2010年10月18日月曜日

エゾシカの次はオオカミだ。



先々週はエゾシカの週末でした。
セミナー、シンポジウム、
参加者と飲み会、
そして飲み会、
さらに酪農大の先生と飲み会。
もうお酒やめた!

いや、そんな話ではなく、ハンターへの思いと
野生生物、そして食のことを考えさせられました。
して、
釧路と知床に行きたーーい!
って思わせる人々の話も聞きました。
エゾシカレポートはこちらをクリック。「円山どうぶつ雑記帳」
(エトブン社ペコ氏も写ってるぞ。どれがワタシかわかったぞ!と
正解コメントくれた方にポストカードプレゼント)

で、
「はー、エゾシカひとだんらく」って思ってたら
背後に大きな緑色の影が…
「次はオオカミですからね」
円谷氏
そう、昨日から円山動物園で「狼祭~Wolf Festival 2010」
はじまりました。全国のオオカミファンが
お宝写真やクラフト、グッズとともに集う祭典。
エトブン社もエゾシカの縁がありまして、
昨年にひきつづき今年もイラスト出展。一点だけですが。
で、今年はポストカードの販売も行います。
新作もカードにアレンジしました。

この中には4種のイキモノがいます。
つい先日室蘭で見て、感動のあまり登場させました。
なんのことやらわからんと思いますので
会場などで見かけたら質問してみてください。恐くないですよ。



あ、動物園にいてても
会場にいないときは
爬虫類館かトビのフリーフライトに
行ってますのでご了承ください。


そして。10月23日土曜日は「オオカミ博士をめざそう!」
クイズ大会が行われます。この日は必ずいます。
なぜかというと、司会を仰せつかりました。ついに
緑のおじさんと共演です。シークイン!
この夏、すでに共演していた
マルヤマンとペコ氏。in東京の夏フェス。
ワタシは普段ぜったいにこんなことはしないが、
知名度も人気もない閑散とした状態、
見るに見かねて同郷のよしみで撮影。

炎天下のせいでシークインポーズすら
しない円谷氏をたしなめるように
「マルヤマン、シークインして!」と
耳元でささやいたことは秘密。

さ、この人生の先輩の無防備なビール腹を見て
何もしないでいられるのか?
それとも子どもたちの夢をこわして
出入り禁止デスマッチとなるのか?
いいえ、
たぶんキンチョーのあまり、棒読みでたんたんと
進行することでしょう。
クイズの内容は、オオカミマニアたちが作成した
素晴らしい出来栄えです。ぜひご参加を!
参加すると
エトブン社(が寝る間を惜しんで制作した)スタンプカードが
もらえるよ。

ご来場、お待ちしております。
とりあえず、19日の午前から午後2時くらいまではおります。

おまけ。今年は展示を見送った、趣味に走りすぎた作品公開。続きを読んでね。

ニクスのウツボ氏。

ケータイから試しに投稿してみます。
銀河水槽はまさに
個にして全でした。
一万匹のイワシ、搬入がまさかのバケツリレーとは!!
で、うまく撮影できなかったので、動かないコイツを載せます。
なぜかいつも水族館ではウツボかチンアナゴを撮って、後輩B先輩に送りつけてしまう。

ほほう。ケータイだとこんな風になるんですね。
思ったより写真大きいな。
ところで、登別マリンパークニクスの公式サイトを見てみたら
ワタシが水槽の前で飼育員さんに質問したことが
ちゃんと書いてありました。
http://www.nixe.co.jp/
から、「今月の話題」>「過去の話題」>2009年8月「10,000+2+1」へGO。
面白いです。
飼育員さんの文章はどこのも心くすぐるものがありますが、
ニクスのもかなり…くすぐりますよ。

と、PCから追記しました。

2010年10月9日土曜日

とりいそぎ御礼。

わー、おもしろかった。

肉食系女子によるエゾシカ(ガールズ)トーク@円山動物園
無事終了。聞いてくださった方々、関係者のみなさん、ありがとうございました。

その後、
夜の動物園でニホンザルの呼びかけを聞いた。
フィー(いる?)フィー(ここにいるよー)
なんてやさしくなくんだろう。。

2010年10月4日月曜日

10.9エゾシカセミナー開催

次の土曜日、10月9日に
「きたネット発 北海道環境活動交流フォーラム2010 at 札幌市円山動物園」
が、開催されます。今年のテーマはヒグマだって。今年も出没情報を
ききますね。気になるなあ。で、
その分科会のひとつとして、きょ年も開催された「エゾシカセミナー」が
行われます。(画像クリックで詳細チェック)



