2012年11月26日月曜日

だいたい70%。

水分

NHKスペシャル|大海原の決闘!クジラ対シャチ 
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1125/
さっき、この番組を見ていて
「海、かっこいーー!こりゃ、陸はかなわないわ〜」
と、わけのわからないことをテレビに向かって発し、
家族に「?」と反応されたんですけどね。

その昔、クジラがまだまだ小さかったころ、
地球があったかくなり氷河がとけました。
するとオキアミが
クジラが食べても食べてもありあまるほど
爆発的に増えたそう。たーんと食べて
クジラは大型化。その大きな体で生きるため
今のような壮大な移動をしている(かいつまみすぎですが)。

クジラ規模で考えると行動範囲は太平洋。
みているウチにザトウクジラといっしょに
オキアミをズイズイと食べまくりたくなりました。

ふと、

海は地球のだいたい7割と言われる。
ヒトの体内の水分もだいたい6〜7割。
この比ってなにか関係ないんだろうかと
一番搾りとれたてホップ片手に考えましたよ
(クラシックの富良野ヴィンテージはもう
飲み尽くした)。

潮の満ち引きから生まれた生き物。
海から陸に上がって…なんやかんやで人類。
月の引力と潮の満ち引きと水、
影響しあってるんでしょうか。

前に鯨類調査員で写真家の笹森さん(さかまた組)のお話を
聞いていて「海すごーい!海に出たい!」って感じた
ときと同じ感覚でした。

シャチの隊列、
ザトウクジラの弱いモノに対する思いやり。
陸で進化した霊長類と
海で進化した鯨類はやっぱり
それぞれの世界での進化形なんじゃないだろか。

うーん。

なんの知識もなく脳内回遊してみました。

おやすみなさいませ。

キーワード:
アリューシャンマジック

2012年11月24日土曜日

電気柵。

エゾシカ(蝦夷鹿、Cervus nippon yesoensis



先日の阿寒旅の道中で撮影したものです。
オスジカたちの近くに白いヒモが柵のように建てられています。
これは電気柵。さわるとビリッときます。

このような電気柵はエゾシカの農業被害、林業被害に
役立つモノとして本当にあちこちで見かけますね。
電気じゃなくても道路や線路にシカが入らないように(事故対策)
建てている柵も合わせると地球を何周する長さなんだろうと
思うくらい北海道は柵だらけ。
建てられたってことは、その作業をした人がいるってこと。
いやほんと、すごい。
ものすごい手間ですよこれ。

前に円山動物園のエゾシカ舎で研究の一環で行われた
電柵張りをお手伝いしたんですが、
すごくせまい範囲なのにみんな汗だくの労働でした。
農家さんが張るにしても資金と労働、いろんな
体力が必要だなと眉間にシワ寄せちゃいますね。
ドモ○ルンリンクルください。



観察してたら、あれ?
柵のこっち側に入ってきてるじゃないかー!もー!!
抜け道があるようです。
まさか枯れ角だからって
柵のヒモ持ち上げてくぐってないでしょうね?
(枯れ角はもう血液通ってないから痛くない)
こんなことにはなっていないと信じたい。

ちなみに、
シカが電柵に触れると「バウッ!!」て犬みたいな
声出すんですよ。
驚くとこんな鳴き方するのか!と。
その声が小さく入っている電柵研究のときの動画も
あるんですが…
ビリッときて逃げるシカを見て「おおー!」と
感動中の自分の声がですね…
完全にドッキリカメラの仕掛け人のごとく
ひっかかるのを待ち望んでいる、
邪道非道外道っぽく聞こえるんでね、
差し控えます。
あ、飼育員さんもさわっちゃってビリって
なってたっけ。

電柵について詳しく知りたい方は
こちらが参考になると思います。






2012年11月15日木曜日

釧路シカ会に聞く「今すぐ食べたい、エゾシカ料理を教えてください」

マイナビニュースのコラムで
エゾシカ料理について書きました。
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/11/post_2550.html

書くにあたり、釧路シカ会のみなさんにご協力いただき
アンケートを実施。それはそれは熱い(そしておいしそうな)
回答が集まり、その温度を下げないようになんとかまとめたものです。

いやしかし、食べてますね。いろいろ。
ワタシも食べている方ですが
うらやましい限りです。

自分の今すぐ食べたいは…しゃぶしゃぶかなー
いや、ハツザンギ…スネザンギ…
ミートソースも捨てがたいです。

よかったらご覧ください。
雨降りのオンネトー。それでも緑色。

取材で道東を訪れたばかりなんだけど、こんなことが。
本別あたりでエゾシカ(メス)が3頭ほど
道路沿いにいるのをまず助手席のワタシが発見。
ドライバーを驚かせないように
後続、対向車を気をつけつつ
0.001秒で注意をうながそうとしたら
出た言葉が
「んん〜!!んーんー」
でございました(シカのシの字も出ず)。

さいわい対向車がいなくって
道路も凍結していなくって
対向車線にはみだすことで回避。
急ブレーキ踏んだら後続車あぶなかっただろうな。
あれで対向車来てたらもう
ぶつかるしかなかったかもしれません。

シカと目があいましたよ。
で、あきらかに車に気づいているのに
一歩踏み出して道路に飛び出ようと
してましたからね。
なんなんだ。

これからの季節、
ほんとうにみなさん
お気をつけくださいまし。

2012年11月7日水曜日

鯛。

とくに目出度いことがあったわけでもないのですが
仕事の絵を描くつもりが気づいたら魚描いていました。


これはたぶんマダイ。
北海道南部以南東シナ海、台湾にまで棲息、とのこと。
居酒屋でたのみたいのはツボダイ。
両方ともスズキ目だけれど(ザッとした印象だけど
だいたいのお魚がスズキさんの仲間だと思う)
ツボダイはカワビシャ科で(高飛車っぽい)
マダイはタイ科。

おなかがすきます。
熱燗か、芋のお湯割りですね。

ところで魚を描くとき、撮るとき、ひょっとしたら
魚拓でも顔は左側にしがちなんじゃないでしょうか?
ヒトの行動学が関係してるんでしょうか?単なる右利き?