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2021年3月21日日曜日

 


飼いたい人は生き物好きの人なはず。

その飼いたい生き物はどんなルートでやって来たのか。

そこまで感じてもらうには?

なんて考えながら描いたものです。


#爬虫類の密輸問題について考える #円山動物園シンポジウム #エトブン社の聴講メモ #WWF #悪気のない違法

2015年1月3日土曜日

年が明けたのでお仕事振り返り。

2015年です。
もうね、近未来まっしぐらですね。
空中を飛ぶ車とか転送装置とか出来ますね、きっと。
本年もどうぞよろしくお願いします。

2011茶路めん羊牧場の子羊スケッチ。
昨年の生き物仕事ふりかえり。

春から夏、新しいお仕事がありました。
環境省の生物多様性センターが日本の生物調査のために
制作している「いきものログ」のポスター用イラスト。

そして、震災後の生き物たちの生息地を調べる
「しおかぜ自然環境調査」のために配布する「しおかぜ学習帳」の
ためのイラストを制作しました。
http://www.biodic.go.jp/shiokaze_chosa/index.html
なにが初めてって、ハクビシンを初めて描きました。
ニホンザルもふだん描かないので面白かった。
まさに北海道と本州の違い、ブラキストンライン越えを感じます
(津軽海峡の生き物境界線)。
あ、ハクビシンは北海道のブルーリスト(外来種)に
載ってますけどね。

初物づくしだと、11月に、なんと講談社から書籍を
出すことができました。だいじけんかもしれません。
「狩りガールが旅するおいしいのはじまり」
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062192569
これ、この真ん中の本。
女性ハンターをテーマに作品を描きたいとはずーっと考えて
おりましたが、まさかコミックエッセイという形になるとは
自分でも驚きでした。
イラストコラムを生業としているワタクシがマンガを描けるなんて
うれしいこと。その気持ちは「あとがき」にしたためました。

この本のおかげで、昨年密着取材させてもらった
狩りガールデビュー後の「ありちゃん」とともに宣伝活動も。
慣れないラジオ出演が続くなど面白い日々です。
いろんな人のいろんな思いが集まった、気軽に読める本です。
たくさんの方々が読んでくれますように。

レギュラーの生き物仕事もありがたいことに継続させて
もらいましたよ。

ほぼ季刊のコープさっぽろ「モリイク」では
森のキモイキレイという企画をスピンオフさせて
森のコワイキケンという記事を描きました。
https://www.coop-sapporo.or.jp/hondana/ 
(こちらのサイトで読めますよ)
ちなみに同じ本棚の「ちょこっと11月号」のエゾシカ料理特集では
インタビューもしてもらいました。

車内誌JR Hokkaido「ほっかいどうイキモノート」の連載では
留辺蘂の水族館であまりにも楽しくて2時間に1本ほどのバスを逃し(1月号)、
円山公園でエゾモモンガの痕跡を探したり(2月号)、
道内でもかなりマイナーなフンベ山をクローズアップして
アイヌの昔話に興味を持ったり(3月号)、
4月号とはいえ取材時は一面真っ白な冷え冷え宮島沼を訪れたり、
水中写真のプロの作品でオショロコマちゃんのかわいさに
ズキュンドキュンだったり(5月号)、
円山動物園のコウモリ調査に関わって以来
ずっと描きたかった「札幌中心部にもコウモリいるんだよ話」を
描けたり(6月号)、
中学以来の洞爺湖中島で「あれ?鹿は??」とびっくりしたり(7月号)、
ヒグマルールを体験したくて知床五湖でガイドツアーへ行き
まさかの季節外れな降雪にあって雪と桜が混じる不思議な光景を見たり
(8月号)、昨年2月に訪れた西興部村猟区の話を紹介できたり(9月号)、
念願のマリモ博士への取材日がたまたまNスペシャルのすばらしい
マリモ特集番組(もちろん博士出演)放送翌日でラッキーやら
照れくさいやらの10月号、稚内駅は道の駅と同じ建物なのかと感動して
最北の水族館で風船を見たり(11月号)、
白老のアイヌ民族博物館で北海道犬を飼いたくなったり(12月号)と、
北海道を好奇心だけで回りました。

