないと
思いますが)黒岳。
このインドアなワタクシが旭岳黒岳縦走にチャレンジしまして(無謀)
もうヘトヘトのフラフラになったときに
ハイマツの上を飛び回っていたホシガラスに元気づけられた
のでした(イイ話にしているのではなく本当に元気出た。
疲れた時は何かで気をそらすといいみたい。ドリフ的な
話ならなお良いそうですよ)。

こげ茶の体に白い星。
リアルに描いちゃうとツブツブフォビアにはたまらないので
加減が大切。飛騨高山さんはズバリ「星」を描いちゃってる。
これくらい思い切ったデフォルメを
してみたかったけれど、ワタシが描いたときはほどほど
リアルさも入れたかったのでこんな感じになりました。

2012年制作のカット
そんなきっかけで、
もういちど旭岳に取材に行って(ざんねんながら会えなかったけど)
「生き物の貯食を利用するハイマツ」の話を聞いたのでした。
ホシガラスのするどいクチバシで
カタイ種子をつついて割って埋めてもらう作戦。
植物はホント、戦略家です。軍師官兵衛です(見てないが)。
鳥にくわしく、生物の先生でもある磯さん、
その説はありがとうございました。

というわけで、ホシガラスにはちょっとした思い入れが
あり、この飛騨高山ガラスを見たら
思わず連れ帰ってしまったわけなのでした。

今頃、極寒の山で生き物たちはどうしているのでしょうね。

あ!

こんな感じですが本年もよろしくお願いいたします。