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2021年3月21日日曜日

 


飼いたい人は生き物好きの人なはず。

その飼いたい生き物はどんなルートでやって来たのか。

そこまで感じてもらうには?

なんて考えながら描いたものです。


#爬虫類の密輸問題について考える #円山動物園シンポジウム #エトブン社の聴講メモ #WWF #悪気のない違法

2020年1月30日木曜日

野付で三役揃い踏み。


ハクトウワシ(白頭鷲、Bald eagle、Haliaeetus leucocephalus
オジロワシ(尾白鷲、White-tailed eagle、Haliaeetus albicilla
オオワシ(大鷲、Steller's sea eagle、Haliaeetus pelagicus
毎日新聞(1月28日)の記事に掲載された、野付半島ネイチャーセンター長の藤井薫さんの写真が
衝撃的ですばらしく、参考にさせていただきました。

サム「ハロー」オジロ「(誰だか知らんが)かっこいい」オオワシ「(私のこと?)スパシーバ」

冬の道東で「ワシのなる木」は何度か目撃したことはあったけれど、
まさかハクトウワシまで仲間入りするとは。びっっくり。
撮影された藤井さんたちはさぞや驚いたことでしょう。
アラスカから飛んできたのかな。
オオワシやオジロ、カラスといっしょの
写真があったけど、なんとなくワシワシいっしょにいると安心するのか?

目撃された野付(のつけ)湾をのぞむ野付半島は
ほっそいエビが腰を曲げたような形の砂州。
浸食により年々景色が変わっているので、機会あるたびに見ておきたい場所。
年に2回の漁期だけ白い帆が並ぶ、
打瀬舟漁で捕れたホッカイシマエビはゆでが好み。

ああ、見に行きたい、イーグルサム。
北海道でワシワシワシ、三役揃い踏みのニュースでした。

2019年10月11日金曜日

近況報告。旅人類5号にイキモノート。


ヒト(人,human,Homo sapiens
エゾシカ(蝦夷鹿,hokkaido shika deer,Cervus nippon yesoensis
ゴマフアザラシ(胡麻斑海豹,spotedd seal,Phoca largha
ハダカカメガイ、クリオネ(裸亀貝,Clione elegantissima


久しぶりに更新します。本題の前に近況を。

JR北海道のイラストコラム連載を終え、
よーし、記事をまとめたり、企画を提案したり、
全道のフットパス歩き、日本画教室復活でしょう、
ヨガにジムに一人旅にラジオの英会話、もちろんダイエットも…と
地味ながんばり計画を夢想していたのですが、
みごとにひとつとして実現せず。

いや、ジム復活はしたのです。ヨガのクラスにも数回…からの首をやらかして
整体に行ったっけ。関係ないけど、もっと描こう!とデスクチェアを
ハーマンミラー師匠のセイルチェアにグレードアップしたのですが、
がんばる前に足の薬指をセイルチェアの脚に強打して人生初の骨折体験。
といっても目に見えない程度の剥離骨折。でも骨折は骨折。
長い散歩の際にはテーピング対応しております。ああセイルなチェアよ。

そんなこんなで、
あやうく海外ドラマ漬けインドアオンリーの暮らしになりかけて
おりましたが(なっていた)、おかげさまで北海道の野生動物関連の
ご用命をいただき、ときどき道内各地あちらこちらと
出かけては描いています。

昨年から今年と、吉田類さん責任編集「旅人類」5号に参加
(旅して詠んで書いて飲む、あこがれます類さん)。
この本はなんともマニアな執筆陣が北海道の旅をテーマに
お届けするもの。5号のテーマはオホーツクで、
私は西興部村と紋別を訪れて、イキモノートを書いて描きました。

ちょうど昨年の今頃…よりちょっと前(西興部村の猟期は早くはじまるのです)、
村を訪れたっけ。ああ思い出すヒグマ肉のすき焼き。贅沢だった。
おいしかったなあ………なあ………。
鹿猟への同行は何度か経験があるものの、
獲物が倒れる瞬間を見たのははじめてで(見学者は車内で待機。
たまたま双眼鏡で見られる場所だった)、
野生の力強さをジワジワと感じました。記事にはその気持ちと記憶に残ったシーンを
そのまま描いています。
そうそう、実は取材旅の2週間前にDCCというエゾシカ捕獲認証の試験を受けに
西興部村猟区を訪れていたんだけど、ど緊張ガエル状態で
シカ肉の美味しい料理の記憶もおぼろ。
なおさら、この取材旅の料理がおいしい記憶となったのでした。
試験についてはまた別の記事で。

