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2018年3月7日水曜日

3月10日、ボルネオと日本の人たちの暮らしに関わるゾウさんたちのお話があります。音楽や朗読もね。





ワタシも会員である北海道希少生物調査会では
毎年「マニアナバンサンカイ」と称して
生き物の専門家を招いてお勉強と晩餐会で
オシャベリを楽しむ会を催しております。

今年は趣向を変えまして、
◆朗読劇(小橋 亜樹・雅子・いくもまり・寺島淳一)
◆基 調 講 演 : 坂 東 元(旭山動物園園長)
◆対談:坂東 元×横塚 眞己人(写真家)
◆演奏:いくもまり(朗読)・THE 武 田 組
※敬称略
を昼と夜の二回に分けて公演と講演します。

詳しくはリンク先を見てほしいのだけど、
ボルネオとワタシたちの毎日の食生活が実は密接で、
それを知った上で暮らした方が何かと
良いのでは?(ワタシが要約しちゃうとこんくらい
ざっくりしてしまう)
のようなことをベースにして、
実際にボルネオとの架け橋として活動している
板東さんや横塚さんの講演や対談などの
貴重なお話も楽しめるイベントです。
どんな話なのか興味深いです。

まずはゾウさんが可愛らしいサイトをのぞいてくださいな。

彼らの声を聴けるのは僕らしかいない~いのちのバトン・ボルネオからの手紙~
Inspired by マニアナバンサンカイ

とき・ところ
2018.3.10土曜日
ターミナルプラザことにパトス

第1公演:開場13:30 開演14:00 終演16:30
第2公演:開場17:30 開演18:00 終演20:30

​おひとり様 ¥3,500(年齢不問)

主催:北海道希少生物調査会
共催:公益財団法人 北海道環境財団

お問い合わせ・お申し込みは以下アドレスか
公式サイトの申し込みフォームへ。


2013年3月5日火曜日

啓蟄。

きょうは啓蟄でございました。
北海道にいると「どこがじゃ」と思うけれど
東京におりますと、じわじわ春の気配を
感じるもんですね。

そんなモゾモゾした日に似合いそうなイラストを
描いていたのでした。

<北海道希少生物調査会>が行う
いきものイベントのフライヤー用のイラストと
手描きタイトルです。好き勝手描きました。
主宰いわく、にわかに盛り上がりを見せているイキモノ団体との
ことですが、「にわかに」というのは謙遜で、
地味にイキモノに取り組んできた経験値の高いみなさんが
じわじわ積み上げてきたことが
結びついたような印象?とでもいうのか。こういう皆さんとの
出会いがたまらんです。アイデアのみなもとです。

文字タイトルをスミ一色で描いていたら
イラストのイメージをうけて(エゾシ会議でも組んだ)
村上bonさんが色づけしてくれました。
この色合いも気に入っています。

ちなみに、参加者の誰も気づかないであろう
この絵を描くきっかけとなったのは
ダーウィンの走り書きでした。進化の木。
ユグドシラル ユグドラシルの一部分のようなイタズラ描き?
うーん、この絵はそんな説明くさい解説はありません。
みなさんの印象のままに。
なんでしょうね。
この時いちばん描きたかったものです。

あと、下のはほんとの思うがままの走り描き。
けいちつ…ってブツブツつぶやきながら
描いた、もっとモゾモゾゾワゾワした絵。
やりすぎた感があるけど、
まあいいや。

この羽は誰のものでしょう?
その話はまた今度。

雪どけのつめたい水が池にながれこみ、
エゾアカガエルがキュルキュルルと鳴いて、
恋の季節がはじまります。
オスは先に来てメスを待っています。
温度と環境がととのえばタピオカみたいな卵が
かたまりとなって産卵され、オタマがうまれます。
今年もつめたい水がちゃーんと
水場に流れ込みますように。


2012年9月1日土曜日

コウモリの写真を見に行ったら、いろんな生き物のかくれんぼに出合った!

