ヒト(人,human,
Homo sapiens)
エゾシカ(蝦夷鹿,hokkaido shika deer,
Cervus nippon yesoensis)
ゴマフアザラシ(胡麻斑海豹,spotedd seal,
Phoca largha)
ハダカカメガイ、クリオネ(裸亀貝,
Clione elegantissima)
久しぶりに更新します。本題の前に近況を。
JR北海道のイラストコラム連載を終え、
よーし、記事をまとめたり、企画を提案したり、
全道のフットパス歩き、日本画教室復活でしょう、
ヨガにジムに一人旅にラジオの英会話、もちろんダイエットも…と
地味ながんばり計画を夢想していたのですが、
みごとにひとつとして実現せず。
いや、ジム復活はしたのです。ヨガのクラスにも数回…からの首をやらかして
整体に行ったっけ。関係ないけど、もっと描こう!とデスクチェアを
ハーマンミラー師匠のセイルチェアにグレードアップしたのですが、
がんばる前に足の薬指をセイルチェアの脚に強打して人生初の骨折体験。
といっても目に見えない程度の剥離骨折。でも骨折は骨折。
長い散歩の際にはテーピング対応しております。ああセイルなチェアよ。
そんなこんなで、
あやうく海外ドラマ漬けインドアオンリーの暮らしになりかけて
おりましたが(なっていた)、おかげさまで北海道の野生動物関連の
ご用命をいただき、ときどき道内各地あちらこちらと
出かけては描いています。
昨年から今年と、吉田類さん責任編集「旅人類」5号に参加
(旅して詠んで書いて飲む、あこがれます類さん)。
この本はなんともマニアな執筆陣が北海道の旅をテーマに
お届けするもの。5号のテーマはオホーツクで、
私は西興部村と紋別を訪れて、イキモノートを書いて描きました。
ちょうど昨年の今頃…よりちょっと前(西興部村の猟期は早くはじまるのです)、
村を訪れたっけ。ああ思い出すヒグマ肉のすき焼き。贅沢だった。
おいしかったなあ………なあ………。
鹿猟への同行は何度か経験があるものの、
獲物が倒れる瞬間を見たのははじめてで(見学者は車内で待機。
たまたま双眼鏡で見られる場所だった)、
野生の力強さをジワジワと感じました。記事にはその気持ちと記憶に残ったシーンを
そのまま描いています。
そうそう、実は取材旅の2週間前にDCCというエゾシカ捕獲認証の試験を受けに
西興部村猟区を訪れていたんだけど、ど緊張ガエル状態で
シカ肉の美味しい料理の記憶もおぼろ。
なおさら、この取材旅の料理がおいしい記憶となったのでした。
試験についてはまた別の記事で。
紋別ではオホーツクタワー階下にある水族館へ。
何度か訪れているお気に入りの場所で、なんといっても
ここの海中窓がたまらないのです。
窓を素通りしているお客さんをつかまえて
「そっちのオオカミウオも見てほしいのですが、これ!
窓の外はオホーツク海なんですよ!何が出て来るかわかりませんよ」と
言いたいくらいの目玉コーナー。まあ、小心者なので観光客への
プレゼンはスタッフの方々におまかせしてもいいですか。
お気に入りとはいえ、取材中はそこまでじっくり
海中窓を見られないので、できることならテーブルとイスと
ブランケットを用意して、ホットワインを片手に一晩中眺めていたい。
あ!そうそう。もうひとつの目玉はバッカルコーン体験。
これは盛り上がりました。大きな声上げてしまった。
どんな体験ができるかというとこんな感じ。
クリオネの実物かなり倍模型で捕食されることができます。
と、このイラストは今描いたので掲載されてないけれど、
誌面にはアザラシを間近で見た体験が載っているのでぜひご覧ください。
さいわい、6号にも参加できる予定で
今は次のテーマ地である空知あたりを旅歩き。
とはいえ出版は来年の話。
それまではぜひこの5号を書店等で手に入れて
ごらんくださいませ。
https://www.facebook.com/tabijinrui/