ちなみに現在乗車している1月号は占冠。トマムの森と宿と白い小さなイタチの
話です。 そろそろイイズナが宿を訪れる季節かな?
どうかな?野生動物なのでどうなるかわからないところも
魅力ですね。

おそらく本年も北海道の野生動物に関するお話を聞いては
「ほえ〜〜」っと感動し、シカ肉料理に感動し、
スキマに海外ドラマを見つつ過ごすのでしょう。
せめてジム通いできますように。会費を寄付で終わらせませんように。

今年も取材と制作に関することなど、
いろいろとご協力をお願いするかと思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。

イタリア語で羊はpecora。ワタクシのアダナはpeco。なんか他人とは思えない。ちなみに動物占いも羊。

新岡薫/エトブン社

2013年11月22日金曜日

小春日和のマチョ・リブレ。

エゾリス(蝦夷栗鼠、Sciurus vulgaris orientis


先日、円山のふもと、神宮の森を散策しながら
とある動物のお話を聞く取材がありました。
立ち話をしていると、この方も加わって来ました。
いや今日はアナタの話の日ではないのだよ。

悲しくもうれしい人慣れエゾリス。
好奇心かエサを求めてか、ケーカイしつつも
こちらにどんどん寄ってきます。
で、かわいい仕草の合間にコレ。

ね、前々から言ってきたことだけどさ、
やっぱりエゾリスってマッチョでしょ。
冬毛も手伝って見た目ムキムキ。
実は先月、帯広の森でエゾリスのお話を聞いてきたの
ですが(そのお話はJR Hokkaido誌12月号で)
その時も、決してシマリスのように「かわいい〜」って
タイプの生き物じゃないよねとお話してきました。

森を散策しているとドサッガサッ!ビクッとして
振り向くと木から下りて木の実を枯れ葉の合間に埋めている
エゾリスが。ほんと、シマリスちゃんと比べると
存在感のある小動物です。
絵を描こうとじっくり見ると、
しっかりした頭蓋骨、飛び出した両目、
気がつくとケワシイ顔したスケッチが出来上がってます。
とはいえ冬毛の彼らはたまらない。
マッチョ好きなワタクシにとってはますます
たまらない生き物に見えます。


こちらは円山動物園内どさんこの森の飼育エゾリス。
カリカリカリカリ音を立てて食べ続けています。
器用につかんでいるけれど指先は使ってないのね。
この指もまた、かわい…くない。
野生だなあ。

円山動物園では他にもワタシ好みのマッチョな生き物が。

びよん!びよん!ハイイロカンガルー。エゾの動物じゃないけど。
帯広動物園には「(ワタシが)気になる生き物ランキング」上位の
アカカンガルーがいたんだけれど、ほぼヒト科のオッサンでしたね。

アカカンガルー愛あふれる日記を書いたことも。

また、エゾの動物に戻って
フレーメン顔エゾシカ(♂)。
男っぽさムンムンです。10〜11月は発情期と言われています。
女子たちにアピールしたくてしたくてといった風に
見えました。ああ、ラッティングコール聞きたかったな
(オスジカの雄叫びのような声。
ヨメサンホシ〜ヨ〜って聞こえる。かも)

オス(メグムかアユミ、どっちかわかりません)のシンボル、
角を切られても(安全のため、動物園では角切りします)
ついアピールしてしまう。
メス「うっとうしいわ」。

マッチョなはずが縁側のご隠居のようになっていたのが
ヒマラヤグマ。

ポカポカ。うとうと。

ん??

