東京の東側で暮らすようになって「ちがうな」と
思ったのが街路樹でした。
冬になっても緑色。葉も落ちない常緑樹。
寒椿も咲くので冬でもカラフルなんですね。
かたや札幌。
住宅街の街路樹といえばナナカマド。紅葉し、落葉し、
赤やオレンジの実をつけます。
色と言えばこれくらい。雪が積もれば山はモノクローム。
ついでに人々の冬服冬靴もダークな色合いになりますので
こちらも東京に比べたら地味です。
コートの色合いはともかく、
ナナカマドのある風景は好きですね。
野鳥もやってきて実をついばみます。
常連はヒヨドリ。
こないだツガイかと思ったら相棒は冬鳥のツグミでした。
たまたまかな?ケンカもしないで一本の木で食事して
いましたよ。
ムクドリたちも見かけます。
札幌市内、12月。 |
この写真はそっぽ向いたカワラヒワですが(…あれ?冬もいるんでしたっけ?)、
雪と鳥と赤い実のある景色はいいものです。
カラスも絵になります。
七回かまどに入れても燃えないからナナカマド。
と言われていますが、樹木医さんとお話したときに
聞いてみたら
「いや、燃えますよ」
とのこと。そりゃそうだ。
とはいえ、他の木と比べると燃えにくいらしい。
たきぎの下に敷いて使われたのも確かナナカマドでしたっけ?
あれね、ちょっと大げさですよね、ネーミングって。
まあ、七とか八にしたい気持ちはわかります。
燃えにくいけれど強く太く数百年と成長する木ではないので
これらの街路樹も十数年で更新が必要になるのでしょう。
街の景色も少しずつ手入れされていくのかもしれません。
前に描いたイラストだけど、
ナナカマドは冬のモチーフとしてつい描いてしまいます。
アイヌ語でキキンニって呼ぶ地域が多いのでしょうか。
フランス語ではソルビエ。
今の北海道ならソコビエって聞こえちゃう(ただし室内は常春)。
JR Hokkaidoも2月号ですね。
先月はトマムのペンションに現れるキタイイズナのイーちゃんを紹介。
今年はまだ出没していないようで、オーナーさんたち
イーちゃんファンは待ち望んでいるようです。
今月号は、この連載にしてはめずらしく(とほほ)
主役の野生動物に会えました。折しも爆弾低気圧の余波が
ざっばーーん!と残っていた強風の日に
野鳥を探すっつーんですから。
何に会えたのか、ぜひ誌面でご確認ください。勇払原野周辺です。
さて、立春。でもまだ北海道は冬本番ですな。
しばれるわ。
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