2010年8月5日木曜日

狩人との雑談。

エゾシカ(蝦夷鹿、Cervus nippon yesoensis)
8時ちょうどのあずさ二号でコンニチハ。
昭和生まれのエトブン社です。クラスメイトは平成生まれ。

今年の2月にエゾシカ日記(このリンクでどーぞ)を描いて
エゾシカ協会さんに
リンクの承諾を得たりしていたら、
その後、まったくの別件仕事で協会のハンターでもある
井田さんを取材することになりました。
さらにその後、
酪農大に通って狩猟ゼミの方たちと出会い、
すてきなフレンチのお店では鹿撃ちもするシェフの
お話を聞くこともできました。
なーんて、ここ数ヶ月で
アレよアレよと数名のハンターさんと
話す機会の増えたワタクシ。
今はまさかの展開で、自らハンターに
つま先だけつけた状態です。


で、
どーしてオトナ女子のワタクシが狩猟なのか?
ここまでの流れを勝手にまとめて
備忘録しておきたいと思う。
うん、思います。
でもね、
きっかけはエゾシカとは関係なさそな
トビだったりワニだったりするんだよな。

そして今、いろいろと迷っています。

そんな話をまとめました。「続きはコチラ」からどうぞ。

あ、記事の最後に、わかりやすい狩猟パンフプレゼント情報
載せてます。よかったら。



迷っている話はちょっと置いといて。

すべての始まりは
「北海道の野生動物を描きたい」ってこと
だったんだけど、
具体的なきっかけとなったのは、
新聞に「ヨウスコウワニの16つ子赤ちゃん誕生」の記事が
載ったことでした。

そのころ、ちょっと落ち込むことがありまして
ワレカラのように意味なく生きておりました
(大げさだし、ワレカラに失礼)。
が、赤ちゃんワニの引力はものすごく、
ワレカラから一気にヒトに進化。
どーしてもワニが見たい!
ついでにコモドも見たい。
と、ズンドコから浮上。
(あ、言い忘れてましたが、ワタクシ、トカゲという
生き物の形状がとても好きなのです。10年来の友人は
ご存じと思いますが)
で、行きました、円山動物園に。はりきって。

が、展示スペースにいたのはワニではなく
飼育員のお兄さん。
公開は翌日でした。ワタシの人生の8割はウッカリで
できています。

コワニ(約一歳)近影。「マスター、いつものやつ」
とまあ、目的は遂げられなかったモノの、久々に訪れて、
あらためて動物園が、ワタシの知りたかった色々に
会える場所だってことがわかったのは良かった。

で、動物園で出合ったのが、トビのフリーフライトです。
トビの風切羽が頭に触れた瞬間、
それはそれは感動しまして。儀式としての認識だった鷹匠が、
神事だけじゃなく、猛禽類の野生復帰に
役立っていることを知り、
「鷹狩り」のことをとっても知りたくなりました。
なによりカッコイイんだもの、鷹狩りが。
ワタシのハートの9割は
ミーハーな好奇心でできています。
で、前述のワニの飼育員、本田鷹匠にも話を聞き、
ますます狩る生き物のことが気になります。

はー、やっと狩りに近づいてきましたね。

じゃあまず猛禽類のことを調べてみよう。
すっかりトビにホレたのでね。でも、猛禽類を調べようとしたら
鉛中毒の問題が出てくる
(北海道では鉛弾が禁止されてるけど、
いまだに中毒被害は消えてないのです)。
となるとエゾシカ猟について調べたくなる。
で、酪農大の吉田先生、ハンターでもある伊吾田先生、
エゾシカ協会や動物園のセミナーで
エゾシカやシカ肉の話を聞きました。
詳しいエゾシカ問題について、
今はハショリますが、
道民はもっと食べるべきだ、鹿肉を。

ワタクシのデスクトップには鹿の角が。ストラップも角輪切り。



結果、エゾシカ肉キャンペーンガールができあがりました。自称だけど。
今やってるキャンペーン事業は、「ねえ、鹿肉食べようよ」
と、トモダチを道連れにすること。
エゾシカ肉、おいしいんですよ。おいしくないなら勧めないものね。
あそこのエゾシカ料理がおいしかったぞ、てな情報お待ちしてます。
連れてってください。

同時に、肉を勧めて絵を描くなら、その調達と処理の現場は
見ておかないと、てな気持ちが湧き、
ハンターさんと話すことで、狩猟免許を取りたくなりました。
法令も勉強しておきたいし。

現在、免許は取りましたけど、その先を迷ってます
(つまり、猟銃の所持とハンティング)。

ハンターでもある、すてきなフレンチ料理店のすてきなシェフとの
話の中で、狩猟に行きましょうなんて言ってもらい
ワクワクしていたら、「でも、きっとハードですよ」と。
体力的に?と聞いたら、猟期が冬であることと、あとは、
命をもらうことが、と。

そう。
それなんですね。
エゾシカ肉の有効利用を研究されてる
管理栄養士の岡本先生の話でもあったんですけど、
じっさいに目の前で撃たれて死ぬのはショックだったと。
今のとこ未体験なんです。家畜含む大型哺乳類の
命を絶つ瞬間も、さばく様子を見るのも。

ひるむ気持ちもあるんだけど、
自分がどうなっちゃうのか見たい気持ちのが
大きい。
って、伊吾田先生に言ったら
「ああ、そういう衝撃を受けるのは最初だけかも
しれないから、よく覚えておくといいですよ」
ですと。
たしかにね。

狩猟管理学の伊吾田先生が作った「北海道的狩猟ライフのすすめ」パンフレット。
ちょっと~、絵もデザインもシロウトと思えない出来なんですけど~。


というわけで、
今後、どーしようかな。ハンターへの道。
でもまあ、自然に流れて出会ってここまで
来たので、なるようになるでしょう。
で、やっぱり鷹狩りが気になるのです。

今日の記事はイキモノというより
自分の話ばかりでした。
しかも個人名出しまくりでごめんなさい。
キョーシュクです。

上記の「北海道的狩猟ライフのすすめ」をプレゼントします。
狩猟の流れや装備、料理、役割などが
わかりやすくまとめられた小冊子です。
ご希望の方はコメントしてください。連絡先知ってる人は
直接ご連絡を。


こちらも森のハンター、アムールトラ。
お昼寝中。ハンティングの成功率、低そうだなあ~。

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