2015年9月6日日曜日

重陽の節句。タヌキツネコ3号

キク(菊、Chrysanthemum morifolium
家菊〜天平時代に中国より渡来。観賞用・食用植物として栽培。
キクに在来種は無いがキク科の在来種は日本に多数生育している。



ハロウィンの前に重陽の節句があるじゃないか、と描いてみました。
北海道にも家菊のお祭りが北見、帯広、札幌で開催されます。
ほーら!重陽を祝う祭りが…って開催日見たら10月末から11月に
かけてでした。ああ、逆にハロウィンにかぶってる…。こちらは
ハロウィンといっしょに立派で多様な家菊の世界をお楽しみください。
いまや恵方巻きが全国区になっちゃったように、上賀茂神社の
重陽神事を真似てみるのもいいかもしれん。
みそぎして、カラスにあやかりカーカーカーコーコーコーと鳴き、
子どもたちが烏相撲。菊酒のんでやんややんやと。
最終的にバチアタリにならない程度に、菊を飾って健康と長寿と厄払い
してはいかがでしょう。

2015年6月19日金曜日

ひっかかる植物。タヌキツネコ2号

ホップ(勿布、Humulus lupulus、和名セイヨウカラハナソウ西洋唐花草)


このホップは北海道からの贈りもの。
そもそも日本では北海道でしか自生していないようで、
関東の西日がモロに当たるベランダでは
伸びないかもと思っていたら、梅雨入りの現在
厳しい環境を勝ち抜いた苗が上の階に届かんばかりに育っている。

いつのまにかこのホップに尺取り虫がいっぴき。おや、かわいいの。
シャク・ユミコと名付け愛でている。いや、いた。
2〜3cmだったユミコはまるまると大きく育ち、
ケバだって食感が悪そうな葉をもりもり食べ、
5.5cmまで成長。尺取り虫のウンコがかなり存在感のある
黒いツブだということも初めて知った。
その後、ユミコは行方不明。
ウンコと食べかけの葉だけ残していなくなった。

考えられる可能性は
◎サナギになるため土にもぐった。
土にもぐることを初めて知る(ファーブルの森さんありがとう)
◎土にもぐったけど羽化できず…
◎鳥にやられた
など。
できれば目の前で羽化のシーンを見られるのが
ベストだけど、難しい気もする。
ちなみにいろいろ調べたところ、ユミコはヨモギエダシャクらしい。
アップで見るとオオムラサキみたいにキュートな顔ではなく
はやく人間になりたい妖怪人間ベロの頭部に似ている。
イモムシとしては立派な体躯だったけど、
蛾になったら割と地味で小さい姿のよう。
それでも晴れ着姿を見たいのが育ての親ごころ。

懸念すべきはこないだの出来事。
スズメが一匹チュンチュンチチチチと警戒声を
鳴らしながらベランダの手すりにとまった。
むむ。
すると手慣れた感じでベランダに降り、
ユミコがいたと思われる方のプランターの
土の上にチョン。
んん、なんだか前においしい思いでもしたかのような
行動じゃないか。

小鳥の中で一番好きかもしれないスズメ。
でもこのときばかりは無法者に見えました。

ホップは花芽をつけました。
うれしいな。

2015年6月11日木曜日

取材の体力。

さいきん、ガチャピンチャレンジばりに小冒険を繰り広げている
ワタクシ。そんな取材模様の思いなどをnoteにしたためました。
よかったらご覧くださいませ。

エトブン社のnote。「もぐる。」
https://note.mu/etobunsha/n/nee016f2b9b99

https://note.mu/etobunsha

2015年5月18日月曜日

シッポ考。

このクマゲラの絵からはイマイチ伝わらなかったのだけれど
キツツキを見ると足だけではなく(指の向きもなかなか面白い)
しっぽの三点で体を支え、ガンガン土木工事をしているようだ
(脳震とうしないキツツキの頭の構造がヘルメットに応用された
らしいけれど本当かしら)。

しっぽで支えるといえばカンガルー。
彼らのボクシングは実を言うとキックボクシングでして、
というよりキックだけなことが多いように見えて、
その闘いを支えるのがしっぽ。
全体重がかかってるように見える野太い付け根。ちょっと
ゴジラを…というより、ゴモラに似ている気がした。

ヒトにもしっぽがあれば…と妄想するけれど、
もう「パコダテ人」という映画で描かれていたっけ。
あおいちゃんがカワイイ作品でしたな。

動物行動学の日高先生の本で、人間ほどおかしな哺乳類はないといった
話が書いてありました。なぜに毛がない?そして、なぜ猿では毛がないところに
毛があるのか?なんて。しっぽもない。いつごろ、どんな理由で退化したのか。
たまに先祖返りはあるらしいけれど。尾てい骨出ているヒトも
いますよね。

