2011年3月15日火曜日

めえめえ、こひつじ。

コンニチハ。ほんとうは
第一回くしろえぞしかシンポジウム「みんなでエゾシ会議 in くしろ」の
報告の模様をお届けしたいのですが(濃かったぞ)、
写真とかまとめ切れてないので一部分だけ。
いやしかし。今回の地震被害のない札幌でしたがあの地震の揺れは
こわかったです。円山方面見ながら「おねがいします」と神頼みでした。
つい数日前にいた釧路の風景が水浸しになっていて
慌てて連絡取ろうかと思ったけど、
お忙しかろうと我慢したりしていました。

ちいさな地震でもおっかながる傾向がありまして、
今回も余震のたびに玄関ドアに長靴をはさみ、
ダウンを着込み、いつでも逃げる気でした。
財布忘れてましたけど。
不安が続く皆さんが、どれだけの
心労だろうかと思うとギューッとなりますね。
そんなとき、
なんとなく鉛筆を持っていましたら、
釧路で見てきた「羊のこっこ」を描いていましたよ。


エゾシ会議でお世話になった管理栄養士の岡本さんの案内で
茶路めん羊牧場を訪れ、めーめーと見てきた「こっこ」を思い出して描きました。
ポールドーセット種の母子。鼻がピンク。

お仕事でつながりのある牧場と岡本さん。
生き物を描くならと紹介してもらいました。

実はこちらの牧場、以前に電話取材したことがあり、
ごあいさつできる機会ができて
うれしかったです。

観光牧場ではないので、忙しい時期なら見られなかった
かもしれないものね。ありがとう。

子羊いっぱいいましたよ。
これがね、今撮ってきた写真を見返すだけでホッとするのです。
目つきはね、決していい動物じゃないんですよ。黒目横位置だし。
でもね、ムートン並みのあたたかさです。見てるだけで。
サフォーク種母子です。黒目が横です。
子羊のしっぽがまだ長い。衛生のためこの後短めの位置でしばって
落としてしまいます。しっぽ長い羊、ゴムしばりの羊といろいろでした。


母さん羊はこっこが心配。でも、こっこの好奇心は止められず、めーめーと
こっちに寄ってきます。たまらんです。
本物のラムズイヤーだもんね。ギュッと握ってみたい

でも、
あ、母さん羊が気がついた。ケーカイした。
とたんにコレですよ。前足で地面をダンダン踏んで
「おらおら」と怒るのです。もうなんか顔の毛が
中学時代の不良の先輩に見えてきます。短ラン着せたい。

それでも寄ってくるんだよねー。めーめーめー。
ちょーだーい!なんかちょーだーい!って指をちゅうちゅう。
で、
抜けなくなるからやめなさいって。



とまあ、いろんな子羊がいましたよ。



100%ウール。母さんの上はあったかい。
そして見晴らしもいいのだ。めー



大人になるといろいろあるのよね。頭突きゴーーーン。


なんかちょっと疲れてきたら、



ひつじが一匹、ひつじが二匹………



              ひつじがさん……



今日は番外編で野生動物ではなく、北海道の家畜を描きました。
生まれてからずーっと大切に育てられて、
羊毛と
お肉と
最後まで大切にされる道産ひつじ。
サフォークの靴下、愛用してます。あったかいのだ。


        めーめー

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