うとうとうと…

マッチョな大木だけど優しい遊歩道の桂。ここは野生のリスの出没率高し(見かけた時はうれしいけれど
餌付けの結果と思うとモヤモヤモヤ)。



雨上がり。水滴きらきら。
もう少ししたらここも雪景色。




2011年10月13日木曜日

円山公園にヒグマが出たハナシ。

ここんとこ、札幌市民は大騒ぎです。
なんせ、人口190万の政令指定都市の住宅街を
ヒグマが歩いてたってんですから。
ここはぜひ、一つ前の記事でとりあげた知床のみなさんの
お話を参照していただきたいところ。

ニュースのインタビュー映像では、神宮の森を散歩する
市民のみなさん(ワタシの散歩コースでもある)が
「いやまさか」「びっくり」
といったコメントをされているように見えるけど、
今まで動物園の展示や講演会なんかで
知ったことだと
「想定内」
の出来事だったんだと思います。
近くの山で出没しているのに、緑が分断されていない
限り、街に隣接した山や森に出ないわけがない。

こんなシロウトのワタシでも、よく友人たちに
近いうちに円山に出てもおかしくないみたいよ、
えー、まじでー、みたいなことを
言っておりましたよ。

とはいえ、実際に自分の行動範囲にヒグマが重なると
「ひょえー」ですよね。ひょーえー。

んで、
ワタシなりに原因を考え、疑問がわきました。
本当にドングリの凶作が原因?
検索してみると、どうやらドングリは豊凶を
数年おきに繰り返しているかも?
んじゃあ、今年に限ったことじゃないんでない?
ってことはたまたま出てきた迷い熊?

なんて考え巡らせていたら、知床財団の山中さんが
答えになりそうなことを書いてくれていました。
コラム:札幌市のヒグマ出没騒動について
これを読むと、
ただの事件として「びっくり」するだけじゃなく、
今後の「気の持ちよう」を気づかせてくれるなあと
思いました。

でね、
今回のニュースが報じられてから
いつ伝えてくれるのかなあ〜と思いつつ、
いまだきっちり注意してくれてない
(と、思われる)ことがあるんですよ。

何かというと、
ヒグマがヒトの食べ物の味を覚えたら大変!ってこと。
出合いのチャンスはたくさんです。
ペットボトルとか、お弁当とか。甘いもの大好きみたいだし。
たまたま街に迷い出た若グマ、ヒトを恐れない世代のクマが
近づいて来た、いろんな可能性ありますが、
ヒトの側に行けば甘いおいしいご飯にありつけると
学習してしまったら…
もう山には帰らないかも。いくらおどしても。となると
悲しい結末が待ってます。

ゴミステーション(方言!)の生ゴミ、コンポスト、
家庭菜園なんかにも要注意ですって。

あとね、こんな可能性もあるよって聞いたのが
遊歩道のリス餌付けポイントに惹かれている?
エゾリスやシマリスを撮影するために
クルミなんかがたくさんまかれている場所が
あるんだけど、そこで好物の木の実に出合った?

ここ、
ヒグマの問題とは関係ないとしても、
よその森から持ってきた種子(木の実)をまくのは
ワタシは反対。ヒマワリのタネまで
あるんだよ。自生してないのにね。

こないだ、動物園までの道のりを歩いていたら(14時ころ)
歩道沿いの森をエゾリスが伴走してくれました。
ヒグマのこと考えて少し不安だったので心強かった。
帰りに一瞬ケモノ臭かったのは
気のせいかしらね。

こうなった以上、意識を変えないと。
札幌も北海道の一部なんだなあ。
共存のための先輩地域は道内にありますから。

てなわけで、
ワタシが円山界隈を大きな鼻歌ひびかせながら
歩いてても、おかしいわけじゃ
ありませんから。


2011年4月7日木曜日

メモ。粗品・オラン・ナメクジ

●ブロッコリーの葉をデンデの瓶に投入してみた。

いつになく葉っぱがたくさんついていたのでね。
とっても「ビタミンあります!」って香りが漂ってまして、
茎は料理に使うけど、葉はどうだろ?と思いつつ、
「もう腐りかけのキャベツ飽きたッスよ」って感じの軟体動物に
与えました。
これがもう、ものすごく気に入ったようで。こりゃ、相当好物だな。
黄緑だったウンコが濃いグリーンのウンコになりました。

