ラベル 両生類、Amphibia の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 両生類、Amphibia の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年8月17日日曜日

A Rã

ニホンアマガエル(日本雨蛙、Hyla japonica

未完成だけどなかなか手をつけられず
完成させる前に秋が来そうなので飾ってしまった。

両生類でいちばん好きな雨蛙。雨の前にはレインコールすると
いいますが、夕立の季節はケロケロいそがしいのかな。
指の吸盤でガラスにも器用にくっつくアマガエル。
ぺたぺたくっつく感触が好きで、乾いた指で触ったもんです。
実はこれ、彼らにとって非道な行為。
たぶんそうとう熱かったと思う。
それを知ったのはじゅうぶん大人になってからでした。
ごめんよ。
水と陸で生きる両生類をさわるときは
ヤケドさせないように冷たくぬらした手でさわって。
そして手洗いを忘れずに(毒あり)。
夏休みの冒険中にはお忘れなく。あ、北海道の子はもうすぐ
新学期か。
ちなみに手前はエゾアカガエルのおもちゃ。

まだまだ蒸してる東京の夏の夜。
こんなカエルソングはいかがでしょ?
A Rã / João Donato
あはん。急に色っぽいわけじゃなく、曲名です。
アハンとはThe Frog 。ジョアン・ドナートやジルベルトが
歌っているボサノヴァ。
歌詞はスペイン語やポルトガル語がわからなくても歌えます。
カエルの鳴き声ですから。

とくにカエル好きを意識してはいなかったんだけど
ただいま我が家の玄関がこんなことになってます。
さっきのエゾアカちゃんともう一匹
擬態しているのがいますね。

では、今宵はこの辺でゲロゲーロ。


2013年8月14日水曜日

仕事の余白。朝顔に蛙。

先ほど北斎の「frog on morning glory」を見かけまして
イラスト描いてた余白に走り描きしました。


手元の色鉛筆なのでやや不満のこりますが
余白画なので良しとします。
カエルの中ではニホンアマガエルが好きでして。
これは北海道でも在来種になります。
もう一種の在来種はエゾアカガエル。
北海道には二種類しかいません。
本来は。

それがいろいろな理由で移入しまして、
トノサマ、ヒキ、トウキョウダルマと広がって
いまやウシガエルまでモウモウ鳴いているようですよ。

カエルは両生類。哺乳類とは快適な温度が違います。
私もよくアマガエルを手づかみで観察したりしたんですが、
ヒトの体温は熱すぎるそう。カエルにとっては
ヤケドしちゃうぜって苦しい状態なんですって。
夏休みに観察するなら、水にひたすか
手を水で冷やして乗せた方が良さそうです。
それも短時間ね。
で、何度も言ってるけど、
さわったら手を洗いましょう。
そのまま目をこすったらエライことになっちゃうぞ。

仕事の余白ばかりではアレなのでイキモノがらみのお仕事紹介。

☆車内誌「JR Hokkaido」8月号ぜっさん乗車中。
 今回は異色のモノノケ描いてます。

☆Web「目指せ!狩りガール」連載中。
http://kari-girl.com/
 主人公ありちゃんが実際にハンターを目指す様子を
 取材し、猟友会からの情報やハンターさんの声などを踏まえ、
 イラストと文章と写真で再構成してお届けしています。
 リアルに追っているので私も毎回展開が読めません。
 彼女といっしょに冒険気分を味わっていますよ。

☆しむかっぷ村鹿カレー パッケージイラスト描きました。
阿寒もみじにつづき、占冠でも鹿カレーの絵を描くことができました。
ふたつともレトルトだけど味は本格派。おいしさもそれぞれ違います。
エゾシカのカレーが多彩になるのはうれしいです。
これについてはまた今度じっくり。

2012年10月2日火曜日

いきものミニトート作りました。

個展とかイベント用にちょこっと
作っていたミニトート、
今回、特に何もないんですが
作ってしまいました。

ああもっと机を片づけてから撮影すれば
よかった。

「エゾシカハレム」
です。以前、エゾシカ肉取り扱い会社のクイージさんの
依頼で作った絵柄を印刷しました。
今回もクイージさんのお店、三軒茶屋の「エゾシカフェ」で販売予定です
(もう少量入荷してます)。