紋別ではオホーツクタワー階下にある水族館へ。
何度か訪れているお気に入りの場所で、なんといっても
ここの海中窓がたまらないのです。
窓を素通りしているお客さんをつかまえて
「そっちのオオカミウオも見てほしいのですが、これ!
窓の外はオホーツク海なんですよ!何が出て来るかわかりませんよ」と
言いたいくらいの目玉コーナー。まあ、小心者なので観光客への
プレゼンはスタッフの方々におまかせしてもいいですか。
お気に入りとはいえ、取材中はそこまでじっくり
海中窓を見られないので、できることならテーブルとイスと
ブランケットを用意して、ホットワインを片手に一晩中眺めていたい。
あ!そうそう。もうひとつの目玉はバッカルコーン体験。
これは盛り上がりました。大きな声上げてしまった。
どんな体験ができるかというとこんな感じ。
クリオネの実物かなり倍模型で捕食されることができます。
と、このイラストは今描いたので掲載されてないけれど、
誌面にはアザラシを間近で見た体験が載っているのでぜひご覧ください。

さいわい、6号にも参加できる予定で
今は次のテーマ地である空知あたりを旅歩き。
とはいえ出版は来年の話。
それまではぜひこの5号を書店等で手に入れて
ごらんくださいませ。

https://www.facebook.com/tabijinrui/



2019年4月7日日曜日

知床財団30周年記念誌をつくりました。



世界自然遺産知床で「知り・守り・伝える」活動をし続けている
知床財団。その30年の活動とこれからの思いをまとめた記念誌づくりに参加。
すてきな一冊に仕上がりましたよ。
よく見る記念誌とはちがう、
各ページ読みたくなる面白い冊子です。イキモノの絵もキレイな写真も
たくさん載っています。


声をかけてくれたのは財団の山本さん。こちらから取材協力を
お願いすることは何度もあったものの(毎度お世話になって
ありがとうございます)制作物をいっしょに作るのははじめて。
知床財団の記念誌と聞いて、エトブン社のゆるい感じで大丈夫か?と
一瞬考えましたが、企画コンセプトを聞いて喜んで描かせてもらうことに。
この誌面のデザイナーはいつも「モリ・イク」誌で私のイラストを
楽しくデザインし、いっぷう変わったイキモノ記事に仕上げて
くれている檜山さん(woodyhouse designs)だな!と
お願いしました。
この三人のチームが面白く、何度か打合せしながら制作していきました
(ついつい脱線するおしゃべりも得した気分だった)。



と、ここまで盛り上げてますが、会員向けなため
なかなかお目にかかれる冊子ではありません。
この機会に知床旅行はいかがでしょう。フィールドセンターに
行けば、見られるかもしれません(わー、むせきにん)。
読めなかったとしても、目の前にとっておきの自然遺産がありますので
ご堪能ください。

とにかく相手はシレトコ。制作中はついつい肩に力が入りましたよ。
そのたびに鉛筆でいっぱいイキモノを散らばせて、
自分の線になるまでシカヒグマリスタヌキツネ…と描きました。
またこうして普及のお手伝いができるといいですね。
精進します。

あーーー、シレトコ行きたいわ。


2018年3月29日木曜日

おかげさまで7年間。ご愛読ありがとうございました!

7年間とかなり長い間ご愛読いただきましたイラストコラム
「列車に揺られて会いに行こう ほっかいどうイキモノート」は
ことし3月号にて最終回となりました。

最終回の三月号は子どもの頃から作品を観てきた
獣医の竹田津実先生を訪ねました。
主役の動物はキタキツネ。
見出しは「生き物を見つめて、見つめられて。」
もともと野生生物やそれらに関わる人の
お話を聞くのが大好きで、ライフワークとして描いている「イキモノート」。
まだまだ描きたいことはありますが、JR北海道の車内誌での連載は
ひと区切りつけさせてもらいました。
いやあ、おかげさまでいろいろな面白おかしい旅に
出かけましたよ。