うん、無農薬のブロッコリー使うときは
よく洗おう。

●先日、オープン前の新爬虫類・両生類館を見学してきた。
それはまた今度。
見学後にオランウータンどうしてるかな?と立ち寄り。

普段おさるさんはあんまり見ない方だけど、
オランは爬虫類館に近いこともあり、動物園に行けば見に行く。
グッと来る仕草が多いんだ。

オリの上にフルーツがいくつか置かれている。
上、下、はなれた場所。彼らの生活が単調にならないよう
ちょっとめんどくさいところに置いて取るよう工夫されている。

赤ちゃんハヤトもフルーツを取りに行きたい。
でもママのレンボーが、どーしても先に取ってしまう。
手足の長さが違うからね。
何度チャレンジしてもハヤトより先にレンボーが食べちゃう。
けっきょく、ひとつも食べられないハヤト。
そのときの顔。ぜひ、セリフつけてください。


類人猿はヒトとちがって表情筋がないものと勝手に思って
いたのだけど、それは間違い。細かい表情筋が走っていて
複雑な表情を作れるそう。よく考えたら言葉を持たない分、
顔での表現が必要なのかも。
表情が派手なのはチンパン。
オランは地味な方らしい。
日本人と欧州人でも違うんだって。わかる。

このあと、ママから口移しでフルーツもらってました、ハヤトくん。

●前の日記で予告してた「エゾシカな粗品」について。
デザイナーの仕事とともに紹介したので
日常ブログの方に掲載しました。
写真も載せています。
よかったら。
http://etobunsha.exblog.jp/15742211/
裏側だけ、ちらり。

2010年12月20日月曜日

勇、サンキュー。


スケッチブックに残るオスジカ。円山動物園のボスジカ、勇をモデルに
何度も描きました。


そんなイサム氏が死んでしまいました。おそらく老衰でしょう。
体調くずした頃を見ていたお友達の話では
あの巨体を支えきれずによろよろしていたようです。

思い出すよね。今年の秋、角切りの日。
午後いっぱい観察してました。
お互いの危険防止のために麻酔を打って作業。
立派な角です。機会があれば持ってみてほしいのですが、
あんな重い角(しかも二本)頭につけていられる
大きな体躯、
麻酔なんかすぐききません。
何度も倒れそうになっては「なるものか!」と
体を支え、本当に眠ってしまう瞬間まで
仁王立ちしてました。
なんども、危ないから麻酔効くまで座っててほしいって
思ったけどね。
飼育下の個体だけど、野生のチカラすごいなって
素直に感じました。


鹿の子模様がなければ、アングラー牛に見えなくも…

角切られて麻酔から覚めたイサム。角はなくても
オラオラオラと餌場を独占。


角はなくても若いオスには負けん、とばかりに角突き。
たぶん今度も、倒れてなるものかとギリギリまで
がんばったんだろうな。


夏のイサム。バンビ柄が妙な感じに見えるほどの貫禄。
野生下でこんな大鹿と出合ったらカタマるかも。

特に今年、一番観察させてもらいました。
そのことをつぶやいたら東京三軒茶屋の「エゾシカフェ」にて
おいしく追悼してくれた模様。

ワタシだって冷凍庫にはエゾシカ肉があるけれど、
やはり名前を覚え、観察し続けた動物には
ちょっと思い入れができちゃうね。

これでしばらくは立派な角の個体がいなくなります。
あとのオスはまだまだ貫禄の出てこない
二頭。角の長さもまだまだ。
そんな二頭の勢力争いも気になります。
来年の秋が楽しみだ。


