2013年11月22日金曜日

小春日和のマチョ・リブレ。

エゾリス(蝦夷栗鼠、Sciurus vulgaris orientis


先日、円山のふもと、神宮の森を散策しながら
とある動物のお話を聞く取材がありました。
立ち話をしていると、この方も加わって来ました。
いや今日はアナタの話の日ではないのだよ。

悲しくもうれしい人慣れエゾリス。
好奇心かエサを求めてか、ケーカイしつつも
こちらにどんどん寄ってきます。
で、かわいい仕草の合間にコレ。

ね、前々から言ってきたことだけどさ、
やっぱりエゾリスってマッチョでしょ。
冬毛も手伝って見た目ムキムキ。
実は先月、帯広の森でエゾリスのお話を聞いてきたの
ですが(そのお話はJR Hokkaido誌12月号で)
その時も、決してシマリスのように「かわいい〜」って
タイプの生き物じゃないよねとお話してきました。

森を散策しているとドサッガサッ!ビクッとして
振り向くと木から下りて木の実を枯れ葉の合間に埋めている
エゾリスが。ほんと、シマリスちゃんと比べると
存在感のある小動物です。
絵を描こうとじっくり見ると、
しっかりした頭蓋骨、飛び出した両目、
気がつくとケワシイ顔したスケッチが出来上がってます。
とはいえ冬毛の彼らはたまらない。
マッチョ好きなワタクシにとってはますます
たまらない生き物に見えます。


こちらは円山動物園内どさんこの森の飼育エゾリス。
カリカリカリカリ音を立てて食べ続けています。
器用につかんでいるけれど指先は使ってないのね。
この指もまた、かわい…くない。
野生だなあ。

円山動物園では他にもワタシ好みのマッチョな生き物が。

びよん!びよん!ハイイロカンガルー。エゾの動物じゃないけど。
帯広動物園には「(ワタシが)気になる生き物ランキング」上位の
アカカンガルーがいたんだけれど、ほぼヒト科のオッサンでしたね。

アカカンガルー愛あふれる日記を書いたことも。

また、エゾの動物に戻って
フレーメン顔エゾシカ(♂)。
男っぽさムンムンです。10〜11月は発情期と言われています。
女子たちにアピールしたくてしたくてといった風に
見えました。ああ、ラッティングコール聞きたかったな
(オスジカの雄叫びのような声。
ヨメサンホシ〜ヨ〜って聞こえる。かも)

オス(メグムかアユミ、どっちかわかりません)のシンボル、
角を切られても(安全のため、動物園では角切りします)
ついアピールしてしまう。
メス「うっとうしいわ」。

マッチョなはずが縁側のご隠居のようになっていたのが
ヒマラヤグマ。

ポカポカ。うとうと。

ん??

うとうとうと…

マッチョな大木だけど優しい遊歩道の桂。ここは野生のリスの出没率高し(見かけた時はうれしいけれど
餌付けの結果と思うとモヤモヤモヤ)。



雨上がり。水滴きらきら。
もう少ししたらここも雪景色。