はじまりは水族館の飼育員さん。登別のマリンパークでした。
最初なので実はお友達を頼って訪ねたんです。
そこからはじまって、水族館や動物園の飼育員さん、獣医さん、
博物館の学芸員さん、生き物の調査員さん、学校の先生、生徒さん、
いろいろな分野の専門家さんたち、写真家さん、漁師さんに猟師さん、
「肩書きは飲んだくれです」なんて笑う方、ラジオ局の方、
公務員のみなさん、地域の方々にお世話になって
お話を聞いて。生き物が主役のイキモノートなんですが、
この連載でいろいろな方と会ううちに
生き物よりも人間の方が面白いことも多々あり、
すっかりマニアなみなさんのお話を聞くのが大好きな
マニアのマニアとなりました。



快適な館内でお話を聞く取材もあれば、
筆者みずから体験する体当たりな旅も多かったです。
たいてい、ぐーたらな運動不足生活からの
旅に出て、森やら山やら海などで張りきり、
帰って来てから数日真っ白な灰と化し、
旅を反すうしながら描いて書く、
みたいなことを繰り返していました。
海外ドラマを20時間ぶっ通せと言われれば
じっと座っていられるインドア派であり、
好奇心のままに外に出かける旅好きでもある。
もっとほどほどだと、筋肉痛にならないのにね。

野生動物を見に行こうとは描いているものの、
そうそう実際に会えるものではありません。
そのかわり、専門家の案内で行く道筋や痕跡、
音や気温、安全対策や酔い止めまでが楽しくて、
生き物が登場しなくても毎度満足度は高かったです。
初めてのことも多く、道産子で乗馬したり
(取材の最後に「乗馬するなら走らなきゃ!」と
直線を走らされて絶叫)、支笏湖でダイビングしたり
(水温15度くらい。極寒。ダイバーの友人曰く「いいかい、
初めてのダイビングっていうのは暖かい海でキレイな
魚をみるもんだよ」)、慣れない登山にも何度か
(いつも遅いワタシを登山下山させてくれた
皆さまありがとう)。
ほぼ企画するのは自分で、その要望にあわせてアテンドして
いただくことが多かったですね。みなさん、
シロウトの思いつきを良い方向に誘導してくれ、
プラスアルファの興味深いお話を聞かせてくれました
(中には取材相手の方からオファーをいただくこともあり、
それも未知の世界が広がる良い体験でした)。

「夜の森の音を聞いてみたいんです」
というリクエストに応えてくれた自然ウォッチングセンターさんには
ほんと、今思い出しても、夜遅くまでお付き合いいただいて
ありがたかった。トラツグミの声が怖かった。
そう、暗闇はこわいものだった。


この7年間で好きになったことのひとつが
乗船でした。小さな昆布漁の船もあれば、荒波ざっぷんの
漁船、大きな遊覧船。2月の根室の海鳥クルーズは
極寒だけどまた行きたい。釧路沖で8時間甲板から
背びれを探したシャチ調査船にもまた乗りたい。
大小いろんな島にもまた渡りたい。
ほんと、毎度いろんな発見がありましたね。
ってか、連載終了後の今も相変わらず
ちょこちょこ出かけておりますが、描きたい出来事だらけです。
近所も遠くも面白い。

そうそう、旅と言えば、
道内各地はおいしくて。
じっさい、記事の中でも
エゾシカ、ゴッコ、ミズダコ、ホッケ、カニ、チョウザメ…
生き物であり食材である皆さんに登場して
いただきました。
おかげで連載当初の取材では
「似顔絵よりもほっそりしてますね」と
言われたこともあったのに、
どんどんイラストの筆者の丸めの姿に
近づき、イラストもさらに丸くなっていきました。
さすがにこれは丸すぎじゃない?と
女友達はやさしい。
最初は札幌発でガタンゴトン出かけていたのが、
のちに東京暮らしになり、まず最寄り空港まで飛んでから
ガタンゴトン生活に。そして昨年また
札幌に戻ってきました。
基本、移動はJRなどの公共交通機関。

山の水族館を出て2時間に一本のバスを逃した時は
ひとりで笑ったなあ。手を振ってバス追いかけたの
初めてかも。
でも時々は車も利用しました。野生動物に関わる人は
なかなか駅チカ物件にはいてくれませんから。
運転してくれた皆さんありがとう。本当に助かりました。
おかげで観光地はもちろん、あまり観光客が訪れない場所も
たくさん知ることもできました。
道北の駅で。

ほんと、おかげさまだらけの連載です。
毎号取材協力していただいた皆さん、
取材相手を紹介してくださった皆さん、
いろいろアドバイスしてくれた皆さん、
毎号遅筆な原稿を素早く仕上げてくれた
編集・制作の皆さん、JR誌づくりに関わる皆さん、
感想を送ってくれた愛読者の皆さん、
それほど愛読でもないけど読んでくれた皆さん、
本当にありがとうございます。

