ハキリアリの回はその中でも感動の度合いが高かった。
何が良かったって、BGM。
バレエ音楽のボレロとともに働きアリが大行進。
酒場でダンサーとともに盛りあがる男たちのように
(ボレロのストーリー)、
アリの生態に興奮してしまう。
花びらを運ぶアリの静のリズムに。
彼らの一生の終演には
つい小さな蟻にヒトの感情を重ねてしまう。
シルヴィ・ギエムのボレロを何度か観たのだけれど、
興奮のあとに静かな感動が余韻で残る、
そんな気持ちをアリの番組にも感じてしまった。
とはいえ、ギエムのバレエ鑑賞後とまったく違うのは
一番印象に残った記憶が
「女王アリのビジュアルすごすぎ!」
だったこと。
カーテンコールであの女王出てきたら逃げますわ。
北海道の動物の話ではありません。
南米にお棲まいのアリさんの話でした。
追記>>
イラストに女王アリの「複眼みたいのが」と描いてますが
「単眼だよ」と教えてもらいました。
しかも、トンボとか飛ぶ昆虫には複眼のほかに単眼(やっぱり3つ)を
持つものが多いみたい。気付かなかった−。
複眼は解像度荒いけど口径が広いレンズ搭載した連写が得意なカメラで、
単眼は光センサー?みたいな感じか。
アリの目にうつる光景を知りたくなったよ。
虫の見るリアルな風景の話、どこかで聞けるといいなあ。
鳥もそうだけど紫外線見えちゃうから全然色味が違うんだろな。
ちなみに甲殻類も複眼と単眼を持っているみたい。
やっぱ、エビは虫に近いんだわ……
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