猫のようなしっぽが生えていたとすると、もうタテマエは
通じなくなりそう。あの方達は表情筋がない代わりに
しっぽで「イライラしているわよっ」とうったえますからね。
そうか。
ヒトは顔の表情で正面の相手に何かを伝える道を選んで進化したから
本心が出ちゃうしっぽは退化させ……んなわけないか。



2015年3月31日火曜日

タヌキツネコ 1号 。


「タヌキツネコ 1号 早春の話」
「根あけ」の追記。
なんとなく木のまわりだから雪解けが早いのだろうと思っていましたが、
どうやら雪面は陽光を反射するのに対して木の側は太陽の熱を吸収しやすく、
それで穴のように融けるのだろうという説を見かけました。
今度詳しい方に会えたらそれで正しいのか聞いてみたい。
漢字で書くと「根開け」。でも気分的には冬から春へ明けていくイメージ。
冬眠明けなら「寝明け」か。とはいえ春はウトウト。
冬眠から春眠にならないように散歩でもしたいものです。


と、こうして生き物とか自分のまわりの季節の話など
描けたら続けて行こうかと。

note.
https://note.mu/etobunsha/n/ne7884f547457


2015年3月9日月曜日

雨の札幌で春について書いた。

さいきん、文字レイアウトが見やすくて投稿しやすいことから
noteを使っています。
イキモノートってほどでもなく、お知らせするほどでもない
ただの思いつきをしたためる場所にしました。
https://note.mu/etobunsha

なんだかブログだとかSNSが飽和状態になってますが
いろいろ試行錯誤してみます。

最新の投稿は
雪解けの景色を見てふと思った
春先の話。

前にも掲載したこの絵の気分になりました。


また、啓蟄を思わせる生き物話は右のラベルから
「両生類」をポチッとしてもらえると
いろいろ出てきます。

よかったらどーぞー。

2015年2月4日水曜日

冬の街路樹。

ナナカマド(七竈、Sorbus commixta

東京の東側で暮らすようになって「ちがうな」と
思ったのが街路樹でした。
冬になっても緑色。葉も落ちない常緑樹。
寒椿も咲くので冬でもカラフルなんですね。

かたや札幌。
住宅街の街路樹といえばナナカマド。紅葉し、落葉し、
赤やオレンジの実をつけます。
色と言えばこれくらい。雪が積もれば山はモノクローム。
ついでに人々の冬服冬靴もダークな色合いになりますので
こちらも東京に比べたら地味です。

コートの色合いはともかく、
ナナカマドのある風景は好きですね。
野鳥もやってきて実をついばみます。
常連はヒヨドリ。
こないだツガイかと思ったら相棒は冬鳥のツグミでした。
たまたまかな?ケンカもしないで一本の木で食事して
いましたよ。
ムクドリたちも見かけます。

札幌市内、12月。

この写真はそっぽ向いたカワラヒワですが(…あれ?冬もいるんでしたっけ?)、
雪と鳥と赤い実のある景色はいいものです。
カラスも絵になります。

七回かまどに入れても燃えないからナナカマド。
と言われていますが、樹木医さんとお話したときに
聞いてみたら
「いや、燃えますよ」
とのこと。そりゃそうだ。
とはいえ、他の木と比べると燃えにくいらしい。
たきぎの下に敷いて使われたのも確かナナカマドでしたっけ?
あれね、ちょっと大げさですよね、ネーミングって。
まあ、七とか八にしたい気持ちはわかります。
燃えにくいけれど強く太く数百年と成長する木ではないので
これらの街路樹も十数年で更新が必要になるのでしょう。
街の景色も少しずつ手入れされていくのかもしれません。


前に描いたイラストだけど、
ナナカマドは冬のモチーフとしてつい描いてしまいます。
アイヌ語でキキンニって呼ぶ地域が多いのでしょうか。
フランス語ではソルビエ。
今の北海道ならソコビエって聞こえちゃう(ただし室内は常春)。

JR Hokkaidoも2月号ですね。
先月はトマムのペンションに現れるキタイイズナのイーちゃんを紹介。
今年はまだ出没していないようで、オーナーさんたち
イーちゃんファンは待ち望んでいるようです。
今月号は、この連載にしてはめずらしく(とほほ)
主役の野生動物に会えました。折しも爆弾低気圧の余波が
ざっばーーん!と残っていた強風の日に
野鳥を探すっつーんですから。
何に会えたのか、ぜひ誌面でご確認ください。勇払原野周辺です。

さて、立春。でもまだ北海道は冬本番ですな。
しばれるわ。