全道のオスジカの皆さん、動物園の柵の前で
ビイビイ言ってたら(あばれたら逆効果ですよ)
安心安定生活が叶うかもしれません。
ただし繁殖はできないでしょう。でも
食事と健康管理についてはご安心を。
おたる水族館には自ら売り込んできたトドのガンタロウ氏が
いますから。

勇、どうもありがとう。


2010年11月16日火曜日

とる、たべる、えぞしか。【冬のはじまり編】

エゾシカ(蝦夷鹿、Cervus nippon yesoensis


さて、野生生物を描きたくて、いろんなところに首をつっこんでいる
ワタクシですが、今年はなんといっても
エゾシカとの関わりが強くなっちゃった。
姿カタチも、生態も、食材としても
興味深い存在です。
 で、
先月の23日はエゾシカの狩猟解禁日。
すでにワタクシ、おいしいエゾシカ料理に
ありついております。ふふ。


その解禁日同日、こんな会が立ち上がりました。
通称、
ベニソン・パートナーズ
正式名称は、「安心・安全なエゾシカ料理普及促進協議会」)
なにかというと、
安全な、ちゃんと処理されたおいしいエゾシカ肉を食べましょう。
そんな北海道が認めた推奨肉を使ったエゾシカ料理を
出すお店を増やしましょう。
って、コツコツ活動する会です。

いや、別にコツコツじゃなく、ガツガツ活動しても
いいんだけど。なんとなく、
地道に行くイメージを出してみました。

牧場で増やしたわけでもない、文字通り北海道産の
食材、エゾシカ肉を北海道名物にしたい。
北海道グルメにしたいと考えている人たちの
集まりです。

ちなみに毎月第4火曜日はシカの日。
 http://www.yezodeer.com/syokutaku/sikaday/index.html

エゾシカが北海道におよぼす食害は深刻です。
ねんねん深刻になってる。
北海道新聞はじめ記事にもなっているので
さいきんは「増えてるんだって?(頭数も被害額も)」と
聞かれることも多くなりました。
増えているようですよ。

そして逆に、ハンターさん、減ってます。
ひとりが撃って処理できる頭数にも限界があります。
だってさ、
ちょっと想像してみてくださいよ。
一頭から20kg以上のお肉がとれるエゾシカ。
運ぶのだけでもたいへんだ。
そしてもっと食べないと、「食材」じゃなくて「駆除個体」なだけに
なっちゃう。

モッタイナーイ。

だって、

エゾシカは、

こんなにおいしいのに。

ゴミにしちゃうなんて、申し訳ない。

しかも、

栄養素が女子にうれしいんですよ。
鉄分補給にいい。ダイエットにもいいかも。
自然の美容食って言いたいかも。
というような「おいしい話」を、先月円山動物園で開催した
エゾシカセミナーでは
ぺちゃくちゃとオシャベリしてきました。
(釧路短大の管理栄養士・岡本先生、酪農大の伊吾田先生、
エゾシカ協会 のお話を参考にさせてもらって)

これから数回、
こんなエゾシカのおいしい話と
ベニソン・パートナーズのお話を
書いて描いていきますね。
ちなみに、
月刊ソルビエ」の連載コラムでもエゾシカについて描きました。
 http://www.sorbier.jp/column05/index.html


で、
先月途中まで描いて眠らせていた円山動物園のエゾシカの様子を
時間差でお届けします。
以下、
ちょっと前に描いたものです。
ーーーーーーーーーーーーーーー

10月9日の円山動物園。2歳オス。バックにあるトウキビは、
電柵撤去後、その日のうちに食べられました。
でもこれは数ヶ月研究に協力してもらったお礼でしょう。
フィーヨーー。
きょ年も聞いたラッティングコール。
でも今年はもっとエゾシカに近づいた年。「嫁さん、ほしーよーーー」って
「聞きなし」されてるオスジカの声もなにやら
特別に感じる。
秋から冬へ、発情の季節ですね。

円山動物園の三頭のオス。去勢しているそうだけど
本能はオスのまま。角突きするし、「ぬた場」で泥浴びして
オレ、オスだぜ。
キテるぜ。
とアピール。
高齢と言われるボスジカが一番ムンムンで、
そうね、
津川さん、
雅彦さん以上のムンムンさ。

「ニオイもすごいですよ」
というので風下にまわって、くんかくんかと…

くさっ!!