「森の入り口」
です。こちらは香山リカさんの本「悲しむのは、悪いことじゃない」の
カバーで使われた図案を再構成したもの。

以上ふたつは販売できます。一枚2800円の予定。
数が少ないので単価高くてごめんなさい。
しかもかなりの数量限定…。
北海道でも販売できる場所探します。

おまけ。

「はりつきアマガエル」
これは自分用に刷ったものです。
カエルの絵を描くお仕事で描いたのが
気に入っていて。ニホンアマガエルのつもりです。
これ、
ここで完成ではなく、
カエルのまわりにシシュー画を縫ってみようかと
思案中。

次こそイキモノ手ぬぐいとTシャツ。


そだ、
ただいまミッドタウンのFUJIフォトサロンで
北海道の動物写真家
中島宏章さんの写真展「黄昏ドラマチック」がぜっさん
開催されています(4日木曜まで!)。
http://thesedays.hirofoto.com/

中島さんと言えばコウモリ。

今日の夕暮れ、
まさに黄昏時に「ひとだんらくしたーーー」と
ボーッと窓の外の夕暮れを眺めていましたら
ヒラヒラとコウモリが飛んでいきました。
よく描いたごほうびか。

札幌にも16種はいるというコウモリ。
でも目撃する機会は関東にいるときの方が
だんぜん多いです(特に探さなくても
その辺を飛んでいる)。

おっと。
ハロウィンの季節。
コウモリの絵を描きましょう。そのためにも
写真展を見に行かねばの娘。

これはコープさっぽろの冊子モリ・イクで描いたコウモリの下描き。

2012年5月4日金曜日

早春の音。

さきほどのエゾアカガエル(Rana pirica)の投稿、
ケロケロとタピオカが苦手な方には申し訳なかったので
こちらはいかがでしょう。

うつくしい(ピリカ)カエルの鳴き声と小鳥の囀り(さえずり)をどうぞ。
生き物は映っていませんのよ。
部屋で引きこもり仕事のときなんか、
聞いちゃうんですよねぇ。

一斉に恋の季節です。地面も水中も空中も恋に夢中。つがいです。
それを見て、なんとなくさみしくなる年もあったっけ。


愛の水中卵。

エゾアカガエル(蝦夷赤蛙 Rana pirica

さーて、はじまりました。
なにが?
お〜江〜戸と蝦夷の行ったり来たり生活。あっちゅーまにマイルが
消えて行きました。帰りの便をJクラスにアップグレードしたら、
「1000マイル使うより、1000円でアップグレードした方が得なのだよ。
ジョージクルーニーに叱られるぞよ」
と友人Tからの助言がありました。むずかしいな、マイル道。
とはいえ、北海道の野生動物への興味は尽きず、
お勉強も体験もまだまだなので丘マイル貯めながら通います。
江戸の自然を知る機会もほしいんだけどね。

JR誌連載イキモノートの取材をして、
その数日後、後輩B先輩のプランで春の散歩ドライブをしてきました。
寒かったり、あったかかったり、冷え冷えだったり、
春の北海道らしい気温でしたね。

あちこち行ったのですが、今回は西岡水源地でカエルを見た話を。
Bちゃんは鳥を撮る人なので上を見て、
私は第一目標のエゾアカガエルを見るために下を見て。


水芭蕉も福寿草もきれいに咲いていました。
あ、4月21日のことです。

まずはこの音を聞いてみてくださいよ(音が出ます)。
最初ね、「え?白鳥?んなわけない」って
タモさんのモノマネしそうになりました。
「カエルじゃないですか?」ってBちゃんのひと声に冷静になってみると
そうだ、エゾアカガエルたち(オス)の声じゃないか。
(動画で意味ありげにズームしたりしてますが特に
意味はないのです。どるるるってのはキツツキのつつく音ドラミング)

ものすごい大合唱だったので、今回の声と結びつきませんでした。
そこまで大群ではなかったのでキャラララ〜とけっこう
キレイな声に聞こえました。

さて、
エゾアカガエルについて語ろうかと思ったんだけど、
すでにちゃんと説明してくれている
楽しいお仕事があったんですよ。

コープさっぽろ発行のモリ・イクです。
宮本尚さん、デザイナーの檜山さんと作っていまして
第一弾はイモケム(芋虫毛虫)、
第二弾はコウモリ写真家中嶋宏章さんも一緒に作ったコウモリ。
につづき、
vol.3は「北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑」のばいかださんこと
徳田龍弘さんにお話をきいてカエルを描きました書きました。

