2010年7月28日水曜日

あ、忘れた!


コンニチハ。描きたいことがたまってきました。
エゾシカとコウモリと。カラスの話も。
今週切り抜けられたらちょっとは落ち着いて描けるかしら。

落ち着いたらとたんに冬眠するんちゃうん?とワケ知り顔のニホンアマガエル。
酪農大吉田ゼミのお部屋には里山の生き物がいろいろ。
つい立ち寄っちゃう。

あ!コモチカナヘビ書くの忘れた!!

と、これはテストの話。前期の試験後、いろいろと間違いや書き漏れ発覚。
たった一科目の試験だけど、これがまた復習する時間をとれず。
いや、いいわけだな。

ともかく立証されたのは、
いい大人になると睡眠不足で一夜漬け(実際は半日漬け)は
きかない、ということ。
みなさん、ちゃんと、コツコツやりましょう。

そうそう、事務所で一夜漬けノートをキレイにまとめていたら、
立ち寄ったライタータマコに「かおちゃん、かわいいね~」と
ほめられました。YEAH!
いやあれは、笑われたのか?

描きかけのサンショウウオ

事務所の窓にとまっていた黄色い羽虫スケッチ。
プレデターたちを描き足してみた。

というわけで、今週笑っちゃうくらいバタバタしてますが、こんな走り描きしながら
ニヤニヤと生きております。
あめあがり

2010年7月19日月曜日

北海シマエビ漁が見たいのだ。

ホッカイエビ(北海海老、Pandalus latirostris)







いやあ~、


ついに出ました。季節限定のお楽しみ。



増毛の甘エビ味もおいしいんだけど、なんせ限定に弱い。
7月6日に販売開始してから4、5本買っちゃった。
で、自分でも食べるけど、ほぼ知り合いのところに配ってます。
まわしものでも何でもないんだけどね。
みんなの「やめられないとまらない」ぶりを
楽しみながら、ワタシもトマラナイ。

売り切れ御免なんだけど、午前中に行けば
買えると思います。あと、空港で絶対に手に入れたい!っていう
場合は電話予約できるかもしれないので問い合わせを。
きょ年は買えたの、それで。今年は未確認。

ホッカイシマエビ(正式和名はホッカイエビ)好きが高じて
連載コラムでも描いちゃいました。
上のイラストはその一部。
記事とイラスト全部はコチラを>
どうして限定発売なのかがわかると思います。
(高級食材につき、エビそのものには
あまり出合えてない。年末年始っぽいごちそう)

オホーツクの数箇所でとれるホッカイシマエビ。
野付のが有名なのはやっぱりその漁法。
エンジン使わず、エサも使わず、アマモの中に棲んでる
エビをそっととる打瀬船漁。
ああ見たい、
と思ったけど、制作時(3月)は漁期じゃない。
そしたら、おたる水族館で野付湾をテーマにした
ホッカイシマエビの展示が始まったと新聞で見て
「ヤッター!」
って、HEROESみたいに叫んで、走って行ったのでした!
嘘。JRで行った。



よくもまあ展示してくれました!湾を渡る風と波まで演出されていた。
ストライプレッドが美しいでしょ?
が、
やはり、通るお客さんは口々に
「おいしそー」
だって。野蛮人め!(ワタシ含む)

いやあ、北海道の水族館でエビカニ水槽と地味な色の魚類が泳ぐ
寒流水槽を見ると、つい捕食者の目になってまいますね。

でも、こんなワタシもついこないだまでは
ゆでたエビカニの黒い目と多足が苦手でね。
味は大好きなんだけど(ミソ含む)。
ポロポロと取れそうな作りが虫を思わせるのか?
が、今は好奇心と食欲でその気持ちを抑えてます。

飼育員さんに質問しまくって、となりのキュートなフウセンウオよりも
エビを激写するワタクシ、マニアっぽく見えたかしら?
もしくはスッゴい腹ペコ。
(いちおう、飼育員さんには取材であること伝えてますが…)

で、展示されてたエビたち、どれを見てもおんなじな感じ
だったんだけど、一匹だけやたらとアピールしてくる。

ええと、このひとだったかしら?