田舎のボットンどころじゃない「ツンと臭」が
文字通り鼻をつく。
ぬた場にはオシッコと精液を放って浴びてますのでね。

メスジカにはグッとくるんだろうけど、
ヒトのメスであるワタシには届きませんでした。
でも泥まみれの雄々しい姿は
格好いいぞ。

ーーーーーーー
古い日記、ここまで。

ここんとこ動物園には行けてないので
発情期のその後がわからないのだけど(近々見てきます)、
山や森に入って、フィーヨー…を聞いた人も
いるのではないですか?
なんとも切ないあの声、
いろいろ見てみると(ネット中心ですが)
嫁さん探しというよりも、他のオスに対する
けん制の意味合いの方が強いのかもしれません。


2010年10月27日水曜日

オオカミ御礼。円山動物園写真少々、そしてよろしく郷愁。

父と息子

狼祭Wolf Festivalが24日で無事終了。
会場に足を運んでくれた方、
作品見てくれた方、ポストカードを手に入れた方、
ありがとうございます。

母。
いつも動かないトカゲやヘビ、止まってるトビやシカを撮ってるので
動き回るオオカミは撮影が難しいね。しかもコンデジだし。
だからみなさん結婚記者会見バリの連写なのね。

今回は動物園ではなく、道内外の一般の方々が実行委員をつとめた
はじめてのフェスでした。
私は少ししかお手伝いできませんでしたが、
クリエイターのはしくれとして
初心にかえったり、目からウロコだったりと
なにやらパワーをもらいましたわ。

委員長、スタッフ&制作者仲間のみなさん、
シカだ、トカゲだ、トビオオタカだと、ちっとも
オオカミじゃない私にオオカミの魅力を教えてくれて
ありがとうです。みなさんと会わなければ、
過去北海道にこういう獣が君臨してたことすら
忘れていたかも。
きょ年今年にひきつづき、ぜひ来年もお手伝いさせてくださいね。
となりのシカ舎の説明はまかせてください(って、あいかわらず
個体識別できてないけど。とくにメス)。


クイズ大会でともに司会進行した
このシークイン!さんもがんばってくれました。
サンドウィッチマルヤマン準備中。
か、カメラ目線がこわい
おまけ。

たまたま友人ライターが取材にきていたのでトビのフリーフライトと
エゾヒグマ舎のエサタイムに同行。
ヒグマのトワさん、食事をみつけて大ハッスル。
が、
ガラスの汚れで写真がうまく撮れないことが発覚。
その準備のためにちょっとお預けをくらってしまったとき…

大興奮でドアにアタック。
かわいいクマさん、というよりも野生のチカラをちょっと
垣間見られたような。お客さんたちも感動のようす。
(いやじっさい、森ではちあわせたら固まるな)

見よ、この距離。

無事なのはわかっていても、
まんがいちこのドアが蹴破られたら、
目の前の子供たちを守れるか、
それとも一目散か。
ちょっと考えてしまいました。

ヒグマとしてはまだ小さめ、のはず。

そうそう、このあとマルヤマクラスのイタリアンで
秋のサラダ的なものを買ったのね。
サツマイモ、カボチャ、リンゴなどなど彩り豊かで
おいしそうな。
でも、
あれ?
なんかこれさっき見たぞ。

