2014年6月12日木曜日

梅雨に思う。

チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓、Lehmannia valentiana


しとしとの日。
雨粒ぬって急げや急げ。殻がないからずぶぬれの君。

日本では移入種のチャコウラ。
彼(彼女)をジーッと見ていますと、
カニってクモだよね、と同じ感覚で
アサリもツブも似たようなもんだと思えます。

食べないけど。

クリオネとは親戚みたいよね。

全国的に梅雨入り。梅雨がなくていいと
言われる北海道にも実は「蝦夷梅雨」ってのが
あります。
でも湿度はだんぜんナイチの圧勝だなあ。
机のまわりの紙たちがすべてシナシナしていますよ。
ゴザの上でゴロッとしていたら
軟体動物たちの気持ちが少しわかる。


先月、洞爺湖で出会ったサッポロマイマイ(かな?)。
木がマキマキされているのはエゾシカ樹皮はぎ対策の網。

シケシケだけど雨の風情も楽しみたい。
豪雨の際はくれぐれもお気を付けください。

2014年3月13日木曜日

今年もやりますエゾシ会議。第4回くしろエゾシカシンポジウム

エゾシカ(蝦夷鹿、Cervus nippon yesoensis




3月22日土曜日。釧路にて
「第4回くしろエゾシカシンポジウム
みんなでエゾシ会議 in くしろ
が開催されます。

第1回からイラストとコピー制作に関わってきたエゾシ会議
(この思いっきり柔らかいタイトルにOKを出してくれた
釧路のみなさんに感謝)。
今まで、
エゾシカをおいしい森の恵みとして「食べる」ことを
さまざまな角度で取り上げてきたシンポジウムです。

エゾシカがたっくさんいる道東地域。
以前から食害問題に取り組んできた釧路は
有効活用の先進地です。
被害額を見てしまうと、
駆除、対策、活用しなければ……といった
義務っぽい言葉がつきまとうけれど、
釧路の食いしん坊たちとお話していると、
いやいやいや、食べなきゃソンソン。
とにかくおいしいお肉なんだから食べないと!
といった気持ちになってしまうのです。

そんな「体にも味覚にもおいしい話」の最前線が
わかるエゾシ会議。
加えて今年はこのシンポジウムの集大成として、
たった4年、されど4年で大きく進んだ取り組みなどの
事例も紹介。
釧路のみなさん、道内のみなさん、
おいしいお肉のことがよくわかる
土曜の午後を過ごしてみませんか。

毎回多くの方が集うエゾシ会議ですが
今回は少し定員が少なく、なんと100名。
お申し込みはお早めに、とのことです。

ちなみに今回組んだデザイナーも後輩B先輩こと
村上由希子さん。今回の参加特典も良さそうだね。

牛も羊もそうだけど、
エゾシカの猛々しく美しい姿、
すばらしい栄養価の赤身肉、
ぜんぶが魅力的なんだよな〜。

2014年2月28日金曜日

詩人のくま。

まど・みちおさん ありがとう。


来月の下旬くらいには
冬ごもりから目覚めたヒグマがのっそりと
出てくるでしょうか。
おなかのすいた寝ぼすけヒグマ、
雪どけ水をのぞくのか。

よかったな

よかったね

エゾヒグマ (蝦夷羆、Ursus arctos yesoensis

2014年2月10日月曜日

スポーツが苦手でも、冬の外遊びは楽しいのだ。

北海道栗山町。
友人ナカイさんのふるさとということで何度か訪れ、
いきもの取材でもお世話になっている町です。
地元の方々で作った里山があり、
そこに森がうまれ、
小さないきものと、それを求める鳥たちが集い、
数年かけて自然と人の暮らしが近い場所が出来上がりました。

その里山から、冬が大好きになるイベントの
お知らせが届きましたよ。むむ、行きたい。

「里山ガール Winter Meeting」
冬の森ハイクとキャンドルナイト
とき:三月一日〜二日の土日一泊
ところ:栗山町ハサンベツ里山など 
札幌駅から無料送迎あり
http://uenbetsu.jp/cgi-bin/topics/topics.cgi?pg=0
クリックで大きくなるぞ。
これはヤングなガールからマチュアなガールまで楽しめますよ。
ただし、どの世代もオナカとオシリは冷やさないようお気をつけて。
しっかり汗冷え対策と防寒しての雪の上って大好きです。
他の季節では泥だらけ土だらけですもんね
(まあそれはそれで楽しいかもしれないが)。

スキーもスノボも興味ないから冬は引きこもり…という方も
多いはず。ええ、ワタシも。
ところがね、いちどスノーシューを履いて歩くと、
その「どこまでも行ける〜」「転んでも平気〜〜」な感覚が
クセになります。
多少ハナミズがきらめこうが平気です。女子会だもの。

そしてもし鳥を見かけたら(声を聞いたら)、
迷わず案内人の諸橋さんに聞いてみてください。
彼は鳥を見る達人でもあるのです。
冬鳥のお話をしてくれるかも?

