2010年5月2日日曜日

ツマラナイ川報告(カラスニュース続報)

ワタシは今、とある北の町なわけで。
トンビはたくさん見ました。
あと、とある森の喫茶店(カウンター席では客自らコーヒーミルを挽く)近くでは
ツピピーツピピーと
シジュウカラと仲間たちがさえずっておりました。
空知川、石狩川の流域では鴨夫妻がバタバタと飛び、
北海道はあちらこちらで
春まっさかりでございます。

ここ数日あったかいよね。やっと。


2週間ばかしサボっておりましたら、
●円山動物園エゾヒグマ館熊ナシリポート
●両生類の卵調査隊
●野幌歩き
●エゾシカ食害、10年ぶりに40億円に!というニュースを聞いて

といったお話を溜め込んでしまいました。
関係ありませんが、タヌキは溜めフンをします。

またちかぢかアップしようっと。

で、日々変わらないように見える通勤路の
ツマラナイ川(仮称)にも、おそらくワタシくらいしか
気づいてない変化があるので、ざざっとリポート。

まずは川べりの見晴らしの良い(落葉している)木
に巣作りしたカラスのその後。
朝と晩しか確認できませんが、相変わらずツガイでいるところは
見られず、一羽で巣や巣の周りの木にとまっていました。

ました。

いや、先月の13日(火)から14日(水)にかけて
北海道の広尾町で瞬間最大風速40.6メートルなんて日がありました。
札幌もものすごくてね。
あんな日にかぎって外回りが多い日で…ってワタシの話はおいといて、
あんな吹きっさらしの巣、大丈夫かなあなんて
思っていましたら。

ええと、
15日にはキレイさっぱり無くなってました。

すると、






















のように、枝をりりしくくわえる一羽が。
お?リベンジ?って思ったら、
件の木ではなく近くのエゾ松に入っていきました。

うーん?あのシングルマザー氏ではなく、
前から地道に巣作りしていたエゾ松夫婦か?
カラス、見分けがつきません。

ところで、カラスの生態を調べてみますと、
繁殖の時期、つがいになったオスとメスは
基本的に巣で夜はすごしません。ねぐらに移動します。
卵を産んでメスが抱卵しているときも、
オスは近くの木で夜を明かします。

ツマラナイ川流域(つまり通勤路)でも
夜に一羽で巣近くの木にとまるカラスを見かけます。
ということは、
シングルマザーだと思っていた一羽は
メスと卵を見守るオスだったのかもしれません。



いずれにせよ、
卵があったのか、まだ物件だけだったのかはわかりませんが、
見やすい巣は吹き飛んでしまったので、
今はエゾ松にできたゴージャス物件(ただし葉が茂ってるので見づらい)を
チラ見していきます(あんまり近づくと巣を捨てるという話も聞いたので<噂>)。

おとといくらい、不用意に近づいたトビが
オスメスわかりませんがエゾ松夫妻のどちらかに
襲われていました。
それはそれは果敢でしつこい攻撃で
(足からいくかと思いきやクチバシから飛びかかっていました)、
翼長が倍くらいに見えるトビなのにタジタジ。
ちょっとした空中ショーでございました(ぽかんと口あけて見ている
観客はワタクシひとり)。
気をつけようっと。
あ、てことは確実に卵がいますね。あの枝の中には。

ところで、ツマラナイ川には毎年マガモのツガイが訪れて
イチャイチャ後、オスは消え、5羽くらいの子連れシングルマザーが
子育てしていきます。
ツガイまでは先日確認。
エゾ松夫妻のジャマが入らなければ
今年もほほえましい様子が見られる鴨。


あ、事務所ちかくのマドガラスたちも
巣作りにはげんでおりまする。

でもそろそろ、落ち着いて卵あっためてるころですかね。
ま、ワタシみたいな追い詰められてギリギリガラスも
いるでしょうけどね。





ああ、おかげさまで連休前の大繁盛で
ヨウスコウワニたちとコモドオオトカゲ夫妻をしばらく
見てません。
いつ行けるかなあ。

4月から週に一回野幌近くに通っているのです。
そんな話もまた今度。

みなさん、ハバナイスホリディ。
今月は誕生月。祝わないと。

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