と、思ったら、ヒグマのエサと見た目ほぼおんなじでした。
雑食仲間だね。


トビ。ヒグマと違い、猛禽類はメスの方が大きい。
このビリー(メス)も羽を広げる姿は壮観。
フリーフライトと出合わなかったら、このブログもはじめてないかも
しれないな。
個体ごとの愛着はあまり持たない方だけど、ビリーのことは
かなり好きだと思う。きっかけだからね。
(ああ、いまだにカメラの中からコモド夫妻が
のっしり現れると「あいたいなー」とため息が。彼らも特別だったん
だろうか)
ああ、あとヨウスコウベビーたちの成長も
楽しみにしているか。

もうひとつ思い入れのある方をご紹介。
はい、ビックリ氏ですね。
中島公園こどもの国ではじめて遊んだアトラクションです。
まじでビビリましたよ。
父の腕につかまりましたから。

ああ、もういちど遊んでおくのだった。
今はもうありませんよ、ビックリハウス。
そして、

なんとかの魔境でしたっけ?ワタシ世代には海底探検とかそんな
名前で知られていたのかも。
ジープたち、すっかり搬出されちゃってます。
はじめて日の目を見たのでしょうね。
そしてさようなら。

これもこどもの国時代、あまりにたいくつだと
カートを降りてすすみ、最後の海底火山前でもう一度
乗り込んだと言い張る友人がおりましたっけ。

あとの心残りはループ&コーク。
ジェットコースター嫌いのワタシでさえ楽しめた
回転系アトラクション。

さよならキッドランド。


2010年10月18日月曜日

エゾシカの次はオオカミだ。



先々週はエゾシカの週末でした。
セミナー、シンポジウム、
参加者と飲み会、
そして飲み会、
さらに酪農大の先生と飲み会。
もうお酒やめた!

いや、そんな話ではなく、ハンターへの思いと
野生生物、そして食のことを考えさせられました。
して、
釧路と知床に行きたーーい!
って思わせる人々の話も聞きました。
エゾシカレポートはこちらをクリック。「円山どうぶつ雑記帳」
(エトブン社ペコ氏も写ってるぞ。どれがワタシかわかったぞ!と
正解コメントくれた方にポストカードプレゼント)

で、
「はー、エゾシカひとだんらく」って思ってたら
背後に大きな緑色の影が…
「次はオオカミですからね」
円谷氏
そう、昨日から円山動物園で「狼祭~Wolf Festival 2010」
はじまりました。全国のオオカミファンが
お宝写真やクラフト、グッズとともに集う祭典。
エトブン社もエゾシカの縁がありまして、
昨年にひきつづき今年もイラスト出展。一点だけですが。
で、今年はポストカードの販売も行います。
新作もカードにアレンジしました。

この中には4種のイキモノがいます。
つい先日室蘭で見て、感動のあまり登場させました。
なんのことやらわからんと思いますので
会場などで見かけたら質問してみてください。恐くないですよ。



あ、動物園にいてても
会場にいないときは
爬虫類館かトビのフリーフライトに
行ってますのでご了承ください。


そして。10月23日土曜日は「オオカミ博士をめざそう!」
クイズ大会が行われます。この日は必ずいます。
なぜかというと、司会を仰せつかりました。ついに
緑のおじさんと共演です。シークイン!
この夏、すでに共演していた
マルヤマンとペコ氏。in東京の夏フェス。
ワタシは普段ぜったいにこんなことはしないが、
知名度も人気もない閑散とした状態、
見るに見かねて同郷のよしみで撮影。

炎天下のせいでシークインポーズすら
しない円谷氏をたしなめるように
「マルヤマン、シークインして!」と
耳元でささやいたことは秘密。

さ、この人生の先輩の無防備なビール腹を見て
何もしないでいられるのか?
それとも子どもたちの夢をこわして
出入り禁止デスマッチとなるのか?
いいえ、
たぶんキンチョーのあまり、棒読みでたんたんと
進行することでしょう。
クイズの内容は、オオカミマニアたちが作成した
素晴らしい出来栄えです。ぜひご参加を!
参加すると
エトブン社(が寝る間を惜しんで制作した)スタンプカードが
もらえるよ。