リンクしまくった……


こんな感じ。中味はコチラで読めますよ。バックナンバーも。
エゾアカガエルのことがわかるかも。

そのエゾアカガエル。
いましたよ。

 くわっ

くわっくわっ

オスがね、ひとあしお先に水辺に来ていて
ほっぺたふくらましてキャラキャラ鳴いとります。
(オスだけ鳴くのね)
それはもうひっし。およめさーん♪

うまく見つかると


かわいこちゃ〜ん。むぎゅ。

この「むぎゅ」で卵が産まれるらしい。そこに放精。
卵はタピオカみたいに水でふくれて
オタマが生まれる。

見ていると、オスがとにかくオラオラと冷静じゃない
感じで、抱きついたと思ったら
下になったカエルも鳴嚢がふくらんでますけど…。


んで、たくさん生まれてます。
ひとかたまりで、メス一匹。
追記:写真に写っている分、数えてみたんだけど40匹分くらい?途中で脱落

恋の街札幌。

ただし、ばいかださんブログによると
メス奪い合いなどで下になったメスがおぼれることも
あるらしい。ケンカをやめて、二人をとめて〜♪です。
しゃれならん。


警戒心が強く、あんなに鳴いてたのに
ちょっと近づくとシーンとなってしまう。
息をひそめてます。
なんか、恋路をジャマしたみたいで悪かったわね。
じーっと待つと誰かがこらえきれずに「きゃら」って
鳴きはじめてコーラスができて
合唱に。
無事に繁殖できますように。

カエルが苦手な方、もしここまで我慢できたのなら
おつかれさまでした。

追記:
今回の記事に曲名らしきものを数曲ちりばめました。なぜか昭和歌謡ばかりになってしまった…。
全部わかりますでしょうか。

2010年8月10日火曜日

山椒魚は山椒の香り。

オオサンショウウオ(大山椒魚、鯢魚、Andrias japonicus)

日本の特別天然記念物です。
道内で唯一、ゾウを飼育している
おびひろ動物園から推定55歳のオオサンショウウオが
しんだというニュースが入ってきました。
なかなかいませんよ。動物園で飼育されてる人生の先輩は。
飼育下では国内最高齢だそうです。

山椒魚。北海道で生息しているのはエゾサンショウウオと
キタサンショウウオの二種のみ。
この春先、エゾサンショウウオやその卵塊に
触りました。写真もあるけどアップしそびれたなあ。
井伏鱒二の短編「山椒魚」に出てくるのはおそらく
西日本に分布するオオサンショウウオでしょう。

天然記念物となった今、食することはできないので、本当に山椒の香りがするかどうかは不明。魯山人は確かに香ったと感想を残しているみたい。 
ところで、ワタシの頭ん中で、井伏鱒二の山椒魚と
森鴎外の山椒大夫が
ごっちゃになってました。山椒魚が出てくるのが井伏。
安寿と厨子王のお話が森鴎外でした。
今回調べて記憶の整理ができました。
山椒魚先輩、ありがとう。

そうそう、きのうまで東京に行っていて、
森美術館でやっている「地球最古の恐竜展」に
行ってきました。いやあ、もっとゆっくりじっくり見たかった。
札幌でも来年巡回するようなので楽しみです。
そこに、どうやらオオサンショウウオのご先祖さまらしき
プロマストドンサウルスがいました。
 
いやあ、ほんとうに美しく、プレミアム感たっぷりの展示。
うっとり。
夜10時までやっているのもうれし。
すばらしい骨格標本&化石ごしの
ロマンティックな夜景が見渡せちゃいます。東京タワーは目の前。
がぜん、カップルいちゃつき度は繁殖のいきおいですので、
シングルでご参加の方は、ぜひとも広いココロと広い視野で。
だいじょうぶ。
恐竜たちが優しく凶暴に迎えてくれますから。

さて、帯広の山椒魚先輩。
毎日新聞の記事を抜粋すると
ーーーー
同園のオオサンショウウオは1965年に帯広畜産大から寄贈された。名前は付けられておらず、全長122センチと国内の個体では2番目の大きさだった。8 日午前10時ごろ、職員が展示室をのぞくと静かに息を引き取っていたという。柚原和敏副園長は「目立たない動物だったが、長生きを感心してくれるお客さん もいて、いぶし銀の活躍だった」と振り返った。
ーーーー
名前のない山椒魚。目立たないところで、
じっと世の常、人の常を観察していたのだろうか。
なーんて、
言ってみたくなるわ。

2010年7月28日水曜日

あ、忘れた!


