2013年3月26日火曜日

訂正。まぎらわしい問題

二つ前の「マニアな晩餐会」イラストの記事。
http://etobunshainyezo.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5.html

北欧神話に出てきます「世界樹」のことを
ユグドシラルと書いてますが、なんか違和感があって
しらべたら、ユグドラシルが正解でしたね。
失礼いたしました。

いまだにコミュニケーションとコミニュケーション(前が正解)も
うーん?って考えてから書いているし、
なおざりとおざなりの使い分けも微妙です。

「ラテのホットをトールでヘーゼルナッツシロップ追加で」
みたいなことは間違えないんですけどねえ。
まぎらわしいと言えばオオハクチョウとコハクチョウの
見分けもつきません。くちばしの黄色い部分の大きさが違う…
と聞いてもよくわからない…

って、あれ?

望遠だったのに見つかった。見られてました。
ってか、カモもいたのか。

2013年3月長都沼にて。


2013年3月19日火曜日

猛禽類のフライト。

タカ目 Accipitriformes フクロウ目 Strigiformes


桃の節句の日、千葉の関宿城近くで行われた
フライトフェスタ2013に行ってきました。http://bikervet.exblog.jp/19251369/

友人のファルコナー(鷹匠)マリコさんの日記で毎年見ていて
いつか行ってみたい!と思っていたイベント。
場の雰囲気だけで感激でしたよ。

競技にエントリーしてるハヤブサやオオタカたち。
エキシビションに参加するのか?場を彩っていた
フクロウやヒメコンドルなどさまざまな猛禽類と飼い主のみなさん。
飼育用の販売で展示されている猛禽たちもいて
眺めているだけで飽きません。
天守閣をぐるりとまわる鳥の美しいこと。
野生のトビやハイタカも様子を見に来ていました。

自分の中で一番盛りあがったのがハヤブサのスカイトライアル。

鷹匠の手から飛んだハヤブサがぐんぐん高く舞い上がり、
いい高さまで上がったら鷹匠がハトやキジを放ちます。
Stooooooooop!!!!
途端に空の点だったハヤブサが急降下。
獲物めがけてアタックします。

とはいえ、なかなか決まるもんじゃありません。
なかなか戻ってこなかったり、
高く飛ばなかったり。
そんな中で上手く決まると拍手喝采。
F1なみの速度なんだろなあ。

前に円山動物園でお勉強した知識だと、タカと鷹匠は
犬と飼い主のような関係にはなりません。
タカはなついているワケではなく
鷹匠を自分の猟場と思っているだけ。
おなかがいっぱいなら、言うことはききません。
ってことを知っていても、長年飼っているタカと鷹匠を
見ていると何かのつながりを感じてしまいました。
まあ、そういう見方をついしてしまうのが
人間なんでしょうけど。

風が強かったので残念ながら風切羽が風を切る音は
聞こえなかったけど、いやあ楽しかった。

マリコさんのご主人が手がけるstooperのブースで
すこし遊んで、
うっかりフクロウ飼育の夢まで見ましたよ。
まるでハリーポッターのロンが飼っている
ピッグウィジョンみたいな小さいフクロウが
いまして。小説では豆ふくろうと呼ばれていたけど
そいつはコキンメフクロウかと。
いやあ、ふてぶてしい感じが好みでしたね。


今は飼えないのでとりあえず描きました。


2013年3月5日火曜日

啓蟄。

きょうは啓蟄でございました。
北海道にいると「どこがじゃ」と思うけれど
東京におりますと、じわじわ春の気配を
感じるもんですね。

そんなモゾモゾした日に似合いそうなイラストを
描いていたのでした。

<北海道希少生物調査会>が行う
いきものイベントのフライヤー用のイラストと
手描きタイトルです。好き勝手描きました。
主宰いわく、にわかに盛り上がりを見せているイキモノ団体との
ことですが、「にわかに」というのは謙遜で、
地味にイキモノに取り組んできた経験値の高いみなさんが
じわじわ積み上げてきたことが
結びついたような印象?とでもいうのか。こういう皆さんとの
出会いがたまらんです。アイデアのみなもとです。

文字タイトルをスミ一色で描いていたら
イラストのイメージをうけて(エゾシ会議でも組んだ)
村上bonさんが色づけしてくれました。
この色合いも気に入っています。

ちなみに、参加者の誰も気づかないであろう
この絵を描くきっかけとなったのは
ダーウィンの走り書きでした。進化の木。
ユグドシラル ユグドラシルの一部分のようなイタズラ描き?
うーん、この絵はそんな説明くさい解説はありません。
みなさんの印象のままに。
なんでしょうね。
この時いちばん描きたかったものです。

あと、下のはほんとの思うがままの走り描き。
けいちつ…ってブツブツつぶやきながら
描いた、もっとモゾモゾゾワゾワした絵。
やりすぎた感があるけど、
まあいいや。

この羽は誰のものでしょう?
その話はまた今度。

雪どけのつめたい水が池にながれこみ、
エゾアカガエルがキュルキュルルと鳴いて、
恋の季節がはじまります。
オスは先に来てメスを待っています。
温度と環境がととのえばタピオカみたいな卵が
かたまりとなって産卵され、オタマがうまれます。
今年もつめたい水がちゃーんと
水場に流れ込みますように。


エゾシ会議のおみやげ。

先月23日、釧路をたずねて
第三回 くしろエゾシカシンポジウム
みんなでエゾシ会議 in くしろ
に参加してきました。

第一回から告知ツールを作るお手伝いをしています。
今回もシカの絵を描きました。(ワタシはイラストとコピー制作、
デザインはいつも組んでる村上bonさん)
会場には生態、被害、狩猟、有効活用を伝える楽しい展示が
いろいろ。阿寒もみじのスープカレーなど
パッケージ制作した商品も並んでいてうれしかったですね。

何がうれしいって、ずっと絵を見ていてくれた方に
声をかけてもらったのがハッピーでした。


こちらは今回のノベルティー。参加者に先着で配られました。
200人以上の方がいらっしゃったんですよ。注目度高いイベントです。


ウッディーでございますな。スギ材のうちわは高知県馬路村の間伐材を
使った物。スーーっとする香り。
マグネットは地元釧路のカラマツ材。ちょっといぶしたような
深い香りがします。
なんでしょうね、木の香りの気持ちよさ。
絵も使ってもらってうれしいです。
被害木を作っているのは描かれているシカです。ホンシュウジカの
被害も深刻です。樹皮を一周食べ尽くされると
その木は枯れてしまうのです。枯れたらシカだって困ったことに
なるんだけど、彼らは生きるのでせいいっぱい。守らねば。

会場で手に入れた方、どうぞすえながく使っていただけると
うれしいです。