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2020年4月7日火曜日

生きものに色をつけて、森をつくろう。おうちでね。

エトブン社タヌキツぬりえ シマリスカラス付き

新型コロナウイルスの影響で非日常のような日々、いかがお過ごしでしょうか。
こちら北海道では学校が始まったようですが、まだまだ心配。
テレビやスマホを見れば滅入る言葉も目にとまって、ああやだな。
そんな時はちょっと深呼吸して、
気分転換に絵を描いてみてはいかがでしょう。
描くのが苦手ならぬりえでも。
というわけで、
今まで描いた生き物たちの絵から線画をいくつか組み合わせました。
(知床財団記念誌、北海道博物館エゾシカ展、ほっかいどうイキモノートなど より
 お世話になったみなさん、一部使用いたします)
エトブン社熊ぬりえ
ダウンロードできる方はプリントして、どうぞオウチでお楽しみください。
よく見ると季節もいろいろ。線画に草花、虫や山や川を付け足して
みても楽しいでしょう。空に鳥を飛ばしてもいいかもしれません。
お好きな森に仕上げてください。
見ることしかできない方はこんな感じで好きな森を
描いてみてはいかがでしょう。

エトブン社鹿ぬりえ フクロウは見た


エトブン社森ぬりえ 木には葉っぱを

なかなか外出できない家族への郵便に同封してみようかな。
会わないことが正義な日々が無事に終わって
またみんなでワイワイ飲んで食べて大いにしゃべって
好きに旅に出かけられる日が早く戻ってきますよーに。

2013年11月22日金曜日

小春日和のマチョ・リブレ。

エゾリス(蝦夷栗鼠、Sciurus vulgaris orientis


先日、円山のふもと、神宮の森を散策しながら
とある動物のお話を聞く取材がありました。
立ち話をしていると、この方も加わって来ました。
いや今日はアナタの話の日ではないのだよ。

悲しくもうれしい人慣れエゾリス。
好奇心かエサを求めてか、ケーカイしつつも
こちらにどんどん寄ってきます。
で、かわいい仕草の合間にコレ。

ね、前々から言ってきたことだけどさ、
やっぱりエゾリスってマッチョでしょ。
冬毛も手伝って見た目ムキムキ。
実は先月、帯広の森でエゾリスのお話を聞いてきたの
ですが(そのお話はJR Hokkaido誌12月号で)
その時も、決してシマリスのように「かわいい〜」って
タイプの生き物じゃないよねとお話してきました。

森を散策しているとドサッガサッ!ビクッとして
振り向くと木から下りて木の実を枯れ葉の合間に埋めている
エゾリスが。ほんと、シマリスちゃんと比べると
存在感のある小動物です。
絵を描こうとじっくり見ると、
しっかりした頭蓋骨、飛び出した両目、
気がつくとケワシイ顔したスケッチが出来上がってます。
とはいえ冬毛の彼らはたまらない。
マッチョ好きなワタクシにとってはますます
たまらない生き物に見えます。


こちらは円山動物園内どさんこの森の飼育エゾリス。
カリカリカリカリ音を立てて食べ続けています。
器用につかんでいるけれど指先は使ってないのね。
この指もまた、かわい…くない。
野生だなあ。

円山動物園では他にもワタシ好みのマッチョな生き物が。

びよん!びよん!ハイイロカンガルー。エゾの動物じゃないけど。
帯広動物園には「(ワタシが)気になる生き物ランキング」上位の
アカカンガルーがいたんだけれど、ほぼヒト科のオッサンでしたね。

アカカンガルー愛あふれる日記を書いたことも。

また、エゾの動物に戻って
フレーメン顔エゾシカ(♂)。
男っぽさムンムンです。10〜11月は発情期と言われています。
女子たちにアピールしたくてしたくてといった風に
見えました。ああ、ラッティングコール聞きたかったな
(オスジカの雄叫びのような声。
ヨメサンホシ〜ヨ〜って聞こえる。かも)

オス(メグムかアユミ、どっちかわかりません)のシンボル、
角を切られても(安全のため、動物園では角切りします)
ついアピールしてしまう。
メス「うっとうしいわ」。

マッチョなはずが縁側のご隠居のようになっていたのが
ヒマラヤグマ。

ポカポカ。うとうと。

ん??