コテングコウモリ(小天狗蝙蝠、Murina ussuriensis

9月28日から10月4日まで
六本木駅直結の東京ミッドタウンの富士フイルムフォトサロンで
動物写真家・中島宏章さんの
写真展「黄昏ドラマチック」
開催されます。
コウモリ写真家としても知られていますよね(知らない方はぜひ
お近くの書店で写真集を見てくださいね)。
先日、北海道のNHKが彼を追ったドキュメンタリーも面白かったな。

その写真展の告知も兼ねたイベントが今日から
池袋のジュンク堂7階で、こぢんまりと、でも見応えのある
企画展として開催されています。
(東京隊として設営のお手伝いしてきました)

9月1日から30日まで。池袋ジュンク堂7階
企画展「コテングコウモリをさがせ!」
(前日深夜までパネルアップしていたという…)
通路横の長〜い展示スペースにいろんな風景写真が並んでいます。
フツーの風景写真と違うのは
必ず何か生き物が写ってるってこと。
ヒトの目から見ると、かくれんぼか!っていうくらい隠れて見えます。
その中の数枚にコテングコウモリが写っているというのです。
コウモリを探すだけじゃなく、
コテングと種限定ですから難関ですよ。

これだ!という写真の番号をメモって
今度の写真展会場に行くと…
なんかいいことがあるかもしれません。いや、きっとあるでしょう(無責任)。


主に、POP描きでお手伝いしてきました。


生き物かな?と思ったら虫眼鏡で確認してみよう。
(ちなみに大人は通ってもルーペに気づかないんですが、
子どもはまずルーペを手にして写真をのぞきこんでいました。子供力だ)



どうしてもわからなければ、角を曲がって。
ヒント写真が散らばってますよ。
ね、にぎやかで楽しそうでしょ?
脚立は普段ありません。

写真展の告知も。

タイトルは「黄昏ドラマチック」
なんかノスタルジックだなあ。気になるわ。



 あ、この人は…。ところで作業中もつい、
「これわかる?」 「え、なんだろ?あ!いた!!」 「すっごいよねえ〜」
てなやりとりでついつい脱線。これも手伝いに行った役得でしょう。
ほんと、面白い。保護色ってすごい。
これを見つけるナカジさんの目(とメガネ)もすごい。
そして自分がどれだけ思い込みしているか…ってことにも
気づかされます。
写真展も楽しみだ。

中島さんの写真と独特な視点は素直に「ひょえー」って
言える楽しさがあると思う。
それに加えて、トークショーもおすすめなのだ。
解説を聞く前と聞いた後で「!!」となる自分が面白い。
お話を聞ける機会があればぜひ。

 あと、個人的に感動したのが中島さんの書籍はじめ
告知ツールを手がけている岡田さんのデザイン。
今回も「さすがー」って言ってしまった。
かわいいだけじゃないんです。
私の制作モットーである「遊びゴコロ」がちゃーんとある。

エトブン社のイラストでも何かデザインしてもらいたい…

 デザインの一部。スミ一色かと思いきや…。くー!

紙の選び方とか、いちいち「さすが」と言っていたと思う。


ちなみに…
我が家のコウモリ。
日本手ぬぐいの意匠もすてきですな。ピンぼけだけど。

うちの本棚にも写真集はじめ中島さんのコウモリ写真の本・冊子が
並んでいるんですよ。
そーです。田淵行雄賞の受賞記念講演を聞いて感動して以来、
講演会やコウモリ探しイベントなどに参加しまくりのファンで
ございます。いつか一緒にお仕事したいですね〜なんて
ご一緒することができました。
ありがたい。

というわけで、この残暑きびしい季節に熱く語るほど
おすすめの写真展&企画展告知でございました。



2011年9月22日木曜日

観光の心情。

前の記事で紹介したどーぶつえんのイベント、
北海道の生物多様性を地域活性化に活かす ~円山動物園プロジェクト
連続講演会 第3回
「知床の野生生物 ~観光資源化の現状と課題~」

に行ってきました。

タイトルはオカタイんだけど、
進行役の酪農大吉田センセも、講師の知床財団石名坂さんも
お話のオモシロイ方たちなので引き込まれましたよ。
シレトコは、特急車内誌 JR Hokkaido の連載イキモノートの8月号で
羅臼(半島の右側)を取材したばかりだったので
自分の中でも旬だったのです。