なにより、札幌駅から送迎ってのが
冬道運転したくない方にもうれしいじゃないか。
(いわんやペーパーをや >ワタクシ)

どうぞお申し込みはお早めに。

ちなみに冬のアウトドアの服装はこのあいだ取材した
こちらの記事が役立つかも。
「目指せ!狩りガール モンベル取材編」

おまけ














先日やってしまった良い女の子はマネしないでの例。
綿のズボンでダイブ。冷え冷え。
でも短時間でしたので雪を払えばなんてこと
ありませんでした。今時期の北海道の雪は
払えば落ちるサラサラなんです。


2014年2月5日水曜日

あたまに浮かんだメモ。

エトブン社キツネ分室。
タヌキ商会あなぐら支社。
キツネ第三嗅覚隊。
たぬきためふん伝言板。
狐狸合同ラクーン対策会議。

茨海小学校(〜宮沢賢治・茨海小学校より〜)。


キツネとタヌキは語感がいい。

写真はお稲荷さんの横にいたタヌキのごとくボテッとした猫。
(東京にて)

2014年1月24日金曜日

見上げてごらんホシガラス。

ホシガラス(星鴉、Nucifraga caryocatactes)

せんじつ、我が家にホシガラスがやってきました。
飛騨高山のすてきな民芸品です。
いい色合いと星です。

ホシガラスを初めて見たのは(ていうかそれ以来見ていないと
思いますが)黒岳。
このインドアなワタクシが旭岳黒岳縦走にチャレンジしまして(無謀)
もうヘトヘトのフラフラになったときに
ハイマツの上を飛び回っていたホシガラスに元気づけられた
のでした(イイ話にしているのではなく本当に元気出た。
疲れた時は何かで気をそらすといいみたい。ドリフ的な
話ならなお良いそうですよ)。

こげ茶の体に白い星。
リアルに描いちゃうとツブツブフォビアにはたまらないので
加減が大切。飛騨高山さんはズバリ「星」を描いちゃってる。
これくらい思い切ったデフォルメを
してみたかったけれど、ワタシが描いたときはほどほど
リアルさも入れたかったのでこんな感じになりました。

2012年制作のカット
そんなきっかけで、
もういちど旭岳に取材に行って(ざんねんながら会えなかったけど)
「生き物の貯食を利用するハイマツ」の話を聞いたのでした。
ホシガラスのするどいクチバシで
カタイ種子をつついて割って埋めてもらう作戦。
植物はホント、戦略家です。軍師官兵衛です(見てないが)。
鳥にくわしく、生物の先生でもある磯さん、
その説はありがとうございました。

というわけで、ホシガラスにはちょっとした思い入れが
あり、この飛騨高山ガラスを見たら
思わず連れ帰ってしまったわけなのでした。

今頃、極寒の山で生き物たちはどうしているのでしょうね。

あ!

こんな感じですが本年もよろしくお願いいたします。

2013年12月3日火曜日

耳栓。〜「狩りガール」取材にて〜

ドラマ・セカンドバージンが人気だったようですが、
しっかりと見逃していたワタクシにおける
セカンドバージンのお相手は

2回目の耳栓でした。
1度目は友人夫婦と雑魚寝した際に気をつかって
奥さまが手渡してくれたものです
(ご主人のイビキ問題)。

これは「目指せ!狩りガール」http://kari-girl.com/企画の
取材で射撃場を訪れたときに「ありちゃん」から
もらったもの。

射撃の発砲音自体は北海道で狩猟の取材をしたときに
聞いたことはあったのですが、
耳への響き方が全然違いました。
やはり、雪が積もっていると音を吸収してくれるし、
何より猟では何発も撃ちません。
射撃は何発も練習するもんですからね。

海外で射撃体験を二度ほどやったことがありますが
いやあ、あの雰囲気とは全然違う(FBIの気分で撃ってたこともあり)。
紳士淑女の競技といった姿勢の正しさを感じました。

最初は直に音を聞いていたいと思ったけれど
これは聞き続けるのはツライと耳栓に助けてもらいました。
お話聞きながらなので途中取ったり、
シムラのように「あんだって??」と大声で聞き返したり
しましたが。

とまあ、ワタシの話はさておき、狩りガール見習い中の
「ありちゃん」はハンターに向けて奮闘中です。
サイトで使用されているイメージ画です。

なんせ、都内にオツトメのフツーのOLさんなので
日中働きながら役所等で必要書類を集めるのも大変。
土日を上手に使って資格を得るための試験を受けたり、
正直、日本で銃を持つことはぜーんぜん簡単ではないと
(横で見ていて)思いました。
時間もかかるし、相当な安全への意識が必要です。

でも、一人でいろいろ手配して勉強、体験する中で
ありちゃんがこの企画を通してわかったことって
とてもいっぱいあるんです。まだ猟に出てない段階なのにね。

なんだろ、一人暮らしをはじめたときに
初めて実感する社会とのつながりのような。
そうか、世の中はこうなっていたんだ!ということを
体でわかる感じというか。きっとそれ以上、
取材で同行している私たちスタッフにもわからない何かを
つかみ取っているのかも?

銃の勉強もあるけれど、野生動物や自然のこと、
法令のことなど、きっと知る楽しさを実感しているんじゃないかな
と思います。ハンターを目指さなければ出会わなかった
素敵な生き方の人々とのつながりも宝物なんだろな。

というわけで「目指せ!狩りガール」のWeb連載はもう10回目。
最初からでも、気になる記事からでも良いので
よかったらごらんくださいね。

バックナンバー
http://kari-girl.com/entries.html

写真に写っている銀色のちっちゃいのは
耳栓だけだと寂しげなので入れただけで耳栓ではありません。
カエルになれないオタマちゃんです。