うとうとうと…

マッチョな大木だけど優しい遊歩道の桂。ここは野生のリスの出没率高し(見かけた時はうれしいけれど
餌付けの結果と思うとモヤモヤモヤ)。



雨上がり。水滴きらきら。
もう少ししたらここも雪景色。




2013年10月27日日曜日

そらのくま。


北海道を代表する野生動物。
日本の陸上哺乳類で最強。

偉大で恐ろしい山の神、
それは……

ど〜も〜。くまです。

今回の北海道出張では「道民の翼」を利用しました。

こちらの広告塔はベア・ドゥくん。
数ある航空会社のキャラクターの中でも
かなりステキデザインなシロクマですね。
彼がホッキョクグマなのか、アルビノのヒグマなのかは
わかりませんが、
この確信的に無垢な顔つきを見ていると
「ヒグマたれ!」
と手元のボールペンが動いてしまいました。

 りりしく。

ガオガオと。
ドングリも写る方がいいかな、えーと、えーと…って、
こっそり撮影していたら、
「お済みですね」
って下げられました。
まさかオトナがこんなことしているとは
思わなかったのでしょう。
ちょっと恥ずかしかった。

道内でご本人登場(出没)することもなく、無事に帰りの便。


ひょこっと。

エゾリスたれ!


北海道の動物たち、冬毛にかわって
冬眠するもの
巣ごもりするもの
越冬するもの
それぞれたくましく
長くきびしい季節に向かっています。

ちなみにシマリスは冬眠して、エゾリスは冬も活動します。
活動時間は減りますけどね。

ヒグマ緋熊樋熊)Ursus arctos
エゾリス(蝦夷栗鼠)Sciurus vulgaris orientis 

2010年1月18日月曜日

捕食者のニオイをつけるリス。擬臭。

エゾリス(蝦夷栗鼠、Sciurus vulgaris orientis
北海道だけに生息するキタリス種の亜種
いろんな生き物に興味がありますが、
ちっちゃくてかわいいヤツより、
小学生男子のように
ちょいコワモテ動物にひかれます。
だからさ、仕事以外でリスを描くことは
あまりなかったんです。

そんなある日、こんな行動学に
出合いました。
2007年12月朝日新聞の記事によると(*)
カリフォルニア大のクラカスさんが
「ジリスと呼ばれるリスの仲間などが、
ガラガラヘビの皮をかんでから
自分の毛皮をなめ、においをつけている
こと」を観察したとのこと。

擬臭です。
生き物が補食や身を守るために自分を「装う」習性では
擬態の方が有名ですが、これはその
ニオイ版てな感じか。
自分を捕食するヘビに「ほかのヘビがいますよ」と
思わせる?

そんなリスの行動について、ワタシの好きな
この本にも書いてありました。
「先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!」
著者は人間と動物の行動学が専門の
小林朋道教授(鳥取環境大学)。
ここ数年読んだ本ではベスト5に入るかも。
1Q84より上位。 いや、1Q84まだ読んでなかった。

小林先生が実験したのは野生のシマリス。
捕獲したヘビに麻酔をかけ
リスの行動範囲に置く。
するとリスは逃げるどころかヘビが動かないのを
確かめ、頭をかじり、それを自分に塗りつけたと。
これ、シベリアシマリス以外のげっ歯類では
見つかってなかったそう。そんなところに
届いたのが最初のジリスのニュースでした、
と書いてあります。

食べられるかもしれない相手に
近づいてかじる!チャレンジャーだなあ。
それが脱皮した皮だって嫌なもんでしょ?
そこまで恐怖と習性がとなりあってる
のって面白いなあ。

そこで思う。
それならエゾシマリスもやるかも。
ってことは、同じく樹上生活リスのエゾリスだって
やらないかな?
カラダの大きなエゾリスよりも
シマリスのが、やんちゃらしいけど。
でもあの風体、やりかねないんじゃないか?

エゾリスを観察していて思ったんだけど、
そんなに言うほどカワイくないんですよ。
シマリスと比べて、ケモノ度高し。
指なんて悪魔っぽいし。
けっこう好みかも。

というわけで、そんな思いを描いてみました。
エゾリスが擬臭行動をとるかは
わかりません。
絵で手にしているのはアオダイショウの
しっぽです。どこかにウロコの一部も
切り抜きされてたりして。

もし手元にアオダイショウの皮か
尿の固まりなんかがあれば、
そっと、あの森のあの辺に
置いてみたくなる衝動にかられるなあ。

うーん、やっぱり
かわいいね。





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