ものすごく遠回りして網走入りした釧網線。
「今月の自分みやげ」という小さなコーナーは取材相手のお薦めや
筆者のお気に入りが載ることが多かった。
この学芸員さんが考案してカタチになった
二枚貝の化石のキャラクター「いのせらたん」は
記憶にのこる自分みやげだったなあ。
もちろんこれからも北海道を中心に野生生物に
関わる取材を続けてイキモノートに記します。
彼らの魅力、生息域のこと、取り巻く環境、私たちとの関わり、
そして彼らを
じーーーっと見つめ続けている方々のことを
描けるといいなあ。
今年もいろいろ歩き回る予定ですので(ダイエットもかねて)
ピンと来ましたらどうぞご用命くださいな。

※イラスト内の文章は掲載されたものと異なる場合があるかもしれません。
 何度も誤字を発見してくれた編集さんにも大感謝。手描き文字の誤字ほど
 馬鹿丸出しな恥ずかしさはありません。


かさねがさね、本連載をいっしょに作ってくれた皆さん、
読んでくれた皆さん、どうもありがとうございます。

なんとか書籍化、目指したいですね。

2016年10月31日月曜日

Trick or Treat 小天狗、夜勤へ。



コテングコウモリ(小天狗蝙蝠、Murina ussuriensis


エトブン社さん(@pecokao)が投稿した写真 -

札幌にもコウモリはいます。16種類だったかしら。
たぶん想像しているよりたくさんの種類がいます。
しかも、意外にその辺に棲んでいる。森の奥の洞窟だけじゃないんです。
思わぬところにいることを教えてくれたのは
コウモリ写真家の中島さん。
彼の写真で、観察会で衝撃を受けたのは夜行性のコテングコウモリ。
なんと、オオイタドリのくるまった枯れ葉の
中にぶら下がって夜の出勤時間まで寝ています。
この枯れ葉、
けっこうな風が吹いても落ちないの、これが。
ひょっとして、理想のスミカである枯れ葉をコウモリ自らが
作ってるんでは?なんて説もあるみたい。
どうなんでしょね、と思っていたら
ダーウィンが来たのコウモリ特集でコスタリカ在住の
シロヘラコウモリ(Soooo Cuuute!!!)さんが
葉っぱを囓って、理想の寝床にしてました。
これはあるのかも。

なんてことを考えながら、さっきコンビニで買ってきた
カカオ多めのチョコを囓ってます。
meiji The Chocolate 久々のヒットかも。Sunny Milk味気に入った。
お菓子くれなきゃ、自分で買うぞ。


2016年9月1日木曜日

くさかわいい、エゾタヌキ。

JR車内誌、9月はエゾタヌキです。取材地は奥尻島。
タヌキは個人的に愛着のある動物で、こんな風に袋やらメモやらに
つい走り描きしてしまいます。
タヌキに近い現場の方に聞くと、どんくさい、くさい、とプンプンにおう
感想が。でも、愛すべき獣であることは間違いないと
お話を聞いていて(実際に見て)思いました。

ここんとこ体調の浮き沈みがありますね。そんな「しゅん」とした
ときにも、タヌキを描いてしまいます。今後の活動のためにも
ちょっと立て直しをしなくては。


エトブン社さん(@pecokao)が投稿した写真 -

2016年3月29日火曜日

距離感。


テレビで花見のリポート。宴会する日本人を珍しそうに楽しそうに眺める
観光客。すると、桜の枝を触っていた観光客をマナー違反として報じて、
リポーターはちゃんと注意をしていた。
その外国人観光客はこう言っていた「とってもきれいで、やわらかそうで。
さわってみたかったの」。
それを見て、正直触らせてあげたいなあと思う気持ちが。だって、私だって
触ってみたい。でも確かに、大勢が自撮りのために枝に触るのは
桜の木には迷惑だろう。とはいえ、折らないように、そーっと触ることを
知る体験はあってもいいのかも(桜の名所ではそうはいかないのだろうけど)。
どうしたら折れてしまうか、それくらいの加減を知っている大人で
ありたいし。お花のしっとり、ふわっとした感覚って気持ちいいし。