こちらの主催は
社団法人エゾシカ協会 http://www.yezodeer.com/
そして、酪農学園大学が協力しています。
☆あ、分科会は無料だけど、たぶん動物園の入園料(600円)がかかります
(年に2回くるならパスポートがおすすめ)。

きょ年はオール男性のパネルディスカッション。
うってかわって今年はオール女子(知床財団の山中さんだけ黒一点。
かみくだかれるのは自分では?と心配しているとのウワサも…)。

実際に円山動物園のエゾシカ舎で電気柵の研究をしている
鹿ガール1、電気柵の会社からやってきて
現状を話してくれる鹿ガール2、
研究者であり女性ハンターでもある鹿ガール3、
して、ワタクシ、研究者でもなんでもなく「くいしんぼう」代表として
鹿ガール4をつとめます。

上に載せたチラシも作りました。
なんかワタシをのぞいてオトコマエ系女子(しかも美女ですわよ)。
なので、
反動で思いっきり桃色にしました。
題して、ピンクチラシ!

写真たくさん見せたいけど、
このMacにパワーポイント入ってないし、
取材で話すことは多いけど
チビッコ記者並みのしゃべりだし、
いったいどーなるかわかりませんが、
おいしい話を少ししゃべります。とつとつと。
とにかく、エゾシカ肉はたくさん食べてるからね。

個人的にはハンターさんの話が楽しみだ。
こないだ料理教室で作ったエゾシカ丼。トウキビのソースなんだよ。

というわけで、
ここんとこ「いそがしい風(ふう)」です。
なんで「ふう」かというと、バタバタしつつも
合間に登別方面でコウモリを見たり(二度目!)、
室蘭方面から南へ渡るノスリやクマタカを眺めたり、
高山植物咲いてる場所でエゾシカの足跡見つけて「がーん」と
なったり、キツネやタヌキのウンコ写真ばっかり撮っていたり…
きのうは円山動物園の猛禽類野生復帰ゾーン見学ツアーに参加。
なんでも見てみたい病です。
で、
回遊魚って言われるの、さいきん。
オオスズメバチにも合っちゃった。

でもたまには、
円山の奥地でのんびりパン焼いたり、
コーヒー入れたりして一日過ごしたい…。
(って、こないだ友達と話していたら、
「それ、こないだも誰か言ってたな」とのこと。
「奥地に入ってパン焼きたい」症候群が各地で
増殖してるんじゃないか?という説も…。
あと、円山ってあたりが街を捨てきれないワタシを
象徴してるとも言われた。そうよ、ワタシは街も好き)

ところで、猛禽の野生復帰に関して、動物園の可能性と方向性、
飼育側と研究者の気持ち、そんな違いを知りたくなりました。
そんな話はまた今度。
何かの下見中(撮影meroちゃん)

たぶん次は虫の話だよ。

2010年9月14日火曜日

小樽にて、毒とあざらし。

ゴマフアザラシ(胡麻斑海豹、Phoca largha )
前にイラストエッセイで描いたトッカリ(あざらし)。
鼻セレブでもお馴染みのゴマフアザラシを(あらためて)見た。
いくら科学がすすんでも、ボックスティッシュの最後の数枚になると
ゴソッと出てきちゃうのは改善されないのかしら。

週末、小樽に行ってきました。

カエンタケ

トリカブト

祝津の方から赤岩、オタモイへと続く、探勝路から
山中海岸までの山道をガサガサ歩きました。
わあ、サンゴみたいな植物。と思って撮り、帰ってきてから
写真を見てもらったら猛毒キノコ。
汁にさわっても皮膚がただれるらしい。
好奇心発揮しなくて良かった。

下の藤あや子的妖艶なのは、鳥兜(Aconitum)ですね。
みなさまご存知の毒性ありです。


アカヤマドリタケ?
で、これは絶対毒性のあるダッチパンだ。と思ったキノコが
(おそらく)食用だったり。
遭難してもキノコには手を出せないなと実感。

毒といえば、


マムシ。
いるものなら見てみたかった。
獲物の熱に反応して(ピット器官)すばやく襲います。
ヒトの目視よりも反応が速いのだとか。
ピット器官の応用でサーモグラフィーができた、なんて
話もあります。
もし咬まれたらどうしたらいいのか。調べておこう。

