2011年5月20日金曜日

窓口で共生?

メダカ(目高、Oryzias latipes
サカマキガイ(逆巻貝、Physa acuta

これも共生関係なのかしら?というお話。


おしゃれ事務所(かもんデザインさんと共生)の
近所にある郵便局。
事務所を持ってからときどき利用します。

昨日も郵便を出しに窓口へ。
ふと窓口の横を見ると
 小さいメダカと……

貝。

「これ、タニシですか?」
思わず窓口のお姉さんにしつもん。
「これ、サカマキガイって言うんですって」
お姉さんも気になって調べたらしく
予想以上の答えをくれた。

巻き貝の一種なんだけど(デンデの仲間だ!)
貝の巻き方が逆なんだって。なのでサカマキ。
で、
最初は2匹くらいだったんだけど
どんどん増えたんだそう。
「卵産んだんですか?」
「そうなんです」
透明なデンデ(我が家のペットのナメクジ)の卵を
思い出す。
「メダカに影響ないんですか?」
なんでも、ガラスに付いた藻などを
食べてくれるので、良い共生関係なんだとか。

あとで調べたら、
メダカ愛好家の方はわりとサカマキガイを歓迎しつつ
あまり増えると糞で水槽が汚れるので
数の調整はしているらしい。かわいそうだけど、と。

とかくメダカは弱く、前につとめた会社でも
すぐに… あ、ちがった、
セガ(ミシシッピアカミミガメ)の
エサとして投入してたんだ。

違う事務所でちゃんと飼っていたメダカも
どんどん数は減っていった。水質に敏感なのかしら。
対照的に増える巻き貝。
生命力の差なんでしょうかね。テキトーなことは
言えませんが。

余談:なぜカメにセガという名をつけた
かというと、彼(彼女?)の生まれに由来あり。
あの最悪のUFOキャッチャーから
やってきたので、そちらのお店の名をつけました。
出生地に由来している点ではベッカム夫妻の
お子様と同じですね。

「いやされますよー」
って、お姉さん。たしかに窓口に小さな生き物が
いるだけで、こんなに楽しい気持ちになるなんて。
ちょっとした会話だけど、
とても素敵な数分でした。

美しき2匹のメダカよ、
つぎに請求書出しに行くときも
生きていておくれ。


セガもデンデも元気です。
共生 Symbiosis :複数種の生物が同所で相互関係を持ちながら生活する現象。共に生きること。メダカは巻き貝によって棲み良い環境をもたらされているが、メダカは貝に良いことをしているかどうかわからんので、この場合は片利共生か?

寄生 Parasite : ワタシがお正月などに実家入りし、何の手伝いもせず喰っちゃ寝する様子。

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