森の入口その2 下描きの下描き。
今月(3月)のJR Hokkaido に連載している「ほっかいどうイキモノート」
では、ばいかださんこと徳田さんにカエルのお話を聞いている。
彼の話を聞いていると、野生には触れない、近づかない、ではなく、
そっと触ったり、間近に観察することで、より生き物に興味を持てるんだな
と思った。カエルのことが気になったら、カエルの棲む池のことも
気になるかもしれない。五感を使えば、より記憶につながるものね。


そんなにわんぱくだった思い出はないし、自然いっぱいの場所で育った
わけでもない。それでも、タチアオイを見ればコケコッコ、オオバコを見れば
ラーメン、シロツメクサは花輪に四つ葉探しと何かを思い出せる。
草花をつんで、さわって、膝小僧や指先が草の汁で染まる感覚がして青くさい。
最近は取材を通して森歩きの面白さを教えてもらい、子どもん時にこんな
こと教えてもらえたらなああ、なんて毎度考えている
(いや、虫こわい、知らない人と一緒なの嫌と
楽しめなかったのかもしれないけどね)。

コープ未来の森づくり基金で出している冊子モリ・イクで
山本牧さん(NPO法人もりねっと北海道代表)の監修で連載していた
「森のコワイ!あぶない?」。私は絵と文でご一緒したページ。
ここには森や原っぱ遊びで出会いそうなあぶない?できごとに
どう対応するか?のヒントを紹介してきたのだけど、
それを一冊にまとめたのが
モリイク別冊「森のコワイ!あぶない?野山の安全ノート」。
ネットでも見られます。
http://www.coop-sapporo.or.jp/contents/view/id/82

ここでも牧さんが話してくれたのは、「あぶない」を遠ざけるのでは
なく、「知る」ことで森の中で安全に楽しく遊ぶこと。

あ、桜にどんどん触ってってことじゃなくて、
なんでもダメじゃなく、時に触って、時に察して、
いろんなものとの距離感をうまくつかめたらいいのになーって
気持ちと告知でした。

2015年6月11日木曜日

取材の体力。

さいきん、ガチャピンチャレンジばりに小冒険を繰り広げている
ワタクシ。そんな取材模様の思いなどをnoteにしたためました。
よかったらご覧くださいませ。

エトブン社のnote。「もぐる。」
https://note.mu/etobunsha/n/nee016f2b9b99

https://note.mu/etobunsha

2015年3月31日火曜日

タヌキツネコ 1号 。


「タヌキツネコ 1号 早春の話」
「根あけ」の追記。
なんとなく木のまわりだから雪解けが早いのだろうと思っていましたが、
どうやら雪面は陽光を反射するのに対して木の側は太陽の熱を吸収しやすく、
それで穴のように融けるのだろうという説を見かけました。
今度詳しい方に会えたらそれで正しいのか聞いてみたい。
漢字で書くと「根開け」。でも気分的には冬から春へ明けていくイメージ。
冬眠明けなら「寝明け」か。とはいえ春はウトウト。
冬眠から春眠にならないように散歩でもしたいものです。


と、こうして生き物とか自分のまわりの季節の話など
描けたら続けて行こうかと。

note.
https://note.mu/etobunsha/n/ne7884f547457


2014年1月24日金曜日

見上げてごらんホシガラス。

ホシガラス(星鴉、Nucifraga caryocatactes)

せんじつ、我が家にホシガラスがやってきました。
飛騨高山のすてきな民芸品です。
いい色合いと星です。

ホシガラスを初めて見たのは(ていうかそれ以来見ていないと
思いますが)黒岳。
このインドアなワタクシが旭岳黒岳縦走にチャレンジしまして(無謀)
もうヘトヘトのフラフラになったときに
ハイマツの上を飛び回っていたホシガラスに元気づけられた
のでした(イイ話にしているのではなく本当に元気出た。
疲れた時は何かで気をそらすといいみたい。ドリフ的な
話ならなお良いそうですよ)。

こげ茶の体に白い星。
リアルに描いちゃうとツブツブフォビアにはたまらないので
加減が大切。飛騨高山さんはズバリ「星」を描いちゃってる。
これくらい思い切ったデフォルメを
してみたかったけれど、ワタシが描いたときはほどほど
リアルさも入れたかったのでこんな感じになりました。

2012年制作のカット
そんなきっかけで、
もういちど旭岳に取材に行って(ざんねんながら会えなかったけど)
「生き物の貯食を利用するハイマツ」の話を聞いたのでした。
ホシガラスのするどいクチバシで
カタイ種子をつついて割って埋めてもらう作戦。
植物はホント、戦略家です。軍師官兵衛です(見てないが)。
鳥にくわしく、生物の先生でもある磯さん、
その説はありがとうございました。

というわけで、ホシガラスにはちょっとした思い入れが
あり、この飛騨高山ガラスを見たら
思わず連れ帰ってしまったわけなのでした。

今頃、極寒の山で生き物たちはどうしているのでしょうね。

あ!