ぜひ聞きたかったのがヒトと野生生物との距離感のハナシ。
なんせ、ヒトとヒグマとエゾシカの行動範囲が重なっている
地域の代表みたいな場所ですから。

じっさい、ワタシも羅臼で市街地にいるのに
クマの生息地にいるような気分を味わいました。やんわりと、だけど。

知床が世界自然遺産に選ばれたのは
手つかずとも言える生物多様性と生態系が残されているから。
が、
エゾシカの増加でその多様性が危うくなったり、
ヒトのマナーの悪さで野生動物とヒトとのバランスが
くずれかけたり。問題も見過ごせなくなっている。

知床財団はそんな知床の自然を知って、守って、伝えるための団体。
自然遺産の価値を維持するために、調査して伝え(大学との連携も)、
クマが出た!となれば出動して追い払い、
出た!ってならないような日々のパトロールもする
国立公園のレンジャー的存在。
骨格標本それぞれのエピソードも見応えがある
羅臼のビジターセンター。
シアターで見られる特別映像は必見ですぞ。 
イキモノの重さを体感できる超リアルぬいぐるみ。ほ、ほしい。
レンジャーたちは出動だけじゃなく、伝える仕事もたくさんしています。
ヒグマの着ぐるみだって着るのだ!
そんな仕事を通じて直面しているヒト(特に観光客)と野生動物との
距離感から生じる問題、なんとなくは想像がつきました。

訪れたヒトが残すゴミ、釣り人が残すゴミ、BBQが残すもの、
キタキツネへの餌付け、ヒグマへの餌付け(!!)、
見たい欲、撮りたい欲からの接近…

これぜーんぶ、
たとえ自分がセーフでも、それに続いたヒト、その次に出遭ったヒトが
大事故になる可能性があることを想像できていない行為なんですね。
いったんヒトへの距離感を縮めた野生動物には
不幸な結末が待っているし。

気持ちはわかります。
だって車でヒグマを見かけたら立ち止まりたくなるもん。
できれば写真も撮りたい。
できればアップで撮りたい。
数秒ならまだいいのかもしれない。
でも、それにつられた後続車も止まって、
中には降りるヒトも出てきたりして。
(だいたい、国道や道道でそんな行為はダメですね)

ここ20年くらい、ヒグマとの人身事故は起きてないそうです。知床で。
でも、釣り人をおどせばカラフトマスが手に入ることを
ヒグマは学習しているんだって、もう。
ええと、つまり、
こっちが欲につられていると、やばいことになるってこと。

だから、野生を垣間見るためには「知る」ことが大事。

知床五湖ではそのためにレクチャーを受けないと見学できない
場所もできました。めんどくさい?
でもこれって、ただ観光するだけより
ずっと知床に近づけるいい機会なんだと思う。

んで、
今回、想像もつかなかったハナシに衝撃を受けましたよ。
こんな写真でした。
ええと、
写真撮るタイミング逃したので記憶スケッチなんだけど。

知床観光の目玉に観光船があります。
ウトロ側からの船では海からヒグマを眺めることができたり、
羅臼側からの船では夏のマッコウクジラウォッチングができたり。
海の哺乳類たちの多様性も魅力ですからね。

んで、
ワタシがびっくりした写真に写っていたのは、
観光船を取り囲む
カラス…カモメ…じゃなく
オオワシ!
え〜〜?
ワシワシいます。
希少種なのに。

実は船から餌付けしているそう。

餌付けする、
寄ってくる、
間近でオオワシを撮れる。
てなこと。
これはオジロワシ。ワタシ以外は違いがわからんと思う絵。
これの何がいけないかというと…まあ自然のシチュエーションじゃない
こともガッカリなんだけど、その密度。
通常こんな密度で生息してないわけだから
ここに鳥インフルなどのイケナイものが紛れ込んだら…
恐怖です。
希少種の激減も心配だけど、
オオワシのような生態系ピラミッドの頂点にたつ
モーキンに何かあったら、くずれますよね。
バランスが。

てなわけで、財団からも「やめてー」とその会社に言ったそうですが
お客さんからのリクエストがあり、やめられないとのこと。
もうね、
ひゃ〜〜
です。

知床の魅力とほどよい距離で
観光する、地元もうるおう、の図。
の、ためには、
訪れるヒトのモラルがカギ。
そのためには、
「知る」ことがやっぱり大切なんでしょな。


講演会では観光客のみなさんへとして
こんなまとめがありました。
観光するなら地元でお金を使って欲しい、知ってほしいという
思いを感じ、共感しました。

◎なるべく連泊で
◎ガイド付きの少人数ツアーに参加して
◎小型観光船にも乗ってみて
◎「お客様の声」を届ける
おかしいな?と思ったら地元の観光業者や財団に届けて。

ワタシも今度はゆっくり斜里側羅臼側を楽しみに行きたい。
知床自然センターのサイトではいろんな情報を
知ることができますよ。
ヒグマに出遭わないためには?