ご来場、お待ちしております。
とりあえず、19日の午前から午後2時くらいまではおります。

おまけ。今年は展示を見送った、趣味に走りすぎた作品公開。続きを読んでね。

2010年6月30日水曜日

フクロウ親子を見た。野鳥(ヒナ)の保護について知った。

エゾフクロウ/フクロウ(梟、Strix uralensis coreensis)
◎ヒナを拾わないでキャンペーンのお話は後半に
(鳥好きに教えたい、ヒナの話と、めずらしい写真)。
まるく、しかくく、のびたり、ちぢんだり。
どんなカタチでもフクロウはフクロウ。

更新が空いてしまいました。
エゾシカとか江別とか登別とか栗山とか
FIFAとか、そんな日々を忙しくしておりますです。
(だって愛しのSアナが実況なんですもの!寝不足)

 散策友達の後輩B先輩はカメラが好きで、
この前も野幌森林公園で撮ってきたよと写真を送ってくれた。
エゾフクロウじゃないか!
「いいね、いいよね、自分だけいいよね」と言わんばかりの、
ワタシの念が苦しかったらしく、
先日、「行きましょうよ」と乗っけてくれた。
駐車場につくと、いるいる。バズーカレンズの愛好家たち。

みなさん優しくて、ほら、あそこ、あそこにいるべさと。
そのうち、見つけ上手リーダーが自然に生まれ、リーダーは
次々やってくる「見たい人」に、ほれ、あの、
こっから見えるあの木の、Vになったところの、ほれ、え?
わかんねって?いや〜、木ぃ説明すんの難しいわ。
みたいなことになっている。

いや、わかんねって。だって、保護色ですもの。
エゾフクロウは。

ただ、そのリーダーオジサマのおかげで、
はじめて野生のフクロウを見ることができた。
 どこにいるかな?正解は次の写真で。
B先輩によると、もうひとつポイントがあるという。
散歩がてら行ってみよう。
さて、まともにフクロウの写真は撮れたのか?
そして、こんなシーン初めて見た!の「ヒナを拾わないでキャンペーン」の
お話もあわせて、「もっと読む」で。

2010年6月16日水曜日

seibutwitter * カンガルーは何をワタシに伝えたかったのか。円山動物園にて

きのう、パーティーでたくさんのヒトと話して
テンション上がり目だったので、仕事の前に
静かなイキモノを見に行った。
いろいろ考えすぎてワタワタになったときは、
ここに限る。

ヨウスコウワニたちの父か母。きょうも黒目がち。わざわざ
正面向いてくれた。ワタクシの正面好きをわかってらっしゃる。

きっと10年前はこんな感じだったのかもしれない。ヨウスコウワニbabyの
一匹。こちらもわざわざこちらを向いてくれた。たまたまだけどね。

いい泥かげんですか?名湯コモドの湯。ああ、落ち着くなあ。

今日もオオトカゲに熱視線。おなかに愛着。でもきちんと体重管理
されとります。の、はずです。あまりにもジッと見すぎると

 あんまり見るなよ、と言わんばかりのチラ見。

 ワタシの好きな摩周焼の器にそっくりなブルーのアオダイショウ。
 うっとり。

4月に抜け落ちた牡鹿の角もここまでのびていた。バンビじゃなくて
成体でも夏毛は鹿の子模様。おとなりでは、オオカミの子がコロコロ
まるまる育ってた。父親ジェイは体重調整中。どこでも飼育下では
体重管理がキモなんだろうな。

ハイイロカンガルーのそばを通ったらメスカンガルーが一頭
跳ねて近づいてきて真正面に立った。ワタシと彼女の間には網。
すると網の下の土を前足でどんどん掘り出した。何度も何度も。
何がしたかったんだ。
これだからカンガルーの前は素通りできない。

以上、どうぶつぶやきでした。
良いリセットになった。ありがとう。

ちなみに本日出てきた動物の中で北海道に生息して
いるのはアオダイショウとエゾシカです。