こんな感じですが本年もよろしくお願いいたします。

2013年9月5日木曜日

取材のお供。

北海道出張ではイキモノに関わる専門家や
地域で活動されている方、
そのイキモノに魅入ってしまった方と
さまざまなヒトのお話を聞きます。
下取材として気になる場所やヒトを訪ねることも。

そんな取材旅のお供は一眼レフカメラ、コンパクトデジカメ、
資料、ノート、乙女の身だしなみセットなどなど、
なかなかの荷物となります。
場所もさまざまで事務所やお店、園館といったインドアの場合も、
お話を聞く方のフィールドを案内してもらう
こともあり、アウトドアになると
上記のアイテムにカッパや帽子、虫除け、飲み物、双眼鏡が
プラスされたりしてズッシリ。

なので必須の物以外はなるべく軽量化するように
なりました。
気づいたらモンベル率の高いこと。
普段は超インドア生活。なのにここまでモンベル愛用者って
いるんでしょうか?
サブ扱いで買ったポケッタブルなはずのバッグが
軽いからといつのまにかメインに昇格。
お財布も運気上昇の長財布を使っていましたが「重い」という
理由で旅中はモンベルのコンパクトな財布に。
中身の入れ替えが面倒なことから、旅以外でも
この財布を持ち歩くようになってしまいました。

雨蛙がま口は江戸の職人物です。
真ん中のコウモリのは扇子。
スタビロの蛍光ペンには白鳥のマーク。
いやしかし、グリーンだなあ。そんなつもりじゃ
なかったのにおかしいな。
もうちょっと乙女色を取り入れなくては。

そんな荷物とともにお話を聞いて描いた、
特急の車内誌JR Hokkaido
ほっかいどうイキモノート9月号が乗車しました。

白老にあるウヨロ川のフットパスを歩いて
サケの遡上を見学しましたよ。
いやあ、今までに見たことのない光景に出会って驚いた。
機会があればあの躍動を感じてほしい。
ホッチャレって悲しく見えるけど、サケの一生を思えば
目的を遂げた姿なのかもしれません。
サケは目がいいのでヒトが近づきすぎると
驚いてしまいます。どうぞ、そ〜っとのぞいて見てごらん
(いや、のぞかなくても見えるんですが)。

今はこの先の記事の準備中。
取材の延長で国内移入種の調査を見学したり、
網の中には北海道在来種じゃないカエルが。

朝の散策で夜に命尽きたコウモリを見つけたりしました。
コテングコウモリかも。もうアリが様子を見に来ていました。
ほかの媒体でもそうですが、体験したことのうち
掲載できるのはポイントやテーマにしぼったほんのちょっと。
なので、このコウモリ亡骸の横にキツネらしきうんこが
あった話などは記事には載りません。
でもまた次の何かにつながるかも?
こうして灰色の脳細胞にキーワードとして
記録されていきます。

脳みそは軽量化したくないんだけど、
そうも行かず「あれなんだっけ、あれ、それ、どれ?」と
なっちゃうのが残念なんですけどね。

2013年7月9日火曜日

JR Hokkaido 7月号出てました。天売島でイキモノート。

おあつうございます。

江戸は梅雨、やうやう蒸されつつ、
また引きこもりがちかな。
(室内が水槽と化していたので、
エアコンを使用。ああ外に出る気がしない)

風流ですな。
あ、なんて言っている間に梅雨明けしたんですね。
猛暑に夕立、雷ゴロゴロ、情熱熱風がセレナーデでございます。

こんな季節は先日取材してきた羽幌町〜天売島が
思い出されます。春なのに船上ではダウン着てました。

貴重な連載なのにあまりこちらで
紹介していませんでしたが、
JR Hokkaido7月号ぜっさん乗車中です。
一部書店での取り扱いもありますが
ぜひ北海道の汽車(特急)の旅に出かけて
ゲットナウしてきてください。