これくらい凶悪な絵を描いてみたいもんです。


やあ、久しぶり。円山生まれのマル。ゴマフアザラシです。
この角っこがお気に入りらしい。

最初、どれがマルかわからんと言っていたら
俺だよと、アピールしてくれました。


すぐそこにいるけど、手は出さないで。
咬まれたらもうこんな展示はしてもらえないかも。
トドのガンタロウ氏。みずから水族館にやってきた個体。
帰りにちらりと、おたる水族館へ行って来ました。
ここもいろいろ見所ありますが、
やはり海獣を見てもらいたい。ちょっと離れてますが。
世界一かもしれない飼育頭数のアザラシたち。
群の迫力と意外な動きに感動しました。
トドもいっぱい。
オス・メス・こども、
あの個体差は同じイキモノには見えないわ。
鳴き声、知ってる?
コーラ一気飲みした野球部員みたいな「ぼえーーー」です。


見逃しがちなセイウチ。これも必見ですぞ。
って、
あれ?

こどもセイウチが、熟睡してる。こんなにグッスリ、いいのかしら?


これでいいのだ。
と、チョウザメ。


2010年9月6日月曜日

恋するバットディテクター。

バットマンって、フツーの人間ですよね。特殊能力じゃなくて金持ち?

コウモリ、モモジロコウモリ(蝙蝠、Chiroptera、M. macrodactylus)

まだ9月なのにハロウィン。手持ちのコウモリイラスト(しかも3年前に描いた)。

コウモリを見たくて見たくてね。

大阪に住んでいた子ども時代は、夕方になるとあちこちで
群れ飛ぶのを見たんだけど。
そうそう、家族が寝静まった深夜に寝室でバサバサ音がして
父が何物か見えないまま、新聞紙でくるんで捕獲。
懐中電灯で照らしたら、
ネズミみたいなカワイイのが「キー!」って怒ってたの
見たこともあります。一度じゃなかったな。

北海道で見たことなかったから、いないと思ってました。
そしたら雑誌「ファウラ」でコウモリ写真家の中島さんが
北海道のコウモリを連載してはる。
ええっ、いるのー?って思ったら見たくなりました。
私物の日本手ぬぐい。蝙蝠柄。粋でしょ。
その中島宏章さんが第三回「田淵行男賞」を受賞、講演会があるというので
行ってきました。そこで聞いたのが「バットディテクター」の話。
ヒトには聞こえないコウモリの超音波を可聴域で聞かせてくれる機械。
これがあれば近づいてきたのがわかるんだ!
(前に木登りのsatocさんが話してくれたのはこの道具のことかー)

するとイキモノ先輩のmeroさんより朗報。ほぼ月イチ、
ガイド講座で出かけている
幌別の「ふぉれすと鉱山」にも「バットディテクター」があるらしい。

そこでコーザンに企画を提案、ガイド講座の補講&今度の演習の
下見もかねてガイドしてもらうことになりました。
Yee-haw!!

さーて、コウモリは見つかったのか?続きはコチラから
ごらんあれ。最後に王子付き。


2010年9月1日水曜日

スズメバチ対策とハラッパスイッチ。

スズメバチの仲間、オオスズメバチ(大雀蜂、Vespa mandarinia)

はー。千石先生の講演会、
感動しました。
だって、ねえ、そういう世代ですから。ってだけじゃなく、
今の学生も釘付けにしちゃうパワーが言葉に
こもっていました

生物多様性。
いろいろ、つながってるってことです。つながってるから
多様になれるんですね。


とまあ、講演会リポート楽しみにしてますという
声もいただいてるのですが、
今週は今伝えたい虫の話。

今年、蚊多くないですか?

蚊だけじゃなくハチも多いらしくって。

しかたないですよ。
なぜかこの札幌でも残暑がまるでバリ島なみ
ですから。スラマッパギー。
って、気温だけの要因かどうかは
わからないけど。虫が多い。

というわけで、
とある講座(後で説明)で
習ってきたスズメバチの話をします。

ハチ系アニメの影響か、上のイラストのように
(種の同定はしないでね。オオスズメバチ風です)
どうしても悪役顔にしてしまうスズメバチ。
いやね、実物見てもかなりのコワモテです。
もしくはストームトルーパー。

道内には大きいのから順に、
オオスズメバチ、コガタスズメバチ、
ケブカスズメバチ(キイロスズメバチ)、
モンスズメバチ、チャイロスズメバチなど
がいます。
コガタったって、2〜3cmはあります。
巣が小型だからコガタですって。
ちょっとまぎらわしい。

巣は軒先や樹にぶら下がってるイメージが
強いけど、オオスズメバチのは大きくて
重いので地中に作られるんですよ。
そして刺すとき、毒液を注入してきます。

なにはともあれ対策法です。
(これ以外にも追加や訂正など情報あれば
お知らせください)

●黒い服はNG?