で、彼らの活動を応援することもできます。

おまけ写真。

2010年8月16日月曜日

千石先生がやって来る ヤア!ヤア!ヤア!    【生物多様性講演会のお知らせ】 定員追記・参加費変更

わくわく動物ランド、どうぶつ奇想天外で
この人が出る回は必ず見ていましたね。
きっと何か楽しいイキモノが見られるだろうと。

なんて前振りしつつ、
イキモノ好き、生態系の保護に興味のある方には
とっても気になる講演会のお知らせです。
あのー、なかなか体験できない貴重な会だと思います。

ーーーーーーーーーーーーー
日本飼育技術学会特別講演会
テーマ【生物多様性と保全】
ーーーーーーーーーーーーー
今年、なんだかよく聞く「生物多様性」。
「それって何?」な方も、「気になってるんだよ」、
「現場の話を聞きたい」という方々にも
参加してほしい講演会が開催されます。
生物多様性全般のお話から、
北海道で身近に考えなきゃいけない生態系の問題まで、
いろいろな面から見た
専門家のお話を聞いてみませんか。


<講演>
「生物多様性を理解する」   
講師:千石正一(自然環境研究センター)   

「狩猟管理学における生物多様性保全」   
講師:伊吾田宏正(酪農学園大学環境システム学科准教授)  

「動物園における生物多様性と保全」   
講師:福井大祐(旭川市旭山動物園獣医師)  

◎と き:2010年8月28(土)13:00~18:00
◎ところ:北海道エココミュニケーション専門学校
地下1階 多目的ホール 
〒061-1373 北海道恵庭市恵み野西5-10-4

◎参加費  一般3000円 学生2000円 すべて2000円となりました。
◎駐車場あり
◎事前申し込みが必要です。
申し込みは、
電話 0123-36-2311、FAX 0123-36-2312、
Eメール sasaki@hht.ac.jp
のいずれかへ。

メール・FAXの場合は
件名に「8月28日講演会参加希望」と書いて、
氏名、連絡先、参加人数を書き添えて
申し込みを。

◎定員:120名
(おそらくこの後、新聞で告知されると思いますので
お早めに)

◎問い合わせ先 
北海道エコ・コミュニケーション専門学校
TEL 0123-36-2311 FAX 0123-36-2312 担当:佐々木

エトブン社が勝手にまとめたプロフィルです。

●千石正一さん 
「千石先生」でおなじみの動物学者。
言わずと知れた爬虫類・両生類の
世界的な専門家でもあり、
財団法人自然環境研究センター
研究主幹として、講演会や講習などを通じ、
野生生物や環境保護についてわかりやすく
解説されています。
今のオトナでこの人の影響受けた人は少なくないと思う。ワタシ含む。

●伊吾田宏正さん 酪農学園大学環境システム学科准教授。
狩猟管理学研究室の先生で、国内でも珍しい
狩猟ゼミで生徒たちとともにエゾシカ対策について
研究しています。ちなみに彼は若手ハンターでもあります。
イゴタ先生は、こちらでプレゼントしているパンフレット、
「北海道的狩猟ライフのすすめ」の作者。

●福井大祐さん 旭川市旭山動物園獣医師。
「動物のお医者さん」としての仕事とともに、
人と野生生物の関わりへの
興味をなげかける展示を行い、
獣医師の目を通した提案が注目を集めています。








事前申し込みが必要で、定員も決まりましたので
お申し込みはお早めに。

最近は本業での活動が多く、あまり
テレビで見かける機会の少なくなった千石先生。
直接そのお話を聞ける機会はあまりないかも。

ありそうでなさそうな、この組み合わせ。
なかなか楽しみです。
あ、女子たち!ハンター先生と動物のお医者さんに
ホレるかもよ。
もちろん、千石先生には子どもの頃からホレてますけど。