これだ。やたら動いてピンあってませんが、
なんかこの一匹とずっと相対してたら、ちょっと情が…
エビを飼育する人の気持ちがわかったかも。
泳ぎ方も面白い。


小さなハサミとか、この「てってけ走り」っぽい足の動かし方とか。
見ていて飽きない。

あーあ、
今年はぜったいに夏の野付に行こうと思ってたのにな。
タイミングを逃しました。
秋の漁にはいけるかな?


んー、



行けるんじゃないか



なぁーー!


この三枚目のサンショウウオを見るたびに
あくび誘発されるのは何ででしょーか?




2010年7月11日日曜日

とったどー。


第一種狩猟免許を取りました。
えええっ、マタギ??ハンターになるの???と
思われるかもしれませんが、
これだけじゃあ、撃てません。第一歩なんです、ね、はるみちゃん。

これで認められたのは
第一種(猟銃・空気銃)を扱うための知識があるよ、ってこと。
実際にハンターになるには(趣味でも駆除でも)、
ここから散弾銃を取り扱うための許可、
狩猟者登録をしてはじめてデビュー。
そこからは先輩たちについて、経験を積む。
で、10年続けると、長距離の獲物を狙える
ライフルを手に出来ます。

私がこれを取ろうと思ったきっかけは、酪農学園大学。
全国で唯一の狩猟ゼミの先生や生徒さんの取り組みを
(ちょこっとだけ)知って、
またもや好奇心に火が。で、もっと知りたくなったのでした。

知るのなら、私も免許を取ってみよう。
さいきん、エゾシカ協会とのつながりもできて、
前よりもエゾシカ問題を考える機会がふえたし。
ハンターさんの声も届けたい。
なにより、エゾシカ肉のおいしさをね、伝えたいわと。

(もちろんハンターさんと知り合うことで、
野生のエゾシカについてもっといろいろ描いてみたいってのも
大きいんだけどね)

第一種の試験、
一般の資格と比べるとそれほどの難関ではないです。
丸一日の講習を受け、
法令、野生動物に関する知識、銃についてなどなどの
筆記試験と
猟銃の取り扱いに関する実技試験に
通れば合格。
(わな、網の資格もそれぞれに試験があります)

まあ、
動物についてや一般常識は今までの人生経験で切り抜けられる
部分も大きいんだけど、暗記しないといけない部分も多かった。
いやあ、久しぶりの暗記物。
もともと得意じゃないからキンチョーしましたわ。

んー、モノクロ画で判別するウズラとコジュケイを
間違えたのがくやしい。
ウズラはけっこう人相悪いんだった。

ともかく、久しぶりのテスト、楽しかったです。

学生さん以外では、男性が圧倒的だったけれど女性もちらほら。
みなさん真剣。
年齢も職業もバラバラの大人たちが
ほぼ一日行動を共にする。
目的が同じだから、なんとなくあったかい雰囲気なのが
なんか良かったな。

スポーツハンティングにしても、
駆除目的でも、
銃を扱うという責任。おおきな責任です。
でも今の北海道では必要とされています。
この先、私がどこまでできるかわからないけれど、
「森の番人」としての
ハンターという仕事に注目していきますわ。


キリンじゃないよ、エゾシカだよ。
今、オスジカの角はぐんぐん伸びてます。
袋角なので、まるんとしてます。
増えすぎてシカ密度が高まると、餓死しちゃうんだよね。
いろんなバランスがよろしくないようで。

うーん、
猛禽類を描きたくていろいろ調べてたら、
なぜかエゾシカ問題に行き着いてます。
こっからどうつながって
いくのかしらね。
いやあ、おもしろい。

今はハンティングに同行したいんだわ。