ハイ。ただし、何でもかんでも黒を襲うのじゃなく
巣に危害を加えるとみなした黒いヤツを
狙うそう。じっさい、危害を加えるつもりが
なくても知らずに近づいてることもありますから。

血を吸う虫と違って、
ハチたちは、刺したいんじゃなく、
自分の家族を守りたいんです。

以前、紺色の車内にいたら「ガツッガツッ」っと
体当たりされたこともあります。
黒っぽい色はご用心、です。あ、黒髪の乙女は
帽子もね。

●カチカチ音がするよ。

それ、ケーカイケーホー発令です。
おそらく、飛びながら(飛び方は蛇行)
怒ってます。
これはワタシも何度か経験しているの
ですが、本当にカチカチ音をたてます。
巣に近づいちゃってるのですね。
あのときは
自己記録最高の速度が出ました。

●どーやって逃げる?

そーっと、騒がず、でも素早く
その場を離れましょう。
頭を低くしてね。

●とまっちゃった!

容赦なくたたきつぶしましょ。
けっして追い払ってはいけません。
仲間を呼ぶとも言われてます。

一番いいのは襲ってきたのを
バトミントンのラケットで
スマッシュ!
キャンプでも遊べるから車に積んでおきましょう。
もしくは「ワイは猿や!」な感じで背負って
みますか。
パスタの湯切りにも使えるし。

●刺されちゃったー!

口で吸ったりしちゃダメですよ。口中の傷から
毒が入ることがありますから。
ポイズンリムーバー(毒吸い出し器)があるといいですね。 
http://eco.goo.ne.jp/nature/ecocamp/mame/vol40/
↑アウトドアでのファーストエイド。

講師の先生は、ついこないだチャイロスズメバチに刺されました。
水で流しながらできるだけ
傷口をしぼったそう(毒と血液を流した。それでも腫れたって)。

チャイロって珍しいから、刺されてうれしかった〜って
話してたなあ先生…。
さいきん、こんなタイプのツワモノとばかり出会います…。

で、皮膚科に行きましょう。
そこで抗体検査。


自分がリーチかどうかわかります。

もし、抗体ができていたら人生のスズメバチリーチ
(ちょっと脅します)。

次に刺されて何もしなければ、
アレルギー反応(アナフィラキシーショック)が
起きる可能性があります(血圧が下がってキケン)。

抗体ができたら注射(血圧を上げる)を
10〜15分以内に打たなきゃいけません。
くわしくは検査した病院に聞いてくださいね。

検査しないで症状が出て、
いざ病院に行っても、即対応してくれないこともあります。
「問診票にお書きください」なんて
受け付けてるうちに……なんてこともあるので
刺されたら
まず
検査、です。

あ、今まで何度か刺されたけど平気だから〜って
ツワモノも、一回目で抗体ができなくても
二回目で出来ることもあるので、
三回目で死なないように検査しておいてくださいね。

ミツバチの仲間は好き。エゾオオマルハナバチなどは
ブローチのようにとまってほしいくらい。
バッタも好き、つかまえるのが。

ミツバチには何度刺されても(嫌だけど!!)平気なんだ
そうです(ミツバチの方は一度刺したら死にます。
スズメバチは何度刺しても自分は死なず、かぎ爪のような足で
対象を押さえつけザクザク刺します。ひょー)。

まあ、
虫が飛び回るとつい「やだー」って手で払いたく
なる婦女子も多いでしょう。
が、
ハチは払うと
「攻撃サレタゾ、反撃スルゾ!」と
みなされるので、じっと通り過ぎるのを
待った方がいいでしょね。もしくはその場を離れる。

スズメバチはだめよ、逃げるのよ。静かに、ただしマッハで。

スズメバチ活動シーズンは10月に入るまでは
続くので、どうぞお気をつけください。


上の絵にべスパを描いたワケ、もうおわかりですね。
べスパとはスズメバチのこと。
べスパと言えばピアジオ社。
ピアジオと言えば私のモペッド、Ciao。

黄色でハチみたいで
遅いのにブンブンいいます。
もう何年も乗ってない…。
こんなにカワイイのに。

あ、いつでも売ります。




そーんな虫話を聞いてきたのはどこか?
ハラッパスイッチとは何か?
「続きはコチラ」をクリックプリーズ。