2010年7月11日日曜日

とったどー。


第一種狩猟免許を取りました。
えええっ、マタギ??ハンターになるの???と
思われるかもしれませんが、
これだけじゃあ、撃てません。第一歩なんです、ね、はるみちゃん。

これで認められたのは
第一種(猟銃・空気銃)を扱うための知識があるよ、ってこと。
実際にハンターになるには(趣味でも駆除でも)、
ここから散弾銃を取り扱うための許可、
狩猟者登録をしてはじめてデビュー。
そこからは先輩たちについて、経験を積む。
で、10年続けると、長距離の獲物を狙える
ライフルを手に出来ます。

私がこれを取ろうと思ったきっかけは、酪農学園大学。
全国で唯一の狩猟ゼミの先生や生徒さんの取り組みを
(ちょこっとだけ)知って、
またもや好奇心に火が。で、もっと知りたくなったのでした。

知るのなら、私も免許を取ってみよう。
さいきん、エゾシカ協会とのつながりもできて、
前よりもエゾシカ問題を考える機会がふえたし。
ハンターさんの声も届けたい。
なにより、エゾシカ肉のおいしさをね、伝えたいわと。

(もちろんハンターさんと知り合うことで、
野生のエゾシカについてもっといろいろ描いてみたいってのも
大きいんだけどね)

第一種の試験、
一般の資格と比べるとそれほどの難関ではないです。
丸一日の講習を受け、
法令、野生動物に関する知識、銃についてなどなどの
筆記試験と
猟銃の取り扱いに関する実技試験に
通れば合格。
(わな、網の資格もそれぞれに試験があります)

まあ、
動物についてや一般常識は今までの人生経験で切り抜けられる
部分も大きいんだけど、暗記しないといけない部分も多かった。
いやあ、久しぶりの暗記物。
もともと得意じゃないからキンチョーしましたわ。

んー、モノクロ画で判別するウズラとコジュケイを
間違えたのがくやしい。
ウズラはけっこう人相悪いんだった。

ともかく、久しぶりのテスト、楽しかったです。

学生さん以外では、男性が圧倒的だったけれど女性もちらほら。
みなさん真剣。
年齢も職業もバラバラの大人たちが
ほぼ一日行動を共にする。
目的が同じだから、なんとなくあったかい雰囲気なのが
なんか良かったな。

スポーツハンティングにしても、
駆除目的でも、
銃を扱うという責任。おおきな責任です。
でも今の北海道では必要とされています。
この先、私がどこまでできるかわからないけれど、
「森の番人」としての
ハンターという仕事に注目していきますわ。


キリンじゃないよ、エゾシカだよ。
今、オスジカの角はぐんぐん伸びてます。
袋角なので、まるんとしてます。
増えすぎてシカ密度が高まると、餓死しちゃうんだよね。
いろんなバランスがよろしくないようで。

うーん、
猛禽類を描きたくていろいろ調べてたら、
なぜかエゾシカ問題に行き着いてます。
こっからどうつながって
いくのかしらね。
いやあ、おもしろい。

今はハンティングに同行したいんだわ。

2 件のコメント:

  1. おめでとう!しかしこの資格だけじゃあ機能しないのか~
    許可の類は申請すれば何とかなるものなのかな?

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  2. ありがと!ここからハンターを目指すには警察で銃の許可を得るための教習射撃講習の申請や射撃教習、鉄砲所持許可の申請やらいろいろあるんです。
    猟銃やガンロッカーを手に入れたり、いろいろ出費も。身辺も調べられるはず。
    なので、ちょっとここでストップかもしれませんわ。

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