今回の取材は天売島。
前にサロベツ湿原の取材に行く途中で羽幌の
「北海道海鳥センター」に立ち寄り、
その施設の素晴らしさとケイマフリの形状に魅了され、
いつかココと天売島を取り上げたい、ケイマフリ描きたい…と
ふつふつ思っておりましたら実現しました。わーい。
以下、誌面とあわせて見てもらえると
いいのですが…。
眺めのいい島。両側のボコボコは繁殖のためのウトウの巣。

ほぼペンギン的様相の海鳥たち。
北海道の西海岸、オロロンラインからも
オロロン鳥ことウミガラスが有名ですが、
ここを訪れる8種の海鳥がそれぞれに魅力的でした。
(この8種の種名を連ねるだけで本文の文字数
足りなくなりそうになったけど、ぜったいに全部
載せたかった…)

ボートからやっと見られたケイマフリ。

とくに、ケイマフリとウトウの体つきといったら!
海で暮らすために進化した形状なんだろうけど、
なんてキュートなオシリなの。
海にいれば安全。でも繁殖のために慣れない陸地に
上がらねばならない。
どてっ、ボテボテ、ボテ。
夜間のウトウウォッチングツアーに参加すると
巣穴に戻るウトウの不器用な着地に
どうも失笑してしまう。
でも、これが彼らの命がけの子育て。
見た目はかわいらしく、その生き様は必死。
ウトウからエサを奪うウミネコだって、それが彼らの
子育て術なのだ。悪者扱いはできない。

そんな島の生態系に新たに侵入してきたのが
誌面でも紹介した、猫たち。
くわしくはぜひこちらの
今回お世話になった海鳥センターの石郷岡さんの記事を…
「天売島の海鳥とネコ」
http://sapporo-wbsj.org/archives/3977

ここで、
今回の旅で出合ったネコレクション
(アド街の曲を思い出しながら…)。

まあまあ荒ぶる目つきで、
完全に猫ギャングな風貌なんだけど、
たくましく、海鳥を圧倒しつつ生きてます。
島では、鳥も猫も人も生きていく方法を検討しています。

今回の旅ではウミスズメ以外の7種を
見ることができました。
島内に35羽しかいない(それでも少しだけ増えてきた)
ウミガラスもなんとか1羽だけ発見。
ボートからは何羽も見られたケイマフリも、
世界的に見ればウミガラスより危機的な生息数。
地元では当たり前の光景が、
実は稀少なものだったりするのですね。
調査研究の人、地元の人、
地元を盛りたてる観光客。ぜんぶの連携が
必要だなあと感じた旅でした。

今度どこかで8種全部描きたいな。

今月の便乗。
なんと愛読している北海道の自然グラフィック誌ファウラの
特集も天売島でした!表紙の赤い足ちゃん、かわいいのう。
これ見た人がJR誌にも出合ってくれるといいなあ。

毎月そうなんですけどね、
今回もアポ取りから旅に出て帰ってくるまで
うれしい出会いがありましたよ。
とても誌面には書ききれなかったけど
滞在先の萬谷旅館のご主人のお話も面白かった。
以前から作品は見ていた天売在住写真家の
寺沢さんのガイドを聞けたのもうれしかったなあ。

あ、ちなみに、ウミガラスやケイマフリなどの
今の姿は夏羽。冬になると別人のようになります。
そんな変化も楽しいのです。


2013年4月12日金曜日

専門家に、シロウトならではの質問をしてみる。

先日開催されたマニアナバンサンカイ
生き物の調査をなりわいとされている方々中心に
楽しい横のつながりができる会でございました。

そんな二次会、いや三次会か。
そのあたりで常々気になっているものの、くだらなすぎて
今までできなかった質問を専門家の方に聞いてみました。
いろいろな動物にくわしい獣医さんに聞きたい。
しかも今両隣にいるじゃないか。
ああ、おふたりがやさしい方であるのをいいことに
欲求を満たしてしまいました。

まず、動物園のどうぶつたちを診ることが多いTさんに。
園内の動物たちでトーナメント戦をやったら
どの生き物が最強でしょうかね?

ワタシの予想は猛獣。トラか?ヒグマか?

「カバ…ですかね」

でた!カバ最強説。
やっぱりか。やはり突進したときの力強さはものすごいものが
あるそうです。噛む力もあなどれません。
ドンちゃん怒らしちゃだめだ。
ただいまの後はガラガラとウガイも約束しますから!


もうおひと方、こちらは爬虫類と両生類にくわしいBさん。
爬虫類トーナメント戦をやったら何が最強なのでしょうか?