コンニチハ。描きたいことがたまってきました。
エゾシカとコウモリと。カラスの話も。
今週切り抜けられたらちょっとは落ち着いて描けるかしら。

落ち着いたらとたんに冬眠するんちゃうん?とワケ知り顔のニホンアマガエル。
酪農大吉田ゼミのお部屋には里山の生き物がいろいろ。
つい立ち寄っちゃう。

あ!コモチカナヘビ書くの忘れた!!

と、これはテストの話。前期の試験後、いろいろと間違いや書き漏れ発覚。
たった一科目の試験だけど、これがまた復習する時間をとれず。
いや、いいわけだな。

ともかく立証されたのは、
いい大人になると睡眠不足で一夜漬け(実際は半日漬け)は
きかない、ということ。
みなさん、ちゃんと、コツコツやりましょう。

そうそう、事務所で一夜漬けノートをキレイにまとめていたら、
立ち寄ったライタータマコに「かおちゃん、かわいいね~」と
ほめられました。YEAH!
いやあれは、笑われたのか?

描きかけのサンショウウオ

事務所の窓にとまっていた黄色い羽虫スケッチ。
プレデターたちを描き足してみた。

というわけで、今週笑っちゃうくらいバタバタしてますが、こんな走り描きしながら
ニヤニヤと生きております。
あめあがり

2010年5月31日月曜日

イキモノート:エゾアカガエルがクーワクーワ。

エゾアカガエル(蝦夷赤蛙、Rana pirica)


わたしにしとけば しあわせなのに
ぐわぐわぐわ 
エゾアカガエルの小さな強気は
大合唱に飲み込まれ

ーーーーー
というわけで、ほんの一部の読者にお待たせしました。
エゾアカガエルの話。
春先の栗山町でエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵塊数調査に
同行してきました。

エゾアカガエル。北海道とサハリンに生息。学名にピリカとついているので
だれが何と言おうとキュートなカエルなのでしょう。
ワタクシ、あんなカエルの大合唱を目的を持って聞いたのは
はじめてかもしれない。

「え、これが鳴き声なんですか」

ってこっそり聞いちゃうくらいの大合唱。
調べるとさ、「鳴き声はクーワクーワ」と書いてあるのだけど、
そのクーワクーワがかけることの数百になると、
グワグワグワを通り越してシャワシャワシャワジャワジャワジャワ
って、筑波山麓の混声グリークラブも真っ青よ。

酪農学園大の先生に「カエルの卵をさわってきた。気持ちよかった」と
いらぬ報告をしたところ、道産カエルにまつわるユウウツを
教えてもらった。
ある日ある時あるところで、
トノサマガエルが逃げました(逃がされました)。
それが元で本来北海道にはいないはずの
トノサマガエルがいっぱいに。

九州や本州では絶滅危惧されている殿様。
なぜか北海道で繁殖中。
水田も増えているので居心地が良いのでしょう。

これ、1カ所で増えているならまだ良かったのだそう。
たとえば平岡公園でファミリーが団らん。
パパー!カエルの卵持って帰りたいー。
よーし、観察にもいいし、命の大切さを教えるのにうんぬん。
やだちょっと、足が生えたのいっぱいで
もう嫌よ。自然に返してらっしゃい!
野幌森林公園に返しちゃう。
もしくは遠くの田んぼに放しちゃう。

そんなこんなで、生息域が広がる殿様。
エゾアカガエルの卵との見分け方なんて
わからないものね。
なので、北海道にいるカエルはおもにエゾアカガエルと
アマガエル、
だけとは言えなくなっちゃうくらい
増えている?

春先に卵を拾ってきたご家族、それ、本当に
北海道の在来種ですか?
飼えなくなって放したくなったら、
くれぐれもいろいろ
お気を付けください。

長くなったので、
卵塊調査の模様はまた追記します(えーっ)。

時期が来たら、男女集って
水辺でワシャワシャカップリングパーティー。
好みのタイプとかあるんだろか?
どうやって自分の相手を決めてるんだろね。