テレビで花見のリポート。宴会する日本人を珍しそうに楽しそうに眺める
観光客。すると、桜の枝を触っていた観光客をマナー違反として報じて、
リポーターはちゃんと注意をしていた。
その外国人観光客はこう言っていた「とってもきれいで、やわらかそうで。
さわってみたかったの」。
それを見て、正直触らせてあげたいなあと思う気持ちが。だって、私だって
触ってみたい。でも確かに、大勢が自撮りのために枝に触るのは
桜の木には迷惑だろう。とはいえ、折らないように、そーっと触ることを
知る体験はあってもいいのかも(桜の名所ではそうはいかないのだろうけど)。
どうしたら折れてしまうか、それくらいの加減を知っている大人で
ありたいし。お花のしっとり、ふわっとした感覚って気持ちいいし。
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森の入口その2 下描きの下描き。 |
今月(3月)のJR Hokkaido に連載している「ほっかいどうイキモノート」
では、
ばいかださんこと徳田さんにカエルのお話を聞いている。
彼の話を聞いていると、野生には触れない、近づかない、ではなく、
そっと触ったり、間近に観察することで、より生き物に興味を持てるんだな
と思った。カエルのことが気になったら、カエルの棲む池のことも
気になるかもしれない。五感を使えば、より記憶につながるものね。
そんなにわんぱくだった思い出はないし、自然いっぱいの場所で育った
わけでもない。それでも、タチアオイを見ればコケコッコ、オオバコを見れば
ラーメン、シロツメクサは花輪に四つ葉探しと何かを思い出せる。
草花をつんで、さわって、膝小僧や指先が草の汁で染まる感覚がして青くさい。
最近は取材を通して森歩きの面白さを教えてもらい、子どもん時にこんな
こと教えてもらえたらなああ、なんて毎度考えている
(いや、虫こわい、知らない人と一緒なの嫌と
楽しめなかったのかもしれないけどね)。
コープ未来の森づくり基金で出している冊子モリ・イクで
山本牧さん(NPO法人もりねっと北海道代表)の監修で連載していた
「森のコワイ!あぶない?」。私は絵と文でご一緒したページ。
ここには森や原っぱ遊びで出会いそうなあぶない?できごとに
どう対応するか?のヒントを紹介してきたのだけど、
それを一冊にまとめたのが
モリイク別冊「森のコワイ!あぶない?野山の安全ノート」。
ネットでも見られます。
http://www.coop-sapporo.or.jp/contents/view/id/82
ここでも牧さんが話してくれたのは、「あぶない」を遠ざけるのでは
なく、「知る」ことで森の中で安全に楽しく遊ぶこと。
あ、桜にどんどん触ってってことじゃなくて、
なんでもダメじゃなく、時に触って、時に察して、
いろんなものとの距離感をうまくつかめたらいいのになーって
気持ちと告知でした。