「それは、毒問題をどうするかによりますね」

ああそうか!毒か!それは判定がむずかしい。
じゃあ質問を変えまして、
密室でふたりきりになりたくない爬虫類はなんですか?

これ、即答でした。

「大蛇ですね」

え。
なんとかマンバのが怖くないですか?

「たしかに毒蛇も怖いけれど、やはり大蛇のシメツケからは逃げられないです」

たしかに。
そういえば某飼育員さんはビルマニシキヘビに絞められながら
頭を咬まれたんだった(この方は無事生還しています)。
毒蛇はこちらが下手に暴れなければ
部屋の端と端で共存できそうだけど(ワタシ低体温だし)、
大蛇が万が一ハラペコだった場合対抗策が難しそうだ。

(とはいえ、大蛇が食べまくる映画アナコンダではツッコミ入れたくなる
シーンがいろいろあったそうです)


以上、お酒の席だったので記憶が曖昧なのが残念。
またどこかで、大まじめにこの手の質問ができる機会が
できるとうれしいです。

シロウトの質問は
湯水のごとく。


2012年7月10日火曜日

出稼ぎエトブン社。予告編

みなさんオハコンバンチワ。アラレです(嘘)
さて、梅雨入りのお江戸を抜け出して津軽海峡渡ってきています。
二ヶ月に一度のはずが今のところ月イチペース。
とっくにマイレージは使い果たし(丘マイル貯め中)
たのしい北海道取材のために旅費を出稼ぎしております。

旅のお供はカエルさん。何ガエルでしょうか。どなたか同定願いたい。
このときは地上職員のお姉さんに「ひっかかるので」と
おしりを留められていました。
雨に濡れるとイキイキして見えます。あ、最近、晴れ女の効力が
弱まってるのはアナタの…?

さて、鹿関係、森関係、キモイキレイ関係とやりたいことは
てんこ盛りなんですが(あ、事務関係も)、
おかげさまで取材は順調にすすんでおります。

先月は室蘭で海洋調査員で写真家の笹森琴絵さんにお話を伺い
すっかり海モード。今月は大雪山系の鳥調査をされている
高校の先生にお話を伺い高山モード。
ああなんて多様で貴重なお話なんだ。なんとか酸化させずに
還元していきたい。(酸化の反対語は抗酸化じゃなかった!)

笹森さんは「さかまた組」のブログでこんなうれしい記事
書いてくれました。ありがとうございます。
ブログ
はげみになるなあ。来月も会いに行くぞ。

高校の先生は今号のモーリーでも寄稿されている磯さん。
道すがら学生時代からのお話も聞いていましたら
なるほど!やはり調査の方々ってただものではないな。
みんな大冒険がつきものなんでしょうか。
いやしかし、こんな生物の先生に習いたかったです。

高校の生物の記憶といえばメンデル。
ショウジョウバエの目の色。
M先生が「パパと!ママが!」と迫力の説明を
してくれていたことだけ覚えています。
すると、
「もう高校ではメンデルじゃないんですよ。学習指導要領が
変わったんです」ええええ!もう、私たちがやってきたような内容は
中学で終わらせ、高校生になるともうDNAを学ぶんですって。ひぃいい。今までの教育だと
高校までの学習と大学から
習うことに格差があった。そこを穴埋めできるような
現在わかっていることを学べるような
内容に変わっていくようです。
MITでも工学なのにDNAの勉強は避けて通れないんですって。
ワタクシなんて「マサチューセッツ工科大学」って
言うことすらまともに
できませんからね。まさちゅーせっちゅ。

ご近所のプレーリードッグさんたち。北海道に生息してません。
群れという社会を築いたのもDNAなのか。
こんな安全な場所にいるんだけど、
たまに見張り役が「きっ」って警戒音鳴らして
大騒ぎになってます。
とまあ、取材するうち、大人になって生物の授業を受けるのは
なんて楽しいのだろうと実感したのでした。

あのとき理系をあきらめた大人たちへ
今から理科算数教室

なーんて講座があればぜったいに受講したいな。
社会歴史なんかもね。
まあ、サイエンスカフェやカルチャースクールが
これにあたるんでしょうけど。
何か開催してみたい。
終わった後は懇親会付きで。
ああ、今から勉強したいなあ。

というわけで、JR誌の連載はまだ続きますので
なんとか読んでいただけたらうれしいです。

そうそう、昨日の旭岳ロープウェイ。
霧と小雨の姿見の池付近、チングルマはじめ
高山植物が満開でした。幻想的だった。